本書は15名の執筆者がそれぞれ得意の分野を担当し、それを監修・執筆したのが田中英道氏だが、この本は著者が前書きでも言っているように、ナショナリズムの発揚のためのお国自慢ではない。日本は第二次世界大戦の敗戦によって、反省と言う名のもとに、極端な過去の日本否定が始まった。日本の文化は中国・朝鮮からの移入と言う認識が作られ、日本的伝統が否定された。 本書は、日本の誇りを取り戻すだけではなく、このような日本否定歴史観を変えるべく、日本の価値を再検討しようとするもので、正に、これは世界に誇る日本の財産目録である。 世界一とは、たとえ小事であれ、それが何らかの形で、世界の文明観を一新したり、文化を一層深めたりする精神史的な価値がなければ意味がない。その文明的な価値、文化的価値には、そこに質的な優劣の判断が必要になってくる。 独自の視点から日本史の中の世界一のもの「50」項目が挙げられているが、万世一系の天皇を戴く日本歴史の古さ、大自然と共存共栄の協調性を重視する縄文時代からの温和な民族性、繊細な職人気質のものづくり、古いものを大切にする伝統・精神文化、責任感による実直な勤勉さ、清潔さといったものが複合的に良い具合に影響し合っているように思える。 とにかく、世界で陸地面積のわずか0.2% 、世界人口の約1.7% に過ぎない日本にこれだけ数々の世界一があることは驚異的なことであり、日本人の優れた特異性を示すことになっている。 ところで、イメージを膨らませ理解を深めるためにもそれぞれに写真添付による紹介・説明が必要であるが、著作権や製作費用の面で限界があるのかもしれないが、本書には写真がなく文字のみの説明であり、残念である。 本書は、日本人が日本の歴史や文化を理解して日本に誇りを持ち、愛国心を抱かせる良書であり、一家に一冊、更には大学や図書館等の公的機関にも具備すべき必需本だが、中学や高校の歴史教科書の副読本としても採用すべきかと思われる。 そして、本書を電子版(kindle版等)発行、更に、対外的な日本の歴史・文化紹介の一環として電子版(kindle版等)の英語版を広くネット拡散すべきかと思われる。但し、その時は写真添付による紹介・説明が必要である。 本書は、独自の視点による日本の歴史や文化における世界一のもの「50」項目を紹介しており、多くの賛同・初耳・驚きの情報満載であるが、小生の知見から別情報の<コメント>を添付するので、今後の購読者の参考になれば幸いです。
【目次と別情報のコメント追加】
(1)世界最古の土器―縄文土器 ;<コメント> 世界最古の土器は1988年、青森県の大平山元遺跡で見つかった1万6500年前(縄文時代前)のもの、世界最古の漆製品は北海道南茅部町で発見された約9000年前(縄文時代)のもの、さらに、世界最古の貝塚も昭和25年に、日本の三浦半島で発見された1万年近く前(縄文時代早期前半)のもので、世界最古級の墓も、約2万年前の日本の大阪府藤井寺市のはさみ山古墳である。 (2)世界最古の庭園―千居・縄文遺跡 (3)八百万の神々の国・日本 (4)古代の超高層建築・出雲大社 (5)世界最大規模の古墳―仁徳天皇陵 (6)世界最古の老舗―金剛組 (7)聖徳太子の「和」の思想
(8)世界最古の木造建築―法隆寺;<コメント> 四季の変化(高温多湿~厳冬)、地震、台風、豪雨などの日本特有の厳しい環境に耐えて、法隆寺が1400年以上も腐らず虫食いもせず倒壊せずにいるのは、その建築用材が日本特産種ヒノキのお蔭である。そして、世界最古の博物館の正倉院や伊勢神宮などの神社仏閣の優れた木造建築物を実現ならしめているのも日本特産種ヒノキのお蔭であり、正に、日本特産種ヒノキは日本独自の世界一と言っても過言ではない。 ヒノキ【檜・扁柏】 Hinoki cypress ; ヒノキ科ヒノキ属の常緑針葉樹/学名Chamaecyparis obtusa /日本特産種で、本州中部から四国、九州を経て屋久島に分布/辺心材の差ははっきりしないことが多く、辺材は淡い黄白色、心材は黄白色ないし淡紅色/ 木理は通直で均質。狂いが少なく、加工性は良い。耐湿、耐水性が良く、保存性が高い。肌目は精で、表面を上手に仕上げると特有の光沢を出すことが出来る。気乾比重 0.41~0.45 /寺社建築をはじめ高級建築材、造作材、建具材、家具材、曲物材など幅広く用いられる/木曾檜は尾州檜の名でも有名。また、特有の芳香を放つ。ヒノキは、この木を擦り合わせて火をつけたことから由来する/台湾に類似種のタイワンヒノキ(台檜・タイヒ)があるが、ヒノキより重硬で脂(ヤニ)分が多い。ちなみに、中国語で「檜」は、ビャクシン(イブキ)のことを指すようです/英語では、ジャパニーズサイプレス (Japanese Cypress)
(9)世界最古の印刷物―百万塔陀羅尼経法隆寺 (10)伊勢神宮の式年遷宮―永遠なる今 ; <コメント> 伊勢神宮では20年に一度、式年遷宮と言って、125の神殿および装束や道具全てを新しいものに作り替えている。この20年と言うのが宮大工や職人の技術伝承に丁度合っていて、この素晴らしいシステムは伊勢神宮が1300年以上も続いている大きな要因の一つになっている。この時に御用材として用いられる日本特産種ヒノキは約1万立方メートル、約1万3000本にもなります。20年間使われた御用材は全国の神社に受け渡され、大切に使われます。特に、内宮と外宮の御正殿の棟持柱は、20年間の役目を終えると、鉋をかけられて新品のような白木となり、次の20年間は内宮の宇治橋の両側に立つ鳥居に再利用される。その役目を終えると、また、鉋をかけられて新品のような白木となり、次の20年間は伊勢の入り口、つまり、旧東海道関宿の追分と、桑名七里の渡し場跡の鳥居として再利用されます。この役目を終えると、その段階ですでに60年間用いられていたことになります。さらに、また鉋をかけられて新品のような白木となり、今度は全国の神社に受け渡され、朽ちるまでさらに何百年も大切にされている。 第1回式年遷宮以来、御用材となる日本特産種ヒノキはすべて神宮付近の山から調達されていたが、江戸時代中期からはおもに「木曽の日本特産種ヒノキ」が使われてきた。 大正時代以降、神宮は「再び宮域林から御用材を」との森林経営計画を着手し、毎年2万本の日本特産種ヒノキが植樹されている。 (11)国旗「日の丸」物語 (12)世界最古の温泉宿―法帥 (13)世界最大のブロンズ像―奈良の大仏 (14)現存する世界最古の博物館―正倉院 (15)世界最古、最大の和歌集 (16)八世紀に演奏していた日本のオーケストラー雅楽 (17)マルコポーロを超える円仁の「入唐求法巡礼行紀」 (18)世界最古の国歌「君が代」; <コメント> 「君が代」はヘブライ語によるユダヤ民族の信仰告白 ;1903年(明治36年)にドイツで行われた「世界国歌コンクール」で、「君が代」は一等を受賞した世界に誇るべき国歌である。 国歌「君が代」のテーマは皇統の永続性であり、歌詞は10世紀に編纂された『古今和歌集』に収録されている短歌のひとつ程度が一般の日本国民の認識であるが、日本語とヘブライ語のコラボレーションの君が代の由来において、「君が代は、千代に八千代にさざれ石の巌となりて、苔のむすまで」のヘブライ語訳は、「立ち上がれ ! 神を讃えよ ! 神の選民であるシオンの民は、選民として喜べ ! 人類に救いが訪れ、神の予言が成就した。全地あまねく宣べ伝えよ ! 」であり、ユダヤ民族の信仰告白が含められていたのです。」との解釈がある。 そして平安時代において日本語とヘブライ語を自由自在に使いこなし、尚且つヘブライ民族の宗教観を理解しうる人物像は「弘法大師」以外に無く、2つの言語の見事なコラボレーションが実現している。 (19)世界最初の長編小説―紫式部の「源氏物語」 (20)日本の庭園の美しさー「作庭記」 (21)桜を愛する国民の「花見」の文化 (22)最も豊かに仮面を使った日本の演劇・能 (23)日本の「茶道」の世界性 (24)信長の軍事革命は世界一 (25)世界一の経済大国―16世紀の日本 (26)巨大な城・安土城と現存する白鷺城 (27)玉川上水―十七世紀の江戸の土木技術 (28)世界で最も良い並木道―日光杉並木 (29)算聖―関孝和 (30)江戸時代、268年間の安寧 ;<コメント> (24)信長の軍事革命は世界一の説明にもあったが、当時の日本の火縄銃総数は全ヨーロッパ諸国の所持数以上の軍事大国であり、当時の世界を2分していたスペイン、ポルトガルも手出しができない強国が日本だった。戦国時代から豊臣秀吉の朝鮮出兵を経て徳川幕府体制が確立して平和な時代を迎えたので、キリスト教宣教師を先兵とした侵略国家のスペイン、ポルトガルを排除し、長崎・出島のオランダ、中国を通じて世界の情報を入手する鎖国政策を行ったが、これは、当時世界一の軍事大国だったので成し得た江戸時代の、268年間の安寧であった。現在のスイスも、国民皆兵の軍事力をベースに永世中立国家となっており、平和には強力な軍事力の背景が必要であることを物語っている。 (31)武士道とは ;<コメント> 朱子学(八条目)により侍精神(大和魂・武士道)が養成された! 徳川幕府が官学として朱子学を据えたが、朱子学とは「理気説」という宇宙論・人間論に基づいて八条目「格物、致知、誠意、正心、修身、斎家、治国、平天下」の実践法をもって理想的な「人間づくり」と「社会づくり」を目指す、一種の実践哲学であり、朱子学は天下太平の世における武士層にとって大いなる救いとなり、侍精神(大和魂・武士道)が養生された。 つまり、日々において「誠意、正心、修身、斎家」に励み、自らの人格と道徳水神を高め、いざという時の「治国、平天下」に備えておくこと、それこそが自分たち武士のやるべき重大な仕事であり、課された重大な使命として使命感と生き甲斐を与えてくれた。つまり、朱子学(八条目)により侍精神(大和魂・武士道)が養成されたことになる。 (32)ジャポンの代名詞になった漆芸の素晴らしさ (33)日本の花火の豪華さ美しさ (34)江戸は世界一美しい都市 (35)先物取引は大坂堂島から始まった! (36)伊能忠敬の情熱が生んだ「大日本沿海興地全図」 (37)西洋美術を変革した「ジャポニズム」-北斎画・浮世絵 (38)江戸時代の教育水準は世界一 (39)平和裏の権力移譲・江戸城無血開城 (40)長さ世界一の木造歩道橋―静岡・大井川の蓬莱橋 (41)パーフェクト・ゲームとなった日本海海戦「日露戦争」 (42)パリ講和会議で人種差別撤廃を訴えた日本 (43)夢の超特急・満鉄特急[あじあ号] (44)世界一の戦艦大和 (45)戦後日本、奇跡の復興と高度経済成長 (46)世界初の国民皆「医療」保険制度 (47)世界一犯罪率の低い文明国
(48)日本のマンガ・アニメが世界をリードする! ;<コメント> 日本に来て人格を変える中国人が急増中! 日本のアニメがもつ感化力の秘密とは? 2019.3.19(火) 瀬口 清之 ; 日本人が作るので、日本のアニメの中には日本の伝統精神文化が自然に内包されている。思いやり、おもてなし、恥の文化などが代表例だ。 多くの中国人が幼い頃から日本のアニメを夢中になって見ているうちに、その日本の伝統精神文化が無意識のうちに心の中で共有され、深く浸透していく。一つひとつ心を込めた丁寧なおもてなし、相手の心情を察した細やかな思いやり、不都合な結果に関して他者を責めず自らの努力不足を問う自責の念、外面的な一律の基準で定められたルールに反すること以上に自分の内面の良心に反することを恥じる恥の文化・・・。日本のアニメを見て育った中国人の心の中にあった種が、来日して直接日本人の世界に接して芽を吹き、開花する。一度開いた花は元の種には戻らない。日本の特徴は、精神文化が心の中だけにとどまらず、日々の生活上での実践を通じて社会全体に生活習慣として根づいたことにある。日常生活の中に根づいた東洋思想の意識は親から子へ、無意識のうちに代々引き継がれているため、今も伝統精神文化が日本の社会に生きている。それが日本の漫画やアニメの中に表現されているため、日本の精神文化の起源である中国人の心に心地良く浸透する。中国人は日本のアニメを通じて自分自身の心の故郷に帰って安心するのではないだろうか。これは東洋思想がもつ感化力である。中国人が欧米に留学しても中国人のまま帰国するが、日本に留学した中国人は半分日本人になって帰国すると言われているそうである。 ある米国人の友人が、子供と一緒に10日間ほど日本を旅行したところ、それまでいくら礼儀作法や道徳を守る大切さを教えても身につかなかったにもかかわらず、日本から帰国すると別人のように礼儀正しく道徳を大切にするようになり、逆に親の方が子供から注意されるようになったという話を聞いたことがある。 思いやりは「仁」、恥の文化は自分の悪を恥じる心、すなわち「義」、おもてなしは「礼」。いずれも中国古典の中で最も重視される人間としての基本的内面規範である。ちなみに、「智」はどこの国でも重視され、「仁」「義」「礼」「智」が備わる人物は誰からも信頼される。すなわち、「信」である。ここに東洋思想が重視する内面規範である「五常」、仁義礼智信が揃う。日本のアニメを支える精神文化の原点がここにある。 明治維新以来150年間にわたって、欧米社会思想をベースに西洋型の政治・経済・社会制度を構築し、定着させてきた日本人だからこそ、東洋思想の本質を欧米諸国の人々にわかりやすく伝えることができる。 これは少なくとも現時点において日本人だけができることである。 西洋思想に基づくルール・ベースの社会制度の上に東洋思想の内面規範ベースの道徳観を導入することにより、世界が直面する社会分裂の苦しみを打開する。言い換えれば、西洋と東洋の知の融合によりグローバルコミュニティの精神的安定基盤を醸成するのが日本の歴史的使命である。 (49)自然破壊との調和、森林の保存の歴史
(50)世界最長の王朝、万世一系の天皇 ; <コメント> 「古代北イスラエル国王家エフライム族が渡来して古代天皇家になった証拠」 ① 旧約聖書と日本神話の類似性 ② キルギス人の伝説(マナス叙事詩)
③ 神武天皇の和風諡号はエフライム族出自の証明 ;神武天皇の和風諡号「神日本磐余彦天皇(カム・ヤマト・イワレ・ビコ・スメラ・ミコト)」は、ユダヤ人研究家ヨセフ・アイデルバーク氏によると、これはヘブル・アラム語で「カム・ヤマトウ・イベリ・ペコ・シュメロン・マクト」と聞こえ、これは「サマリアの王、ヤハウエ神のヘブライ民族の高尚な創設者」を意味し、サマリアは古代北イスラエル王国のことで、サマリアの王とはエフライム族の王家のことなので、初代神武天皇の古代天皇家は古代北イスラエル王国王家エフライム族出自であり、古代大和朝廷は古代北イスラエル王国再興であることを証明している。 ④ 天皇家の王冠「イスラエルとユダの統一紋章」 ;「日本固有文明の謎はユダヤで解ける」ノーマン・マックレオド/久保有政著では、麒麟を一角獣のユニコーンと捉え、ユニコーンが北イスラエル王国の王家の属するエフライム部族の紋章・シンボル、そして、獅子が南ユダ王国の王家の属するユダ族の紋章・シンボルであることから、この図柄の王冠を「イスラエルとユダの統一紋章」と解しました。 ⑤ Y染色体DNA D2系統(YAP遺伝子)のエフライム族とマナセ族の渡来 ⑥ 万世一系の天皇家は世界で最も長く続いている王家
<<番外編>>
日本の歴史の中で、ある意味で世界一と言うべき独自の文化・風習・発明、現在の日本が誇る世界一の重要素材・部品&重要製造技術&重要装置・製品、更に、日本人が実用化・発見した物・技術を紹介する。
<独自の文化、風習、発明の世界一>
歌舞伎、浄瑠璃、能、狂言、日本舞踊、落語、浮世絵、盆栽、錦鯉、折り紙、ミウラ折り、風呂敷包み、提灯、日本茶、日本酒、足袋、相撲、柔道、空手、合気道、剣道、弓道、茶道、華道、居合道、短歌、俳句、川柳、屏風(折畳式衝立)、提灯、江戸切子、扇子、ソメイヨシノ、日本刀、着物、浴衣、和紙、鵜飼い、舞妓、芸者、カタカナ、ひらがな、近代概念の和製漢語、折りたたみ傘、和包丁、寿司、刺し身、わさび、醤油、味噌、かつお節、出汁、懐石料理、弁当、和牛、割り箸、カラオケ、琴、三線、和太鼓、尺八、日本民謡、演歌、レトルト食品 、食品サンプル、居酒屋、回転寿司屋、炊飯器、粉末酒 、インスタントラーメン(元台湾人が発明)、柔軟オブラート、カニカマ、うま味の発見(酸味・甘味・塩味・苦味の4基本味に加わるべき第5の基本味)、味の素、カプセルホテル、自動販売機天国 、真珠・鮭・マグロ・ハマチ養殖、乾電池、リチウムイオン電池 、テレビアンテナ(八木・宇田アンテナ)、シャープペン、ホッカイロ、自転車用ライト、こたつ、温水洗浄器、男女が並ぶトイレマーク、公認先物取引所、株式ローソク足チャート、etc
<現在の日本が誇る世界一の重要素材・部品&重要製造技術&重要装置・製品>
▼レアガス ◇ネオン(Ne) ◇クリプトン(Kr) ◇キセノン(Xe) ▼「FDP(フラットパネル・ディスプレイ)製造装置メーカー、半導体製造装置メーカー、特に、液晶や有機ELの基板上に精細な画素パターンを焼き付ける露光装置の分野では、ニコンが圧倒的なシェアを持っている。 ▼大型の基板を運ぶ特殊な産業ロボットの分野では日本勢が圧倒的な存在感を誇る。 ▼液晶、配向膜、熱硬化性材料、ポジ型感光性材料、ネガ型感光性材料などの重要素材 ▼半導体製造に使われるシリコンウエハー、金線などの重要素材 ▼リチウムイオン正極材料 ▼不二サッシのマグネシウム合金 ▼石油の精製、原子力発電所 ▼日本の鉄道レール製造技術は世界一 ▼重質油原料によるジェット燃料の製造世界一 ▼世界3大建機メーカー、世界4大工機メーカー、産業用ロボット日本3大メーカーで世界シェア5割以上 ▼日本のシームレス・パイプライン技術は世界一 ▼原発やパイプラインに欠かせない非破壊検査は世界一 ▼『金型生産額』日本は世界1位 ▼『光ディスク修復装置のシェア』日本は世界1位 ▼『LED(発光ダイオード)、蛍光体メーカー』日本は世界1位 ▼『板ガラスのシェア』日本は世界1位 ▼GPS誤差1センチ、精度世界最高 ▼『遮熱特種塗料及び航空機特種塗料技術』世界一 ▼『 偽造防止特種インキ製造技術』世界一 ▼『紙幣印刷技術』世界一 ▼『セキュリティ用ステルスインキ製造・技術』世界一 ▼最新鋭ステルス戦闘機製造に参加する企業
<これが本当の日本の10大発明>
①ネオジム磁石 ②インスタントラーメン ③iPS細胞 ④エイズ治療薬 ➄光ファイバー ➅二足歩行ロボット ⑦小惑星探査機(はやぶさ) ⑧クォーツ式腕時計 ➈青色発光ダイオード ➉新幹線 ;こだま(音)よりひかり(光)が速く、のぞみ(望み)は光よりも速い。
<日本人が実用化・発見した物;1>
エイズ治療薬、認知症治療薬(アリセプト)、がん免疫治療薬(オブシーボ)、脂質降下薬(スタチン)、フィラリア予防薬 、iPS細胞、岡崎フラグメントの発見、分子進化の中立説、青いバラ(遺伝子組換え)、CRISPRの発見(ゲノム編集技術の基礎) 、ビタミンの発見、アドレナリンの発見、免疫グロブリンEの発見、インターフェロンの発見、インターフェロンの量産、緑色蛍光タンパク質の発見、エフェドリンの発見、ジベレリンの発見、アベルメクチンの発見、メタンフェタミンの発見、タクロリムスの発見 、血清療法、全身麻酔薬での手術 、タカジアスターゼ(消化酵素剤)、アスパルテーム、トレハロース、異性化糖 、レンネットの量産(チーズ酵素)、ビデオデッキ、ブラウン管/液晶/プラズマ/有機EL/レーザーテレビ、オーロラビジョン 、緊急警報放送、直接衛星放送、ハイビジョン放送、ハイブリッドカー、電子制御式CVT車、リアカー 、カーナビ、エアバッグの発明(実用化は欧米が先)、電動格納式ドアミラー、自動ブレーキ、駐車支援システム、ウイングボディ、タクシーの自動開閉ドア 、ロータリー/ハイブリッド/ターボ/イオン/CVCCエンジン、小型のディーゼルエンジン(HB形)、新幹線、自動改札・座席予約システム(鉄道用オンライン・リアルタイム)、PCMプロセッサー(民生用)、電気メガホン、消音スピーカー、デジタル補聴器 、ウォークマン、カラオケ、MIDI、FM音源シンセサイザー、PD音源、リズムマシン(ローランド・TR―808)、スラグリジェクター(偽貨排除)やコインリターン、ホットとアイスを両立できる自動販売機 、オンライン現金自動支払機、郵便物自動処理装置 、加圧式石油ストーブ、缶コーヒー 、使い捨てカイロ、アイスノン、ハクキンカイロ、家庭用インバーターエアコン 、プラスチック消しゴム、サインペン、修正テープ、消せるボールペン、折る刃式カッターナイフ、針なしホッチキス 、ホワイトボード 、放射性物質を含まない夜光塗料(N夜光・ルミノーバ) 、非常口のマークのデザイン 、スマホ等で使われる絵文字、QRコード、自撮り棒 、魚群探知機、水上バイク、海底道路/海底鉄道トンネル、シイタケの人工栽培、小麦農林10号 、点字ブロック、ポケットティッシュ(機械化して大量生産)、etc
<日本人が実用化・発見した物;2>
CPU(論理設計)、光ファイバー、ノートパソコン、コードレスペンタブレット、ワードプロセッサ 、オールトランジスタ/IC/LSI化/COS化ポケット/カード・タイプ電卓 、VHS、CD、MD、DVD、BD、垂直磁気記録方式HD、フラッシュメモリ、メモリーカード 、地球シミュレータ、パソコンの圧縮ソフトのアルゴリズム(LHA)、Winny(ピュアP2P方式)、ネオジム磁石(世界最強の永久磁石)、フェライト磁石(ステルス機の電波吸収材)、Mn-Al-C磁石、IGBT、エサキダイオード、導電性ポリマー、VCSEL、青色発光ダイオード、緑色半導体レーザー 、オゾンホールの発見、ソーラーセイル(太陽帆)、小惑星探査機はやぶさ、全段固体燃料ロケット、地球磁場の反転説、「Z項」の発見 、正規空母、ホンダジェット(自然層流ノーズ・自然層流翼)、ニホニウム(元素番号113番)の発見、ニュートリノ振動の発見、光造形法(3Dプリンタの基幹技術)、インクジェットプリンター、光触媒、ユニットバス 、胃/大腸内視鏡カメラ、超音波診断装置、ヘリカルスキャンCT、X線画像診断システム、痛みを抑える注射針、カーボンナノチューブ、PAN系炭素繊維、ピッチ系炭素繊維、ヒメダイヤ(世界で最も硬い物質)、超々ジュラルミン、超高張力鋼、アルマイト、緩まないネジ、光格子時計(300億年で1秒しか狂わない)、ホームベーカリー、電子レンジのマイクロ波発生装置(分割陽極マグネトロン)、etc
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日本史の中の世界一 単行本 – 2009/1/1
田中 英道
(編集)
- 本の長さ252ページ
- 言語日本語
- 出版社育鵬社
- 発売日2009/1/1
- ISBN-104594058566
- ISBN-13978-4594058562
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登録情報
- 出版社 : 育鵬社 (2009/1/1)
- 発売日 : 2009/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 252ページ
- ISBN-10 : 4594058566
- ISBN-13 : 978-4594058562
- Amazon 売れ筋ランキング: - 673,187位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 9,380位日本史一般の本
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年7月7日に日本でレビュー済み
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2010年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
東京都杉並区議会議員である杉山芳子さんが会長を務める「草莽全国地方議員の会」のホームページを閲覧した際、本書がお勧め書籍に挙げられていたので興味を持ち、手に取りました。
まず前文に心動かされたので、少々長いですが引用します。
著者は単なるお国自慢で本書を著したのではないことが分かると思います。
(ここから引用)
「世界一のものとは具体的に何か。
この問いには、ある普遍的な価値観がなければ回答が得られない。
よくナショナリズムの発揚に、お国自慢を語る場合が多いが、そうしたものに基づく世界一では説得力を持たない。
(中略)
世界一とは、たとえ小事であれ、それが何らかの形で、世界の文明観を一新したり、文化を一層深めたりする精神史的な価値がなければ意味がない。
その文明的な価値、文化的価値には、そこに質的な優劣の判断が必要になってくる。
(中略)
文明は、質的になかなか優劣はつけにくいが、文化の方は可能である。
(中略)
ところで、なぜ今、世界一を語るべきなのか。
(中略)
日本は第二次世界大戦に参戦したが、その敗戦によって、反省という名のもとに、極端な過去の日本否定が始まった。
それと同時に過去を否定する社会主義思想が重なりあい、歴史教育は惨憺たるものになった。
(中略)
その頃まで(1980年代まで)は、日本には悪い事以外は、世界一のものなど何もありはしない、というような教育がなされたのである。
しかしソ連圏の社会主義の崩壊、中国の資本主義への変貌により、変化が生まれてきたのが90年代であった。
日本が世界経済第二位の地位となり、経済大国が揺るがない、と感じる日本人の自信が回復されるにつれ、それにふさわしい歴史認識が必要になったのである。
(中略)
この書は、日本の誇りを取り戻すためだけではなく、そうした歴史観を変えるべき、日本の価値を再検討する試みである。」
(引用ここまで)
まさに正論です。
そして、これまで学校教育やマスコミで日本の悪い点ばかり強調して吹き込まれてきた私に希望を与えてくれました。
内容は50項目、日本文化や歴史における世界一のものを紹介しています。
参考までに章のタイトルの一例を挙げると、
・世界最古の土器――縄文土器
・世界最古の庭園――千居、縄文遺跡
・世界最大規模の古墳――仁徳天皇陵
・世界最古の木造建築――法隆寺
・世界最古の印刷物――百万塔陀羅尼経(法隆寺)
・世界最古、最大の和歌集――『万葉集』
・世界最初の長編小説――源氏物語
・八世紀に演奏していた日本のオーケストラ――雅楽
・世界一犯罪率の低い文明国
・世界最古の国家「君が代」
・世界最長の王朝、万世一系の天皇
といったところ。
タイトルを読むだけでわくわくしてきませんか?
ご家族で読むのもよし、お子さんに歴史の勉強の一環としてプレゼントするもよし、外国人の方などに日本のことを聴かれた時の話の種としても重宝するであろう良書です。
まず前文に心動かされたので、少々長いですが引用します。
著者は単なるお国自慢で本書を著したのではないことが分かると思います。
(ここから引用)
「世界一のものとは具体的に何か。
この問いには、ある普遍的な価値観がなければ回答が得られない。
よくナショナリズムの発揚に、お国自慢を語る場合が多いが、そうしたものに基づく世界一では説得力を持たない。
(中略)
世界一とは、たとえ小事であれ、それが何らかの形で、世界の文明観を一新したり、文化を一層深めたりする精神史的な価値がなければ意味がない。
その文明的な価値、文化的価値には、そこに質的な優劣の判断が必要になってくる。
(中略)
文明は、質的になかなか優劣はつけにくいが、文化の方は可能である。
(中略)
ところで、なぜ今、世界一を語るべきなのか。
(中略)
日本は第二次世界大戦に参戦したが、その敗戦によって、反省という名のもとに、極端な過去の日本否定が始まった。
それと同時に過去を否定する社会主義思想が重なりあい、歴史教育は惨憺たるものになった。
(中略)
その頃まで(1980年代まで)は、日本には悪い事以外は、世界一のものなど何もありはしない、というような教育がなされたのである。
しかしソ連圏の社会主義の崩壊、中国の資本主義への変貌により、変化が生まれてきたのが90年代であった。
日本が世界経済第二位の地位となり、経済大国が揺るがない、と感じる日本人の自信が回復されるにつれ、それにふさわしい歴史認識が必要になったのである。
(中略)
この書は、日本の誇りを取り戻すためだけではなく、そうした歴史観を変えるべき、日本の価値を再検討する試みである。」
(引用ここまで)
まさに正論です。
そして、これまで学校教育やマスコミで日本の悪い点ばかり強調して吹き込まれてきた私に希望を与えてくれました。
内容は50項目、日本文化や歴史における世界一のものを紹介しています。
参考までに章のタイトルの一例を挙げると、
・世界最古の土器――縄文土器
・世界最古の庭園――千居、縄文遺跡
・世界最大規模の古墳――仁徳天皇陵
・世界最古の木造建築――法隆寺
・世界最古の印刷物――百万塔陀羅尼経(法隆寺)
・世界最古、最大の和歌集――『万葉集』
・世界最初の長編小説――源氏物語
・八世紀に演奏していた日本のオーケストラ――雅楽
・世界一犯罪率の低い文明国
・世界最古の国家「君が代」
・世界最長の王朝、万世一系の天皇
といったところ。
タイトルを読むだけでわくわくしてきませんか?
ご家族で読むのもよし、お子さんに歴史の勉強の一環としてプレゼントするもよし、外国人の方などに日本のことを聴かれた時の話の種としても重宝するであろう良書です。
2013年3月2日に日本でレビュー済み
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『日本の歴史 本当は何がすごいのか 』と続けて読みました。
尖閣や竹島問題にはじまり、日本人の歴史認識が問われているこの時代、多くの方に読んで欲しいと思いました。日本が誇れるものこれから継承し守っていくべきもの、とにかく、知らなかったことの発見の多さに驚かされます。世界に誇れる日本文明を再認識させられます、そして、私たちの日本はすごいと思わせます。中身によっては、教科書におりこんでいただきたいと切に思いました。
尖閣や竹島問題にはじまり、日本人の歴史認識が問われているこの時代、多くの方に読んで欲しいと思いました。日本が誇れるものこれから継承し守っていくべきもの、とにかく、知らなかったことの発見の多さに驚かされます。世界に誇れる日本文明を再認識させられます、そして、私たちの日本はすごいと思わせます。中身によっては、教科書におりこんでいただきたいと切に思いました。
2013年10月6日に日本でレビュー済み
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この年に購入した本の中で断トツに買って良かった思ったほんです。
今まで知らなかった日本の素晴らしさを再認識させてくれた良書です。
今まで知らなかった日本の素晴らしさを再認識させてくれた良書です。