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増補版 アメリカから<自由>が消える (扶桑社新書) 新書 – 2017/7/2

4.2 5つ星のうち4.2 39個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 扶桑社 (2017/7/2)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/7/2
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 256ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4594077404
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4594077402
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 1.5 x 17.3 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 39個の評価

著者について

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堤 未果
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堤 未果(つつみ みか)

ジャーナリスト、東京生まれ。ニューヨーク市立大学大学院で修士号取得。2006年『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』で黒田清日本ジャーナリスト会議新人賞を受賞。2008年『ルポ 貧困大国アメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞、新書大賞を受賞。

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
39グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカでは、「愛国者法」によって全国民を監視し、搭乗者リストによって、リストと同姓同名であれば飛行機への搭乗を拒否され、逮捕拘禁される事態になっていることを、この本は明らかにしている。テロという恐怖ドクトリンをダシに、全国民の監視、密告、反政府運動への弾圧が、外国での無制限の拷問までまかり通る自由で民主主義社会という虚構の社会に変質してきている。そして、これが、戦争国家アメリカ(建国以来8割以上を、戦争・侵略・外国でのクーデター指導・反乱軍の支援育成・拷問やり方指導・港湾封鎖・経済制裁を行ってきた。最近では北朝鮮の完全破壊さえ示唆している)の戦争報道の規制が進んでいることを示した。ベトナム戦争でマスコミに自由に報道させたことが失敗の原因であるとして、事前検閲を導入し、イラク戦争での民間人の被害は報道されなくなった。先進国で進む、新自由主義政策とインターネット・情報技術の進展と歩調を合わせるように、国民監視、メール監視、盗聴が合法化されている。ファシズムと親和性が高い先進国はどうなるだろうか
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
先日堤氏の講演会に参加してから目を通した過去の著書の中の一冊。
自分自身、2000年代開始後のアメリカの実情についてはよくわかっていなかった。
国家テロ事件を通じてテロ対策と称した自由簒奪が行われていたアメリカの現実をまざまざと知らされた。
いつの間にかブラックリストに載って飛行機に乗れなくなる、全てが監視カメラで診られている、突然人が消える、政府批判ができなくなる、良心のジャーナリストや科学者が拘束される、、、
2020年コロナ禍開始後に世界中で顕著になった事象が既に2000年代冒頭からアメリカで試行錯誤されていたという事実。
行間を読みながら、30年前の留学先だった旧ソ連邦・ロシアの歴史と社会情勢が脳裏をかすめた。
大学時代に共産主義国家の実態に対する知識を得ていた自分にとって、新生ロシアは過去の歴史の遺産を引き摺りながらも前に進もうとする痛々しい民族の現実だった。
グラスノスチ・ペレストロイカにより言論の自由の機会を得たものの、過去に背負った重荷の後遺症を完全に払しょくできない空気に社会全体が苦悩していた。
堤氏がアメリカでインタビューした人々の告白内容に当時のロシア人のそれと重なる部分を感じた。
共産主義体制が崩壊し冷戦が終結した90年代、世界唯一の覇権国家として君臨するようになったアメリカがなぜこんな姿になってしまったのか?
結局、超大国としての地位をほしいままにしてきたアメリカという国家は、それまで喧伝されてきた「自由民主」という蜃気楼が消えうせ、最期は旧ソ連を離れた共産主義の亡霊の虜と化してしまったのではないだろうか。
コロナパンデミックを通じてグローバリズム利権が露になり、隠されていた亡霊が白日の下に晒されるようになった現在、真の自由民主への回帰への道のりは険しい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年10月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日頃なかなか知りにくいアメリカ国内の現実の姿を教えてくれて興味深い。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年9月18日に日本でレビュー済み
本書ではアメリカで成立した悪法がいくつも紹介されています。「愛国者法」「国内州兵配置法」「特別軍事法廷法」「「盗聴法」「人身保護法」「情報公開法」「落ちこぼれゼロ法」「外国情報監視法」「国防授権法」「偽情報およびプロパガンダ対抗法」「米国自由法」などなど。

日本もナチスの手法をまねるというよりも、アメリカの手法をまねて変な法律を「テロ対策」「中国、北朝鮮から日本を守る」という名の下で成立させています。
日本もこのままではアメリカと同じく、「監獄国家」となってしまうことは必至でしょう。そうならないために本書で書かれているヒントは

「ここまでこうした言論弾圧が進んでしまったひとつの原因、それはまさに、アメリカの国民が自分の頭でものを考えなくなったことにあるのです」(P219)
「その〈恐怖〉に私たちの無知と無関心が力を与えて、いつの間にか〈自由〉は手のなかからすべり落ち、社会全体が閉じられていくのだ」(P226)
「自らの頭で考え、検証し、疑問を持つことをやめた途端に、真実とそうでないものを選り分けることは難しくなる」(P227)
「〈恐怖〉に打ち勝つ一番の方法は、何が起きているかを正確に知ること」(P227)
「だからこそ目を凝らしてほしい。息苦しさが増す社会のなかで覚える違和感に気づき」(P256)

でしょう。要は自分自身が賢くなり、ズル賢い権力者たちにダマされないようにする。理性と知性で武装をするということでしょう。

しかしながら、
「〈愛国心〉というものは、星条旗を掲げることや大統領の言葉を鵜呑みにすることでは決してなく、政府に憲法の理念を守らせることに、主権者として責任をもつことなのだ」(P228)
「社会の自由度とは、従順な市民の数ではなく、権力に対して反対意見を口に出す国民を、その国がどう扱うかで決まるのだ」(P235)
「回避するために必要なのは、諜報組織とその技術を持つ全機関が、法の範囲内で適切に運営されているかどうかの監督と絶え間ないチェック、国民の関心と厳しい眼なのだ」(P237)
「国民が個人情報を委ねる巨大私企業と政府の癒着にこそ、独裁的政治リーダーとは別のかたちで憲法から私たちを引き離し、オーウェル的世界へと引きずりこむ力がある」(P250)

今の日本の現状を見ますと、国民は従順で主権者としての責任の自覚も乏しく、政治家は原発ヤクザとつるんで汚職しても平気。監督も厳しいチェックさえない。政治家のやりたい放題。国民アンダーコントロール。一億総バカ化。

この現状から日本の未来について考えると本当に恐ろしいです。お先真っ暗です。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカはこのまま、どこへ行くのだろう。
合衆国憲法が保障するはずのプライバシーや自由、
公正な選挙や手続き、権力に対して異を唱える権利を、
米国民は失いつつある。じわじわと……。

2010年に刊行された『アメリカから「自由」が消える』を大幅に加筆・改訂。
未公開の「袋綴じ」も付いている。
トランプ政権に関して大急ぎで出されたと言うより、
トランプ以前からくすぶっていた、アメリカの暗部をさらに掘り下げた感じだ。
「おかしい」と思ったら声を上げる自由が、アメリカから無くなろうとしている。
そうなると、行き先は「滅亡」しかないだろう。
2010年の本を読んだ人も、これは、読んでおくべき本だと思う。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年10月3日に日本でレビュー済み
アメリカ政府の自作自演によって実行された9.11テロの後、「テロと戦うため」との名目で、まともな議論もなしにあっという間に成立した通称「愛国者法」。これにより米国政府は、捜査令状もなしに、国内でやりとりされる電話、メール、ファクス、インターネットなどの通信情報にフリーにアクセス可能となった。詳細な実態はスノーデン氏が暴露している通りだ。
日本はどうかと言えば、まず特定秘密保護法が強行採決で成立し、政府に都合の悪い情報を出さなくてよくした上で、ついにいわゆる「共謀罪」法案がこれまた強行採決で成立してしまった。この共謀罪法により、日本もアメリカ並みの監視・警察国家となり得る資格を手に入れたことになる。
その警告の意味を込めての増補版の出版なのだろう。

愛国者法後のアメリカは悲惨としか言いようがない。
空港での異常なまでに厳しい規制と身体検査。危険分子と一度でも見られると、ある日突然警察に拉致され、憲法の及ばない外国に連れて行かれて長い間に渡って拷問を受ける。アフガニスタンやパキスタン、アフリカなどではアメリカ軍が危険分子の通報を報奨金付きで促すチラシを上空からばら撒いているというから恐ろしい。通報に当たって条件はないも等しく、名前を連絡すればいいだけだという。戦争に反対する活動をすると逮捕され、共謀罪が適用される。

安倍政権は着実にアメリカの後を追っている。法の整備は完了に近いだろう。政府に逆らう市民を、沖縄辺野古での座り込みをする人々に対してするような強硬な手段で次々と逮捕する光景が日常的に見られるようになる日がいつやって来るとも分からない。日本がそのような極めて危うい状況にあるということを教えてくれる、「今」読むべき良書だ。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年1月31日に日本でレビュー済み
「ナチスの手口に学んだらどうか」という物議をかもした言葉があったが、「アメリカの手口」に学んでいるのではないか、と言いたくなるほど、今日本で起こっていることはアメリカに起こったこととそっくりである。911のあと、目に見えてアメリカが国民の自由を制限する方向へと変わって戦慄を覚えた。本書では、これでもか、と、その手口が語られていて、読めば読むほど絶望的になるが、これが現実であれば直視するしかないのだろう。終わりの章では抵抗運動とその成果が語られているが、その前の章を読んでいるので流れを変えられる、と思うことがはたして現実的なのか、潰されてしまうのではないか、という一抹の疑念はぬぐえない。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカ合衆国は、自由と夢のある国は、嘘です。

格差国家でどうする事もできない人工国家です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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