この本の長所(というより、このシリーズの長所)
いわゆる、弱者の立場から保守政治家、企業経営者等を批判しており、読むと胸が多少スカッとするところ。日ごろから自民党政治に疑問を持ったり、会社で苦しい立場に立っている労働者が読むとより勇気付けられるだろう。
この本の短所(というより、このシリーズの短所)
① 自分の拠って立つ立場の人に対する批判が甘いと思う。私個人としては、右も左もバッサバッサと斬ったほうが面白いと思う。
② 批判の論調が一貫しすぎていること。この本の論文の初出は『サンデー毎日』など多岐にわたるが、どれも斬り口は同じように感じた。これでは単行本として読むときに少々くどい。これからは同じ題材を扱うにはもう少し斬り口を変えたらどうか。
③(この本だけの短所)以前のシリーズとあまり論調は変わっていない。何年か生きていれば、反対説の妥当性も一応は理解できるはずなんですけどね。
結論
長所は星4つレヴェル(まぁまぁ面白いというレヴェルで、すばらしいという読後感までは到達できなかったので)、短所は星3つで、以前のシリーズから改善されていないのを重視して、星3つとする。

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政財界メッタ斬り: 佐高信の政経外科7 単行本 – 2005/3/1
佐高 信
(著)
- 本の長さ278ページ
- 言語日本語
- 出版社毎日新聞出版
- 発売日2005/3/1
- ISBN-104620317217
- ISBN-13978-4620317212
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