銃器に興味のある読者も多い作者の作品群ですが、最近の作品の中には、銃器の描写に「ん??」と思うことがありました。 しかし、今回の作品では、とても良いではないですか!! M1911系の当時の精度向上の技巧の描写の部分など、非常に良いです。上巻だけでなく、下巻でも、銃器に関する描写は秀逸で、うれしくなります。さらには、機関拳銃化したM1911の改造銃の話なども良いですし、謎のシリンダー状の部品、これが、全くマイナーな銃の部品(銃口制退器)であるのですが、まあ、気が付きませんよね、絶対に。
うれしくなって、ついついじっくりネチネチ読んでいたので、読み進む速度がゆっくりになってしまい、上下巻を読破するのに、一週間以上掛かってしまいましたが、この作者のファンであれば、おそらく同じように楽しみながらじっくり読んでいる方が多いのではないかと思います。
道具としての銃ですが、そこに、現代の銃器には無い「趣」を理解出来る方であれば、私と同じ気持ちを持たれることと思います。
下巻のほうのレビューには、意地悪な指摘もしておきましたが、次回作も楽しみにしています。
(追記 4/11)
ところがドッコイ、ネチネチ読み返していたら早速見つけちゃいました。上巻105頁前半、着弾が左へ逸れるので照星を右に曲げたと書いてある訳ですが、もしも、それやったらいよいよ着弾は左へ逸れるのデシタ。もしも、「**を右へ曲げる」のであれば「照星」ではなくて「照門」を右へ”move”するのが、M1911やM1911A1では一番容易な調整方法です。 もしも日本語訳の間違いで無ければ、さすがに銃器大国U.S.A.で書かれている小説なので、見過ごす訳にはいかない描写です。 ファンの為に、わざと「ウォーリーを探せ」的な間違い探しを仕込んでアルのかしらん??
それにしても、「ハードボール」とか、角を丸めるとか、良い響きです。 挙げ句の果て、革のストラップをグリップセフティに巻き付けて....などなど、 今風に言えば「良い子は決してマネをしないでください。」的な、ワクワクする描写がてんこ盛りなので、やはり、今回の作品も買いですよ!!
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Gマン 宿命の銃弾(上) (扶桑社ミステリー) 文庫 – 2017/3/29
スティーブン・ハンター
(著),
公手成幸
(翻訳)
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- 本の長さ462ページ
- 言語日本語
- 出版社扶桑社
- 発売日2017/3/29
- ISBN-104594076564
- ISBN-13978-4594076566
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登録情報
- 出版社 : 扶桑社 (2017/3/29)
- 発売日 : 2017/3/29
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 462ページ
- ISBN-10 : 4594076564
- ISBN-13 : 978-4594076566
- Amazon 売れ筋ランキング: - 267,986位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 52位扶桑社ミステリー
- - 1,534位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
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2017年4月10日に日本でレビュー済み
1934年。パブリックエネミー、ジョン・デリンジャーが跋扈していた時代。
ボブ・リー・スワガーの祖父チャールズが、歴史に名を刻んだ犯罪者を向こうに回してその逮捕に挑む。
一方、現在のボブは、その祖父の秘密を解明するために、ニックなどと調査を進めていくのだが・・・という話。
個人的には現代劇の方が好き(「第三の銃弾」や「スナイパーの誇り」等)なので、ちょっと緩慢に感じる部分はあるものの、銃器に対する精緻な描写やガンファイトの迫力は、ハンターの面目躍如といったところです。
現在のボブにも不穏な影が迫るとあって、後半に向けて期待が高まります。
非常に驚きなのは、アメリカでは2017年5月に刊行予定の本書が、なぜか日本で2か月も前の3月に刊行されたこと。
そんな魔法みたいことがあるのでしょうか。次回作も早く翻訳されて欲しいです。
ボブ・リー・スワガーの祖父チャールズが、歴史に名を刻んだ犯罪者を向こうに回してその逮捕に挑む。
一方、現在のボブは、その祖父の秘密を解明するために、ニックなどと調査を進めていくのだが・・・という話。
個人的には現代劇の方が好き(「第三の銃弾」や「スナイパーの誇り」等)なので、ちょっと緩慢に感じる部分はあるものの、銃器に対する精緻な描写やガンファイトの迫力は、ハンターの面目躍如といったところです。
現在のボブにも不穏な影が迫るとあって、後半に向けて期待が高まります。
非常に驚きなのは、アメリカでは2017年5月に刊行予定の本書が、なぜか日本で2か月も前の3月に刊行されたこと。
そんな魔法みたいことがあるのでしょうか。次回作も早く翻訳されて欲しいです。
2017年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Gマンたる祖父の足跡を追うボブ、1934年の祖父に何が起こっていたのか。
2017年5月15日に日本でレビュー済み
この作品の前の切り裂きジャックの本で、スワガーシリーズは終わったかと思われましたが、また刊行されて嬉しい限りです。
ボブのオヤジさんの3部作も面白かったですが、今回はWW1とWW2の合間の禁酒法の終わった直後。
すでにアル・カポネは投獄され、マフィアの暗躍とギャングの台頭してきた時代で、ボブの祖父のチャールズが活躍。
昔のJFK暗殺、有名な女スナイパーなど、歴史とオーバーラップさせるストーリー、今回のが一番面白い。
銃の描写も、コルトガバメント(M1911)のグリップセーフティーをテープ?で巻いて、早撃ちに備える描写はしびれました。
他のフェデラルは38スペシャルのリボルバー、ベビーフェイスはピストルマシンガンに改造したM1911に、ドラムマガジンのトンプソンと見どころいっぱい。 今、一巻目読み終わりました。
2巻目が楽しみです。
ボブのオヤジさんの3部作も面白かったですが、今回はWW1とWW2の合間の禁酒法の終わった直後。
すでにアル・カポネは投獄され、マフィアの暗躍とギャングの台頭してきた時代で、ボブの祖父のチャールズが活躍。
昔のJFK暗殺、有名な女スナイパーなど、歴史とオーバーラップさせるストーリー、今回のが一番面白い。
銃の描写も、コルトガバメント(M1911)のグリップセーフティーをテープ?で巻いて、早撃ちに備える描写はしびれました。
他のフェデラルは38スペシャルのリボルバー、ベビーフェイスはピストルマシンガンに改造したM1911に、ドラムマガジンのトンプソンと見どころいっぱい。 今、一巻目読み終わりました。
2巻目が楽しみです。