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ブルーフォックス・パラドックス 単行本 – 1997/3/1
芦原 すなお
(著)
- 本の長さ213ページ
- 言語日本語
- 出版社毎日新聞出版
- 発売日1997/3/1
- ISBN-104620105627
- ISBN-13978-4620105628
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
ぼくは47歳、作家。同じく作家である友が、ある日不可解な死を遂げる。葬儀の会場で、青いボレロスーツの魅惑的な女を見た時から、次々と不思議なことが…。著者の新境地を拓く、不思議な不思議な物語。
登録情報
- 出版社 : 毎日新聞出版 (1997/3/1)
- 発売日 : 1997/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 213ページ
- ISBN-10 : 4620105627
- ISBN-13 : 978-4620105628
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,850,460位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 438,353位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公の作家が死んでしまいますが、実は死んでいなかった。ときどきあらわれる青いボレロスーツを着た不思議な女性と出会ったのが事件の発端ですが、彼女は、最後になって原稿を取りに来た編集部の人だとわかります。また、友人が亡くなったという話を聞くが、それも本当なのかどうかわかりません。いわゆる不条理劇をお書きになったのではないかと思います。説明は難しいです。芦原先生の本だから買いました。
2007年8月30日に日本でレビュー済み
芦原すなお作品のなかでは、『新・夢十夜』に近い印象。ぼんやりした夢のような世界で、全体が脈絡なくつながっていく。氏の青春小説とは一線を画した一冊であった。
これをどう評価すべきなのか良く分からない。とりとめもなく足を踏み外してしまったとも言えるし、いままでの自分の殻を打ち破ろうとしたとも読める。
芦原氏に持ち味である暢気さや苦々しさは健在だから、ファンの人には楽しめるかも知れない。しかし、あまり完成度の高いものではないように思う。
これをどう評価すべきなのか良く分からない。とりとめもなく足を踏み外してしまったとも言えるし、いままでの自分の殻を打ち破ろうとしたとも読める。
芦原氏に持ち味である暢気さや苦々しさは健在だから、ファンの人には楽しめるかも知れない。しかし、あまり完成度の高いものではないように思う。
2003年12月22日に日本でレビュー済み
この本を手に取られましたら、予定のない休日の、前日の就寝前に、一気に、ガアッと読まれるのが宜しいかと存じます。
芦原すなおさんの小説は、殺人推理モノの作品でも、ゆったり、のほほんとしていたりしますが、この作品は一風変わっています。読みやすさは他の作品と変わりませんので、軽く流すこともできますが、雰囲気に呑まれ、この本の世界にどっぷり浸かって吉、な作品だと思います。
「何がどうなって、ああなって、こう!」というような、ハッキリした話ではありません。読み手によって好みの分かれる作品だと思うので、星3つの評価にいたしました。
……が、個人的には5つ星です! 本当に、もしよろしければ、翌日、人に会う予定のない夜(雨が降っていたら最高!)に読んでいただいて、閉塞感というか不安感というか、そういった余韻を丸1日、存分に味わっていただきたいです。
芦原すなおさんの小説は、殺人推理モノの作品でも、ゆったり、のほほんとしていたりしますが、この作品は一風変わっています。読みやすさは他の作品と変わりませんので、軽く流すこともできますが、雰囲気に呑まれ、この本の世界にどっぷり浸かって吉、な作品だと思います。
「何がどうなって、ああなって、こう!」というような、ハッキリした話ではありません。読み手によって好みの分かれる作品だと思うので、星3つの評価にいたしました。
……が、個人的には5つ星です! 本当に、もしよろしければ、翌日、人に会う予定のない夜(雨が降っていたら最高!)に読んでいただいて、閉塞感というか不安感というか、そういった余韻を丸1日、存分に味わっていただきたいです。