東京に住む小学6年生の男の子が、長野で紙すきを営む祖父を訪ね、
祖父や大自然から様々なことを教わって成長していく。
祖父のもとには、タイから来た兄とその妹も紙すきの勉強をしている。
修行を終え、一人前になった2人は帰国し、タイの子供たちのために
紙すきをして生計をたてるようになる。
74歳の祖父が、国際交流を通じて、ますます元気になっていく様子も
興味深い。
読後は、田舎の祖父母を訪ねた後のような懐かしさと、
物語の淡々とした語り口に、爽快感が残る。

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小さな山の家にて 単行本 – 1999/5/1
水上 勉
(著)
- 本の長さ285ページ
- 言語日本語
- 出版社毎日新聞出版
- 発売日1999/5/1
- ISBN-104620106011
- ISBN-13978-4620106014
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
舞台は長野県北御牧村の勘六山。東京に住む小学6年の光一は、休みのたびに山へ行く。そこではお爺ちゃんが紙をすきながら…。21世紀のこどもたちへ贈る水上勉の長編児童小説。
登録情報
- 出版社 : 毎日新聞出版 (1999/5/1)
- 発売日 : 1999/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 285ページ
- ISBN-10 : 4620106011
- ISBN-13 : 978-4620106014
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,212,647位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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(1919-2004)福井県生れ。
少年時代に禅寺の侍者を体験する。立命館大学文学部中退。戦後、宇野浩二に師事する。1959(昭和34)年『霧と影』を発表し本格的な作家活動に入る。1960年『海の牙』で探偵作家クラブ賞、1961年『雁の寺』で直木賞、1971年『宇野浩二伝』で菊池寛賞、1975年『一休』で谷崎賞、1977年『寺泊』で川端賞、1983年『良寛』で毎日芸術賞を受賞する。『金閣炎上』『ブンナよ、木からおりてこい』『土を喰う日々』など著書多数。2004(平成16)年9月永眠。
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