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装飾庭園殺人事件 (扶桑社ミステリー) 文庫 – 2011/9/29

4.0 5つ星のうち4.0 2個の評価

ロンドンのホテルで、男の死体が見つかった。
睡眠薬自殺と思われたが、美しい未亡人はそれを否定。
遺体は高名な造園家で、いまは地方で装飾庭園を手がけているはずだった。
それがなぜロンドンに? 調査をはじめた未亡人の前に次々現われる奇妙な関係者たち。
見えてくる夫の知られざる顔。混迷していく真相探し……そして、
全員を一堂に会して驚愕の謎解きが行なわれるとき、思いもよらぬ世界が現前する! 
英国文学の旗手ジェフ・ニコルスンが巧緻の限りを尽くす、伝説のメタ・ミステリー登場。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 扶桑社 (2011/9/29)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/9/29
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 363ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4594064779
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4594064778
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 2個の評価

著者について

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ジェフ・ニコルスン
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2011年10月12日に日本でレビュー済み
英国お得意のちょっと悪趣味で普通じゃないミステリ。悪趣味といったら語弊があるかもしれない。だ

ってここで描かれる様々な事柄って、人間にはつきものなのだから。それがモンティパイソンに連なるイ

ングランド式ブラックジョークで少し強調されているのが本書なのだ。

 ラストの一同を集めての謎解きパートでは大いに驚いてください。はっきりいってぼくは、こういう結

末にいたるとは思ってもみなかった。だから驚いた。 その驚きは快感だった。本格ミステリとして本書

に挑むと肩透かしをくらうかもしれないが、変格として楽しめる読者にはオススメである。かなり風変わ

りなミステリなのですよ。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年11月6日に日本でレビュー済み
あるホテルで死体が発見され、自殺と周囲から思われるが、死者の奥さんだけ納得せず、たまたまかかわりあった人間や知人等にあたりかまわず再調査を依頼する・・・というのが発端ですが、ここら辺りまでは死者の死ぬ前の行動を探ったり、死者の人格が提示されたりと普通の推理小説のように展開しますが、途中から紆余曲折し始め、最後に問題の解決に至りますが、これも曲者で100%信用していいかわからない解決になっております。登場人物も多く、ほぼ全員が1人称の「わたし」を使う1人称多視点の小説なので、読んでる方も混乱してきます。
著者が何をしたかったか憶測すると、小説全体を巨大で迷宮のような「装飾庭園」に見立てて、登場人物全員を複雑で迷路のような庭園に誘い込み、その中で全員を迷わせ、読んでる読者も煙に巻くというブラックジョークの小説を書きたかったのでは、と思いました。そういう意味では成功してると思いました。
似たようなメタミステリにロバート・クーヴァーの「ジェラルドのパーティー」がありますが、小説としては本書の方が面白かったです。が、普通のミステリのようなカタルシスを期待すると些かがっかりするかもしれません。何故、「装飾庭園」をネタにしたかったかは、訳者あとがきで詳述されてるので一読をお勧めします。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート