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カウントダウン 単行本 – 2010/9/25
佐々木 譲
(著)
多選市長の放漫運営のもとで財政破綻に瀕した北海道幌岡市。街を救うため市長選に挑戦する若者たちの友情を熱く描く、爽やかな長編小説。
- 本の長さ360ページ
- 言語日本語
- 出版社毎日新聞社
- 発売日2010/9/25
- ISBN-10462010759X
- ISBN-13978-4620107592
登録情報
- 出版社 : 毎日新聞社 (2010/9/25)
- 発売日 : 2010/9/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 360ページ
- ISBN-10 : 462010759X
- ISBN-13 : 978-4620107592
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,523,985位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 386,612位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1950(昭和25)年、北海道生まれ。広告代理店、自動車メーカー勤務を経て、79年に『鉄騎兵、跳んだ』でオール讀物新人賞受賞。90年、『エトロフ 発緊急電』で日本推理作家協会賞、山本周五郎賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。2002年、『武揚伝』で新田次郎文学賞を受賞。また、2010年には『廃 墟に乞う』で直木三十五賞を受賞した(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 鉄騎兵、跳んだ (ISBN-13:978-4167773823)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
星5つ中3.6つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年2月10日に日本でレビュー済み
最後まで楽しく読めたので良い小説だと思う。一つの市の選挙と財政の話だけど、実際はもっと複雑でしょ、と突っ込みたくなるところ。しかし、小説なのでこれ以上難しくしてしまうと読みづらくなりそうですね。逆に不正や権力の集中というものは思った以上におおざっぱな事が起点なのかもしれない。悪徳市長の抗弁は面白かった。でも登場人物はそこそこ魅力的なので、その後のシリーズを作ってくれると嬉しいな。トータルでいうと今野敏の「膠着」と同じくらいのおもしろさかな。
2018年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
佐々木譲ファンです。
佐々木譲作品を集めています。
良かったです。
佐々木譲作品を集めています。
良かったです。
2023年6月21日に日本でレビュー済み
政治の話。
年寄りの失敗と若者の成長。
綺麗な話ばかりではなく、
きったない話もあった。
最後、泣きました。
いいと思いました。
年寄りの失敗と若者の成長。
綺麗な話ばかりではなく、
きったない話もあった。
最後、泣きました。
いいと思いました。
2013年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は作者間違いで購入しまし、でも面白そうなので読ませていだきますね
2014年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夕張市の債権団体にヒントを得た内容は時期的に興味深く面白かった。
2014年8月17日に日本でレビュー済み
夕張市を規模を小さくして、
でも財政破綻の敬意については夕張市そっくりの架空の北海道幌岡市
それを救うために立ち上がる若き市会議員森下直樹とそれを取り巻く人々
まあそれなりに面白かったんだけどね。
それなりに・・・
正直、あまりにいろいろステレオタイプすぎて、
しかも我が青森県から全国に恥を晒している秀吉がモデルとしか思えない方が、
いい人キャラで出てきた時点で、
ちょっとなぁ・・・残念でした(笑)
でも財政破綻の敬意については夕張市そっくりの架空の北海道幌岡市
それを救うために立ち上がる若き市会議員森下直樹とそれを取り巻く人々
まあそれなりに面白かったんだけどね。
それなりに・・・
正直、あまりにいろいろステレオタイプすぎて、
しかも我が青森県から全国に恥を晒している秀吉がモデルとしか思えない方が、
いい人キャラで出てきた時点で、
ちょっとなぁ・・・残念でした(笑)
2010年12月9日に日本でレビュー済み
とにかく何もかもがスムーズすぎる。
キャラの掘り下げ、人間関係のもつれとほぐれ、裏切りと仲間達との信頼の深まり…こういう読者を惹きこんでいく部分があまりに浅すぎて印象に残る内容がない。分かり切った結論に一直線、って感じ。主人公とその家族は圧倒的に善で敵対者(現市長+とりまき一派)は傲慢・強欲・無能・無責任の権化。読んでて途中から「はいはいご立派あんたが市長!」って感じになっちゃった。癖のある協力者がいて問題がおこってもあっという間に解決。最後にはわけのわからん地元有名人がアンチ現職ってだけで最大の苦境をうまくフォロー。主人公の奥さんがそんなに大した女かよ。あんた彼女の何を知ってるの?茶番すぎて失笑。
佐々木さんの著書は主人公(とその仲間)が分かりやすく善人なシリーズが多いですが、それらの作品は大好きです。同じように思えるこの著書に対して全く共感できなかったのは何故なのか…。
ボロクソ過ぎるのでフォローすると
いかにも「がんばって取材しました。実話を下地にしている半ばノンフィクションな作品」みたいな小難しさがなかったのは良かったかな。読みやすいのは確かです。私みたいな著者のファンなら一読の価値あり(…かも)。
キャラの掘り下げ、人間関係のもつれとほぐれ、裏切りと仲間達との信頼の深まり…こういう読者を惹きこんでいく部分があまりに浅すぎて印象に残る内容がない。分かり切った結論に一直線、って感じ。主人公とその家族は圧倒的に善で敵対者(現市長+とりまき一派)は傲慢・強欲・無能・無責任の権化。読んでて途中から「はいはいご立派あんたが市長!」って感じになっちゃった。癖のある協力者がいて問題がおこってもあっという間に解決。最後にはわけのわからん地元有名人がアンチ現職ってだけで最大の苦境をうまくフォロー。主人公の奥さんがそんなに大した女かよ。あんた彼女の何を知ってるの?茶番すぎて失笑。
佐々木さんの著書は主人公(とその仲間)が分かりやすく善人なシリーズが多いですが、それらの作品は大好きです。同じように思えるこの著書に対して全く共感できなかったのは何故なのか…。
ボロクソ過ぎるのでフォローすると
いかにも「がんばって取材しました。実話を下地にしている半ばノンフィクションな作品」みたいな小難しさがなかったのは良かったかな。読みやすいのは確かです。私みたいな著者のファンなら一読の価値あり(…かも)。
2014年2月12日に日本でレビュー済み
佐々木譲は骨太な警察小説を書くということで、聞いてはいた。
横山秀夫、貫井徳朗、堂場瞬一などの警察もの小説などは好きで読んでいたのだが、
なんとなく手をつけていなかった作家だった。
少し前に『笑う警官』のDVDを借りてみてみたところ、演出がダメ過ぎてそこからしばらく佐々木作品からは
遠ざかっていたが、今回ふとしたきっかけで手にとってみた。警察ものではなかったが・・・
筆者自身の故郷である北海道夕張市が財政破綻した過程と同じ過程をたどり、
幌岡市という夕張市の隣にあるという設定の架空の町が腐敗していく様子は、
非常にリアリティがあり、
予備知識のなかった私でも、感心しながらどんどん読み進むことが出来た。
しかし、思いのほか選挙戦のところがあっけなく終わってしまった感がある。
相手の仕掛けてくる妨害工作は、奥さんの過去の男性経験、
女性大学教授との密会、それをもとにした主婦エキストラの選挙妨害のみで、
選挙事務所にいる相手陣営の内通者とか、市議会でのもっと露骨な村八分とか
もう少し、”過度な”演出があっても良かったような気がする。
とはいえ、非常に興味深く読ませてもらったのは、事実なので☆4つといったところ。
自分の故郷の腐敗を憂いた作品といえば、私にはマイケル・ムーア監督の
”Roger and Me"というドキュメンタリー映画が思い浮かぶ。
これらの作品は作り手の故郷に対する深い愛情がないと作れない作品だと思うので、
このような「郷土愛に溢れた」作品にまたどこかで出会いたいものだ。
横山秀夫、貫井徳朗、堂場瞬一などの警察もの小説などは好きで読んでいたのだが、
なんとなく手をつけていなかった作家だった。
少し前に『笑う警官』のDVDを借りてみてみたところ、演出がダメ過ぎてそこからしばらく佐々木作品からは
遠ざかっていたが、今回ふとしたきっかけで手にとってみた。警察ものではなかったが・・・
筆者自身の故郷である北海道夕張市が財政破綻した過程と同じ過程をたどり、
幌岡市という夕張市の隣にあるという設定の架空の町が腐敗していく様子は、
非常にリアリティがあり、
予備知識のなかった私でも、感心しながらどんどん読み進むことが出来た。
しかし、思いのほか選挙戦のところがあっけなく終わってしまった感がある。
相手の仕掛けてくる妨害工作は、奥さんの過去の男性経験、
女性大学教授との密会、それをもとにした主婦エキストラの選挙妨害のみで、
選挙事務所にいる相手陣営の内通者とか、市議会でのもっと露骨な村八分とか
もう少し、”過度な”演出があっても良かったような気がする。
とはいえ、非常に興味深く読ませてもらったのは、事実なので☆4つといったところ。
自分の故郷の腐敗を憂いた作品といえば、私にはマイケル・ムーア監督の
”Roger and Me"というドキュメンタリー映画が思い浮かぶ。
これらの作品は作り手の故郷に対する深い愛情がないと作れない作品だと思うので、
このような「郷土愛に溢れた」作品にまたどこかで出会いたいものだ。