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架空の料理 空想の食卓 単行本 – 2009/4/29

4.4 5つ星のうち4.4 13個の評価

商品の説明

著者について

リリー・フランキー
1963年福岡県生まれ。武蔵野美術大学卒業。イラストのほか、文筆(エッセイ、コラム、小説)、写真、デザイン、作詞・作曲、構成・演出、俳優等その活動は幅広い。「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(扶桑社・05年刊)は06年本屋大賞を受賞、220万部を超すベストセラーとなった。また初のオリジナル絵本「おでんくん」はアニメ化されNHK教育テレビで放映された。ギター、ヴォーカルを務めるバンド「東京ムードパンクス」でも活動中。08年初夏公開、橋口亮輔監督映画作品「ぐるりのこと。」で主演を務め、第51回ブルーリボン賞新人賞を受賞。
オフィシャルHP http://www.lilyfranky.com

澤口知之(さわぐち・のりゆき)
1958年鹿児島県生まれ。82年イタリアに渡る。ホテル学校にはじまり、イタリア全集で三ツ星レストランから海の家まで、あらゆる厨房で研鑽を積む。92年帰国。93年、東京・六本木に「ラ・ゴーラ」(喉の意)をオープンし、シェフ、店主を務める。01年イタリア料理の普及に貢献したイタリア内外の人物に叙勲されるグイドアルチャーティ国際褒賞を受賞。04年同じく六本木に「リストランテ・アモーレ」を開店。シェフ、店主を務めている。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 扶桑社 (2009/4/29)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2009/4/29
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 286ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4594057306
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4594057305
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 13個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
結構前に出版され、なかなか購入する機会のないまま時は過ぎ。今回、アマゾンを通じて購入することができて大変満足しています。
2010年4月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人が自分の意思とお金で食べたい物を食べられる様になる年齢を
20歳とすると人生80年三食ちゃんと食べたとして
60年×365日×3 食=65700食。
これを多いと見るか少ないと見るかはその人次第だが
おおよそ一生に於ける食事の回数は決まっている事になる。
あくまで私的な意見だがその限られた食事
ただ胃に物を詰め込む生命維持の様な事態はなるべく避けたい。
出来ることなら一食たりとも不本意な物にしたくないと思うのだ。
食に対する意識が他人よりも高いのか
普段からこの様な事を考えていたのだが
イギー氏に勧められたこの本、リリー・フランキー/澤口知之著
「架空の料理、空想の食卓」を読んでさらにその思いを強くした。

この「架空の料理、空想の食卓」ざっくり内容を説明するとこう。
リリーの思いつく様々なシュチュエーションに合う料理を
日本屈指のイタリアンシェフ澤口知之が最高の腕と食材を使い具現化する。
リリーと澤口シェフ余程気心が知れているのだろう。
読む限りでは綿密なイメージの伝達はされている訳ではなく
漠然としたテーマの輪郭と想像するに使ったソースが
ざっくり伝えられているだけの様なのだが
毎回、散々旨いものを食ってきたであろうリリーを唸らせ
心揺さぶる逸品達がテーブルを彩るのだ。

この本に登場する料理達を見て思う事はまず「食いてぇ!」この一言。
いきなり視覚に飛び込んでくる天然の原色と原型を留めた食材
味を想像する前に条件反射でかぶり付きたくなるディープインパクト。
人が忘れかけたスピリチュアルな本能を呼び起こす狂気のイタリアンは
ごく大衆的な料理に落とし込まれ見た目と味の二つを
他所と比較するのに容易い。
これは余程の自身が無ければ出来ない芸当で
澤口シェフの才能がスパークしている証拠なのである。
良く「食べるのがもったいないくらい美しい料理」と言うのを聞くが
もったいないなら写メでも撮って食べずに帰ればいい。
料理たるもの一目で食欲中枢を刺激して何ぼ。
「美しい」より「旨そう」の方が料理に対する褒め言葉として先なのだ。
さらにこの澤口シェフ、理人の枠を遥かに超えた文才で
自身の一皿に知性のグラッパを添える
非凡とはこう言う男の為にあるのだろう。

そしてこの狂気のイタリアンへの食欲をいっそう加速させるのが
リリーの腰に来る官能的な文章
具体的に味を表現する言葉はほとんど登場しないにもかかわらず
しっかりとその味が伝わってくるのは
リリーの確かな味覚と豊富な経験、知識に他ならない。
何より特筆すべきは文章から漂うエロさ!セックスをベースに
料理を語る事がこうも的確で豊穣な表現になるのかと驚いた。

人間の行動の中で視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚、五感を
フルに使うのは食事をセックスだけらしい。
したがってこの二つをおざなりにすると言う事は
意図的に感覚を鈍らせて行くのに他ならない。
いつの間にか日々の中に埋もれて行く食の重要性
この「架空の料理、空想の食卓」で食べると言う行為を
見つめ直すきっかけにしてはどうか?
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年11月16日に日本でレビュー済み
雑誌「料理天国」に3年半、33回に渡って連載された
リリー・フランキーのエッセイ+澤口知之の料理で
構成された贅沢な一冊。

一回につき2枚以上のカラー写真がつけられており
強気なだけではない料理人の腕が振るわれた
料理写真だけでも見ごたえがある。

おまけに下ネタだけにとどまらない、
男の哀愁に満ちたリリー・フランキーの筆致が最高。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート