戦前の社会の雰囲気を、著者自身の生い立ちとからめて、鮮やかに描写している冒頭から、戦争がはじまり、そして、戦争が終わり、この戦争が、いったい何であったのかを問い質している良本です。
後半には、近隣諸国との問題点を、わかりやすく解説して、日本人に何が必要なのかを問うています。
この素晴らしい本に出合えたことに感謝し、著者のご冥福をお祈りいたします。
巻末には、著者の生い立ちと世界の出来事が年表になっています。
※初出は、「追悼『知の巨人』渡部昇一まるごと一冊永久保存版」(歴史通 2017年7月 ワック)
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戦後七十年の真実 単行本(ソフトカバー) – 2015/7/30
渡部 昇一
(著)
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昭和20年――著者14歳。故郷山形県鶴岡で終戦を迎えた。
戦前は“ごく普通の”軍国少年だった著者の目に、終戦はどう映ったのか――。
保守論壇の重鎮が、日本の「戦後70年」を総括する。
日本の国史を知るためには、日本の虹を見なければなりません。
その虹を見るとは「皇室がいかに見えるか」ということなのです。
戦後、その虹を見せまいと努力したのが占領政策であり、
その占領政策を意識的に維持しようとしたのが日本の左翼勢力であり、
教育現場で実践したのが日教組であると断定していいのではないでしょうか。――本文より
戦前は“ごく普通の”軍国少年だった著者の目に、終戦はどう映ったのか――。
保守論壇の重鎮が、日本の「戦後70年」を総括する。
日本の国史を知るためには、日本の虹を見なければなりません。
その虹を見るとは「皇室がいかに見えるか」ということなのです。
戦後、その虹を見せまいと努力したのが占領政策であり、
その占領政策を意識的に維持しようとしたのが日本の左翼勢力であり、
教育現場で実践したのが日教組であると断定していいのではないでしょうか。――本文より
- 本の長さ193ページ
- 言語日本語
- 出版社扶桑社
- 発売日2015/7/30
- ISBN-104594073077
- ISBN-13978-4594073077
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商品の説明
著者について
渡部昇一(わたなべ・しょういち)
昭和5(1930)年山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。
Dr.phil.(1958)、Dr.phil.h.c.(1994)。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。専門の英語学のみならず幅広い評論活動を展開する。
昭和51年第24回エッセイストクラブ賞受賞。昭和60年第1回正論大賞受賞。英語学・言語学に関する専門書のほかに
『知的生活の方法』(講談社現代新書)、『古事記と日本人』『日本史から見た日本人(古代編・中世編・昭和編)』(以上、祥伝社)、
『渡部昇一「日本の歴史」(全8巻)』(ワック)、『知的余生の方法』(新潮新書)、
『決定版・日本史』『歴史通は人間通』『名著で読む世界史』『名著で読む日本史』(以上、育鵬社)などがある。
昭和5(1930)年山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。
Dr.phil.(1958)、Dr.phil.h.c.(1994)。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。専門の英語学のみならず幅広い評論活動を展開する。
昭和51年第24回エッセイストクラブ賞受賞。昭和60年第1回正論大賞受賞。英語学・言語学に関する専門書のほかに
『知的生活の方法』(講談社現代新書)、『古事記と日本人』『日本史から見た日本人(古代編・中世編・昭和編)』(以上、祥伝社)、
『渡部昇一「日本の歴史」(全8巻)』(ワック)、『知的余生の方法』(新潮新書)、
『決定版・日本史』『歴史通は人間通』『名著で読む世界史』『名著で読む日本史』(以上、育鵬社)などがある。
登録情報
- 出版社 : 扶桑社 (2015/7/30)
- 発売日 : 2015/7/30
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 193ページ
- ISBN-10 : 4594073077
- ISBN-13 : 978-4594073077
- Amazon 売れ筋ランキング: - 841,923位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 752位昭和・平成
- カスタマーレビュー:
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2020年3月3日に日本でレビュー済み
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2019年10月18日に日本でレビュー済み
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渡部昇一さんの著書の入門書、とても読みやすい日本語で書かれている。
世界で最も長い歴史ある皇室、その日本で暮らしていることは幸せなことです。
読んでいない人には推薦したい本です。
世界で最も長い歴史ある皇室、その日本で暮らしていることは幸せなことです。
読んでいない人には推薦したい本です。
2019年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦前生まれで小学校6年で敗戦を迎えた小生にはこの書全てが誤解を解く書物であった。我が少年時代、幼年時代そして青年時代は暗黒の時代で有ったと思う。今からでも遅くはない。真実を努めて吸収したい。
2019年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦後日本がGHQの占領政策によって骨抜きにされ、二度とアメリカに立ち向かわないように仕置きされたことは敗戦国だから仕方ないにしても、その際有能な政治家、思想家、大学教授などが追い出され、そのあとに左翼思想人間が入り込んだのが日本を停滞させた張本人だということがよく分かった。最近になって自虐史観から解放された人たちが増え、まともな国家になりつつあるが、いまだに朝日新聞をはじめとして日本を悪く言うことから抜け出せていない。そもそも朝日は戦前戦争を煽ったにも関わらず、戦後は一転して左翼思想を代表するようになってしまったのはなぜなのか? また、戦後70年が経っても、いまだに憲法を改定していないのは日本だけである。アメリカに押し付けられた英文の憲法を和訳したものが生きているのは現状からかい離している。憲法改定を言い出すと、共産、立憲などが猛反対するが、憲法第9条に縛られすぎである。戦争を自ら仕掛けないという第9条は大切にするべきだが、自衛隊の活動を実態にあったものに変えるべきである。戦中、戦後を通じて連綿として続いている共産主義思想活動からっ早く脱出してまともな国家になって欲しいものである。
2019年7月16日に日本でレビュー済み
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具体的人名・事象を忌憚なく(タブー無く)喋ってた上で、ご自身の意見を明快に旗幟鮮明にしているのが素晴らしい。胸のすく1冊です。
2015年11月25日に日本でレビュー済み
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「自国の歴史を知らぬ者は、自分が何者であるかを知らぬに等しい」という格言がある。
渡辺昇一先生の著作は、大部分を読ませていただいている。特に、「従軍慰安婦」とか
「南京大虐殺」のように、歴史上存在していなかったにもかかわらず、馬鹿の一つ覚え
で日教組などが教える、自虐的歴史認識に強い怒りを感じている僕としては、これは
嬉しい本だ。
鳩山由紀夫氏が総理大臣になり自滅した際、マスコミは「鳩谷氏は宇宙人」とか、
「彼は大金持ちのボンボンだから」という記事が多かったが、僕は少し違うと思う。
僕に言わせれば、鳩山氏こそ、嘘と綺麗事で固められた「戦後民主主義」が産み出
した究極の総理大臣なのだ。
国民の一人として、国や家族の事の大切さを改めて考えさせられた。
渡辺昇一先生の著作は、大部分を読ませていただいている。特に、「従軍慰安婦」とか
「南京大虐殺」のように、歴史上存在していなかったにもかかわらず、馬鹿の一つ覚え
で日教組などが教える、自虐的歴史認識に強い怒りを感じている僕としては、これは
嬉しい本だ。
鳩山由紀夫氏が総理大臣になり自滅した際、マスコミは「鳩谷氏は宇宙人」とか、
「彼は大金持ちのボンボンだから」という記事が多かったが、僕は少し違うと思う。
僕に言わせれば、鳩山氏こそ、嘘と綺麗事で固められた「戦後民主主義」が産み出
した究極の総理大臣なのだ。
国民の一人として、国や家族の事の大切さを改めて考えさせられた。
2015年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中学校の歴史教育では知り得ない内容(真実)が記述されており、つぎつぎとページをめくり、あっという間に読み終えてしまった。
2017年6月14日に日本でレビュー済み
中学生のうちの娘が受けている歴史の授業。
猿人、原人、新人、打製石器、磨製石器、そして青銅器と鉄器がいっぺんに出て来て、4大文明。
舞台は日本に移り、
縄文式土器、狩猟採取、弥生式土器、登呂遺跡、農耕。
卑弥呼。
聖徳太子、蘇我氏。
・・・あぁ、今でもそうなのか。
僕が中学生の頃だったか、
初めて「日本史」というものに接した頃、
遺跡など、考古学的だった舞台から、
いきなり具体的な人間、聖徳太子の登場、
冠位12階、17条の憲法、など、社会制度の話。
「何なんだ。これは。聖徳太子が出てくるまでの人間はどうやって暮らしていたんだ。」
と面食らった覚えがある。
ちょうど今読んでいた、渡部昇一氏(僕が敬愛する故 山本七平氏のご友人)の本、
「戦後七十年の真実」
に、そのことが触れられていた。
(氏は、14歳で終戦を迎えている。)
戦後、動員が終って氏が中学校に戻ると、校長先生が代わっていた。
公職追放令に引っかかったのである。20万人が公職追放になったという(なぜか松下幸之助まで引っかかったという)。
大学、言論界、特に帝国大学では戦前からいた立派な歴史学、政治学の先生が軒並み公職追放された。
後を埋めたのは、戦前にコミンテルン関係で投獄されるとか、取締りの対象になった、要するに左翼の人たち。その教授の座を継ごうとする人たちは、教授と同じ考えでなければならないため、左翼の学者の弟子はみんな左翼化した。
言論界も同様。
サンフランシスコ講和条約(全面講和ではなく、西側単独講和)に反対するDNAを持った人たち。
氏の言葉で言うと、「敗戦利得者」。
皇室廃止を指令したコミンテルンの32年テーゼに直接・間接に関係して戦前に投獄されるとか、取締りの対象になった人たち。
教育界でも義務教育を担当する日教組などは、戦争直後に占領軍が掲げた
「日本人から歴史を奪うことによってプライドを奪え」
という基本方針を継続させる方に向かった。
当時の共産党はソ連の支配下のようなものであったので言うまでもないが、
野党第1党の社会党は、闇市で、警察の厳しい取締りの対象となった日本人とは違って取り締まりの対象にならずに大儲けしたコリアンが金主だった。
(菊池寛と汽車で旅行をした吉屋信子のエッセイに、菊池寛が、「今度の選挙は社会党も苦しいだろう、金もあまりないだろうし」と言ったところ、在日コリアンが、「何を言うか! 社会党には金はあるぞ。俺たちはいっぱい出しているんだ。」とすごんできて、吉屋信子は非常な恐怖心を味わった、というエピソードがある。)
戦前にはコミンテルンから皇室廃止の指示も受けていたため、
戦前の歴史教科書の冒頭に載っていた「日本書紀」「古事記」などの内容は、
「大陸の歴史的資料と整合性のあるもの以外は出さない」
という方針になった。
その結果、戦後の教科書には、戦前にはなかった卑弥呼やら金印やらが歴史上の大事件のごとく取り上げられるようになった。
(戦前の学者がこれらのことを知らなかったわけではなく、『魏志倭人伝』が全く信用ならないものであったため、重要視していなかった。漢委奴国王と刻印されている金印は、朝廷がもらったという証拠はどこにもない。おそらく九州あたりの豪族がもらったのだろう。)
「日本書紀」「古事記」とも神話から始まっているが、日本の歴史を語るときに神話を除くわけにはいかない。なぜならば、神話時代の王朝が現代にまで続いている、世界にも稀な国が日本であるから。
現在の皇室は、天照大神の長男の正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命(まさかつあかつかちはやびあめのおしほみみのみこと )のご子孫で、これが高円宮家に繋がっている。
また、天照大神の次男の天穂日命(あまのほひのみこと)は出雲に行って大国主神の家来のようになる。そして、その子孫は出雲国造となり、その子孫が今の千家に続き、この両家の間のご結婚が整った。
天照大神の弟、須佐之男命が出雲に行って八岐大蛇を退治したところ、尻尾から出た素晴らしい剣が、
「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」で、
景行天皇の息子の日本武尊(やまとたけるのみこと)が倭姫命(やまとひめ)から手渡されたこの剣を使い、敵が草むらに放った火を払ったことから、
別名、「草薙の剣」と称されるようになり、今も三種の神器の一つとなって国の一番重要な宝として残っている。
明治時代には、東大の国史の講義も神話を除かなかった。
「神話をそのまま信じなさい」ということではなく、神話を考慮しないと歴史が分からなくなるからである。
・・・などなど。
猿人、原人、新人、打製石器、磨製石器、そして青銅器と鉄器がいっぺんに出て来て、4大文明。
舞台は日本に移り、
縄文式土器、狩猟採取、弥生式土器、登呂遺跡、農耕。
卑弥呼。
聖徳太子、蘇我氏。
・・・あぁ、今でもそうなのか。
僕が中学生の頃だったか、
初めて「日本史」というものに接した頃、
遺跡など、考古学的だった舞台から、
いきなり具体的な人間、聖徳太子の登場、
冠位12階、17条の憲法、など、社会制度の話。
「何なんだ。これは。聖徳太子が出てくるまでの人間はどうやって暮らしていたんだ。」
と面食らった覚えがある。
ちょうど今読んでいた、渡部昇一氏(僕が敬愛する故 山本七平氏のご友人)の本、
「戦後七十年の真実」
に、そのことが触れられていた。
(氏は、14歳で終戦を迎えている。)
戦後、動員が終って氏が中学校に戻ると、校長先生が代わっていた。
公職追放令に引っかかったのである。20万人が公職追放になったという(なぜか松下幸之助まで引っかかったという)。
大学、言論界、特に帝国大学では戦前からいた立派な歴史学、政治学の先生が軒並み公職追放された。
後を埋めたのは、戦前にコミンテルン関係で投獄されるとか、取締りの対象になった、要するに左翼の人たち。その教授の座を継ごうとする人たちは、教授と同じ考えでなければならないため、左翼の学者の弟子はみんな左翼化した。
言論界も同様。
サンフランシスコ講和条約(全面講和ではなく、西側単独講和)に反対するDNAを持った人たち。
氏の言葉で言うと、「敗戦利得者」。
皇室廃止を指令したコミンテルンの32年テーゼに直接・間接に関係して戦前に投獄されるとか、取締りの対象になった人たち。
教育界でも義務教育を担当する日教組などは、戦争直後に占領軍が掲げた
「日本人から歴史を奪うことによってプライドを奪え」
という基本方針を継続させる方に向かった。
当時の共産党はソ連の支配下のようなものであったので言うまでもないが、
野党第1党の社会党は、闇市で、警察の厳しい取締りの対象となった日本人とは違って取り締まりの対象にならずに大儲けしたコリアンが金主だった。
(菊池寛と汽車で旅行をした吉屋信子のエッセイに、菊池寛が、「今度の選挙は社会党も苦しいだろう、金もあまりないだろうし」と言ったところ、在日コリアンが、「何を言うか! 社会党には金はあるぞ。俺たちはいっぱい出しているんだ。」とすごんできて、吉屋信子は非常な恐怖心を味わった、というエピソードがある。)
戦前にはコミンテルンから皇室廃止の指示も受けていたため、
戦前の歴史教科書の冒頭に載っていた「日本書紀」「古事記」などの内容は、
「大陸の歴史的資料と整合性のあるもの以外は出さない」
という方針になった。
その結果、戦後の教科書には、戦前にはなかった卑弥呼やら金印やらが歴史上の大事件のごとく取り上げられるようになった。
(戦前の学者がこれらのことを知らなかったわけではなく、『魏志倭人伝』が全く信用ならないものであったため、重要視していなかった。漢委奴国王と刻印されている金印は、朝廷がもらったという証拠はどこにもない。おそらく九州あたりの豪族がもらったのだろう。)
「日本書紀」「古事記」とも神話から始まっているが、日本の歴史を語るときに神話を除くわけにはいかない。なぜならば、神話時代の王朝が現代にまで続いている、世界にも稀な国が日本であるから。
現在の皇室は、天照大神の長男の正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命(まさかつあかつかちはやびあめのおしほみみのみこと )のご子孫で、これが高円宮家に繋がっている。
また、天照大神の次男の天穂日命(あまのほひのみこと)は出雲に行って大国主神の家来のようになる。そして、その子孫は出雲国造となり、その子孫が今の千家に続き、この両家の間のご結婚が整った。
天照大神の弟、須佐之男命が出雲に行って八岐大蛇を退治したところ、尻尾から出た素晴らしい剣が、
「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」で、
景行天皇の息子の日本武尊(やまとたけるのみこと)が倭姫命(やまとひめ)から手渡されたこの剣を使い、敵が草むらに放った火を払ったことから、
別名、「草薙の剣」と称されるようになり、今も三種の神器の一つとなって国の一番重要な宝として残っている。
明治時代には、東大の国史の講義も神話を除かなかった。
「神話をそのまま信じなさい」ということではなく、神話を考慮しないと歴史が分からなくなるからである。
・・・などなど。