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マルセル 単行本 – 2012/3/8
高樹 のぶ子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
新聞記者の千晶は父が遺した取材ノートから、名画『マルセル』盗難の謎にのめりこみ・・・・実在の未解決事件をモチーフにした芳醇かつ極上の絵画ミステリ!!
- 本の長さ512ページ
- 言語日本語
- 出版社毎日新聞社
- 発売日2012/3/8
- 寸法13.8 x 3 x 19.4 cm
- ISBN-104620107778
- ISBN-13978-4620107776
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登録情報
- 出版社 : 毎日新聞社 (2012/3/8)
- 発売日 : 2012/3/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 512ページ
- ISBN-10 : 4620107778
- ISBN-13 : 978-4620107776
- 寸法 : 13.8 x 3 x 19.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 859,513位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 216,681位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1946(昭和21)年、山口県生れ。東京女子大学短大卒。
1984年「光抱く友よ」で芥川賞を、1995(平成7)年『水脈』で女流文学賞を、1999年『透光の樹』で谷崎潤一郎賞をそれぞれ受賞。著書として他に『百年の預言』『罪花』『ナポリ 魔の風』『fantasia』など多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2012年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
京都の地図を思い浮かべながら読みました それから・・・それで・・・話に入り込んでしまう文章です 読み進めていくうちに本当の話かもと思ってしまいます オリオさんの京都弁が耳に焼き付いています とても楽しめた小説でした
2012年4月13日に日本でレビュー済み
新聞記者である千晶が、やはり新聞記者だった亡き父から遺されたノートから始まる物語。
この作者にしては珍しいミステリーの形をとったこの本は、久々に、のめりこむようにして
読むあの感じを堪能させてくれた。
最初のページから、いっきにその世界へいざなわれ、最後のページまで、少しも緊張をとくことなく
読むことができた。
ロートレックのマルセル盗難事件。
40年以上前におこった事件を追っていた父。
父のたどった道を追いながら、実は、父の、そして千晶自身を
追うことになる。
東京、京都、パリをめぐりながら。
ミステリーだけでない、読み応えのある内容だった。
ミステリー好きはもちろん、ミステリーはあまり好きではないという人も、じっくりと味わえる良質な本だ。
この作者にしては珍しいミステリーの形をとったこの本は、久々に、のめりこむようにして
読むあの感じを堪能させてくれた。
最初のページから、いっきにその世界へいざなわれ、最後のページまで、少しも緊張をとくことなく
読むことができた。
ロートレックのマルセル盗難事件。
40年以上前におこった事件を追っていた父。
父のたどった道を追いながら、実は、父の、そして千晶自身を
追うことになる。
東京、京都、パリをめぐりながら。
ミステリーだけでない、読み応えのある内容だった。
ミステリー好きはもちろん、ミステリーはあまり好きではないという人も、じっくりと味わえる良質な本だ。
2014年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読みたいと思って価格をみると高く、古本でと探したら、新品で格安。文庫本なみでした。
面白かった。
面白かった。
2012年6月25日に日本でレビュー済み
1968年に京都の美術館で開催されたロートレック展で、絵画マルセルが忽然と消えたのは記憶にないが、その7年後に損傷のない形で戻ってきたときは、私は二十歳だったので覚えている。
絵画を預かっていた人、預けた人がはっきりしているのに何で犯人が挙がらないの? 不思議でならなかった。預けた人物の口がとびきり堅かったらしいのだが、取り調べの厳しさは今よりもずっと暴力的だったと想像できるので、ずいぶんと根性のある人である。
作者はこの実際に起こった盗難事件を題材に、初めてのミステリに挑んだ。取材で、この事件を時効後もずっと追い続けた新聞記者のノートを見せてもらったらしい。そこから多くの創作のヒントを得たのだろう。
私は読みながら、これは世間一般で知られていること、これはおそらく公表されていないけれど事実と思われること、ここからは作家の創作。三つの境界線を自分なりに引いて、楽しんだ。
事件は絵画にほれ込んだ人間の仕業、と世間では理解されていたが、物語が描く真相はそうではない。絵画の値段が上がり、投機の対象となり、大金が動くところには当然のように不穏な輩が組織的に関わるようになってくる。事件の闇は国を超えて広がり、奥深く、関わった人間は人生を丸ごと持っていかれる…。
物語のヒロインは、この事件を執拗に追った全国紙の新聞記者を父に持つ娘(父と同じ職業を選んだ)である。彼女は父の事件に関する遺品を手掛かりに、恋人の力を借りながら、少しずつ事件の真相に近づいていく。それは自分の出生の秘密を探る旅でもあった。
30代半ばの、都会で一人働く女性の生活、恋…作者はヒロインにめげるな、がんばれとエールを送っている。3人称で書かれながら、神の視点で物語っているわけではなく、文章がヒロインに寄り添っている。その暖かさ。
プロットの組み立てや謎ときに、文章や登場人物が奴隷になって従属しているエンターテイメントが多いが、本作はもちろん違う。ミステリ好きが読むと納得のいかないところ、確かにあるだろうが、(たとえば傷害事件を偽装するのに首を傷つけるというのはちょっと。数センチ間違うとほんとに殺してしまう。しかも凶器は鈍器なんだから)私は楽しんで500枚を一気に読んでしまった。
ラストですべての謎が解消しているわけではない。謎のまま残っている部分、新たに立ち上がってくる疑惑―こうしたエンディングも効いている。
絵画を預かっていた人、預けた人がはっきりしているのに何で犯人が挙がらないの? 不思議でならなかった。預けた人物の口がとびきり堅かったらしいのだが、取り調べの厳しさは今よりもずっと暴力的だったと想像できるので、ずいぶんと根性のある人である。
作者はこの実際に起こった盗難事件を題材に、初めてのミステリに挑んだ。取材で、この事件を時効後もずっと追い続けた新聞記者のノートを見せてもらったらしい。そこから多くの創作のヒントを得たのだろう。
私は読みながら、これは世間一般で知られていること、これはおそらく公表されていないけれど事実と思われること、ここからは作家の創作。三つの境界線を自分なりに引いて、楽しんだ。
事件は絵画にほれ込んだ人間の仕業、と世間では理解されていたが、物語が描く真相はそうではない。絵画の値段が上がり、投機の対象となり、大金が動くところには当然のように不穏な輩が組織的に関わるようになってくる。事件の闇は国を超えて広がり、奥深く、関わった人間は人生を丸ごと持っていかれる…。
物語のヒロインは、この事件を執拗に追った全国紙の新聞記者を父に持つ娘(父と同じ職業を選んだ)である。彼女は父の事件に関する遺品を手掛かりに、恋人の力を借りながら、少しずつ事件の真相に近づいていく。それは自分の出生の秘密を探る旅でもあった。
30代半ばの、都会で一人働く女性の生活、恋…作者はヒロインにめげるな、がんばれとエールを送っている。3人称で書かれながら、神の視点で物語っているわけではなく、文章がヒロインに寄り添っている。その暖かさ。
プロットの組み立てや謎ときに、文章や登場人物が奴隷になって従属しているエンターテイメントが多いが、本作はもちろん違う。ミステリ好きが読むと納得のいかないところ、確かにあるだろうが、(たとえば傷害事件を偽装するのに首を傷つけるというのはちょっと。数センチ間違うとほんとに殺してしまう。しかも凶器は鈍器なんだから)私は楽しんで500枚を一気に読んでしまった。
ラストですべての謎が解消しているわけではない。謎のまま残っている部分、新たに立ち上がってくる疑惑―こうしたエンディングも効いている。
2012年4月13日に日本でレビュー済み
2014年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1968年(昭和43年)12月27日に発生した京都国立近代美術館「ロートレック展」からの「マルセル」(時価3500万円相当)盗難事件に材を得たお話。視点人物は父に対する拘りから同じ新聞記者の道に進んだ娘で、作者初期作の新人雑誌編集者を髣髴とさせる性格の持ち主。前半の緩い恋の部分も楽しいが、後半はまるでその部分が嘘のように、かつての三好徹の小説の如き国際犯罪展開となる。