学者やマスコミが一部データのみを誇張して取り上げることで、「百年に一度」のような形容詞に疑問をもってもらおう、というのが本書の趣旨であろうか。
データを丁寧に載せる論調には好感が持て、歪曲化した解釈を自分が持っていたことに気づきがあった。
日本はものづくり大国じゃないという見方など多少疑問点の残る論旨もあったが、それもデータを一部分だけを取り出した論理構成であるということを本書で学べば自分で判断が出来るようになるのだろうか。
ただしタイトルに「はじめての〜」とあるが、内容は予備知識をそれなりにもっている方向けであろう。一般的な金融情勢や常識への理解を前提とした上で読まれた方が良い。
安易な解説本を期待させるタイトルはどうかと思う。ビジネス的観点を重視する姿勢は本書だけではもちろんないとしても。
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はじめてのグローバル金融市場論 単行本 – 2009/3/27
世界経済は本当に「100年に一度の危機」なのか?
3年連続日経ランキングNo.1ストラテジストが教える「常識のウソ」。
世界標準の金融リテラシーを身につける本。
3年連続日経ランキングNo.1ストラテジストが教える「常識のウソ」。
世界標準の金融リテラシーを身につける本。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社毎日新聞社
- 発売日2009/3/27
- ISBN-104620319295
- ISBN-13978-4620319292
登録情報
- 出版社 : 毎日新聞社 (2009/3/27)
- 発売日 : 2009/3/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 208ページ
- ISBN-10 : 4620319295
- ISBN-13 : 978-4620319292
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2009年4月14日に日本でレビュー済み
この本は、「常識」を疑うことの重要性を説くとともに
ものごとの「本質」を見抜くための方法を提示してくれている。
経済や会計などに関する多少知識が必要であると思われるが
トピックなネタを扱っているため、非常に読みやすい。
そして、このような「物の見方 考え方」ができるようになれば
テレビを中心とするマスメディアが発信する情報のレベルの低さを痛感し
自分の目で見て・考えるようになるのだと思う。
疑問なところは、最終章で、東京の国際金融センター構想の可能性について
多くを述べているが、それまでの章との関係が不明瞭であり
なぜこのような話が出てきたのか?というところである。
ただ、前章までのように、社会で起きている事象の本質を掴むことができるようになると
おのずと最終章で展開されている議論が頭に浮かんでくるのかもしれない…
とも考えられる。
そのくらい、本書は示唆に富むものとなっている。
ものごとの「本質」を見抜くための方法を提示してくれている。
経済や会計などに関する多少知識が必要であると思われるが
トピックなネタを扱っているため、非常に読みやすい。
そして、このような「物の見方 考え方」ができるようになれば
テレビを中心とするマスメディアが発信する情報のレベルの低さを痛感し
自分の目で見て・考えるようになるのだと思う。
疑問なところは、最終章で、東京の国際金融センター構想の可能性について
多くを述べているが、それまでの章との関係が不明瞭であり
なぜこのような話が出てきたのか?というところである。
ただ、前章までのように、社会で起きている事象の本質を掴むことができるようになると
おのずと最終章で展開されている議論が頭に浮かんでくるのかもしれない…
とも考えられる。
そのくらい、本書は示唆に富むものとなっている。
2009年4月12日に日本でレビュー済み
「百年に一度」とマスコミが煽る危機を冷静に分析。
混同されがちなサブプライム問題と金融危機が明確に区別されていた点、
非常に分かりやすいと感じた。
数値が豊富に用いられ、データから事実を並べるスタイル。
だがその中から、著者の考えが浮かび上がってくる。
戦前の日本におけるM&Aや外資系企業の存在についての薀蓄も大変興味深い。
近年の風潮だと思われているこれらに、いかにも「日本的」なイメージのある
財閥や伝統的企業も頼っていた事実は驚きである。
最終章では、国際金融センターとしての東京について述べられているが、
ここについては、政策として出てきそうな青写真にとどまらない、
踏み込んだ具体論をもっと聴きたいところである。
国際金融センターになることで、本当に世界的なビジネスセンターとなるのか、
また個人金融資産運用は活性化するのか。
国や企業にとってのメリットは理解しつつも、
一市民としては、少し遠いことに感じてしまう部分もあった。
前半は実務家の視点から、後半からは学者・政策論者としての視点へ次第に移行し、
両側面から様々な話題が取り上げられており、この点、目新しさを感じた。
非常に勉強になった一冊である。
混同されがちなサブプライム問題と金融危機が明確に区別されていた点、
非常に分かりやすいと感じた。
数値が豊富に用いられ、データから事実を並べるスタイル。
だがその中から、著者の考えが浮かび上がってくる。
戦前の日本におけるM&Aや外資系企業の存在についての薀蓄も大変興味深い。
近年の風潮だと思われているこれらに、いかにも「日本的」なイメージのある
財閥や伝統的企業も頼っていた事実は驚きである。
最終章では、国際金融センターとしての東京について述べられているが、
ここについては、政策として出てきそうな青写真にとどまらない、
踏み込んだ具体論をもっと聴きたいところである。
国際金融センターになることで、本当に世界的なビジネスセンターとなるのか、
また個人金融資産運用は活性化するのか。
国や企業にとってのメリットは理解しつつも、
一市民としては、少し遠いことに感じてしまう部分もあった。
前半は実務家の視点から、後半からは学者・政策論者としての視点へ次第に移行し、
両側面から様々な話題が取り上げられており、この点、目新しさを感じた。
非常に勉強になった一冊である。
2009年4月21日に日本でレビュー済み
「100年に1度の危機!」
「アメリカのサブプライム問題が原因だ!」
これらを自然に読み流してしまった方は、もう自らの「考える力」を放棄してしまっているのかもしれない。
はじめてのグローバル金融市場論と銘打っているが、金融の知識に限らず、いかにメディアというものが曖昧なものか、そして自分がそこに疑いなく馴染んでしまっていたか。
そんなことを気付かせてくれる一冊となっている。
昨今の金融危機の本質とはなにか?1980年代の日本のバブルと米国のバブルの違いは何か?はたまた、資本市場における会社とは何なのか?といった問題について、歴史を踏まえて分かりやすく解説してくれるのが本書である。新聞やテレビからとめどなく流れる情報をどう料理して、現在の世界情勢の概観を掴めばいいのか、途方に暮れている方にお勧めの一冊だ。
しかし、本書は詳細なデータや統計を用いて分析を行っているのだが、なにやら読んでいると、並べられている数字に騙されているのではないか、という気持ちになってくる。例えば日本はものづくりに弱いと本書では位置づけられているが、それはシェアや時価総額のみで判断できるものだとは思えない。数値では表れない、日本という風土で培われてきたいわば“企業のDNA”といえる部分も考慮するべきではないか。また、その用いているデータ量のためか、途中論点が分からなくなるところがあり、この点に関しては腰を据えて読む必要がある。
そして “疑う”ことを本書が求めている以上、読む際には是非真っ向から疑ってかかって欲しい。
最後に名言を一つ。
人は思い込みにより事実を正確に捉えていないことがある。
フレーミングの理論より。
「アメリカのサブプライム問題が原因だ!」
これらを自然に読み流してしまった方は、もう自らの「考える力」を放棄してしまっているのかもしれない。
はじめてのグローバル金融市場論と銘打っているが、金融の知識に限らず、いかにメディアというものが曖昧なものか、そして自分がそこに疑いなく馴染んでしまっていたか。
そんなことを気付かせてくれる一冊となっている。
昨今の金融危機の本質とはなにか?1980年代の日本のバブルと米国のバブルの違いは何か?はたまた、資本市場における会社とは何なのか?といった問題について、歴史を踏まえて分かりやすく解説してくれるのが本書である。新聞やテレビからとめどなく流れる情報をどう料理して、現在の世界情勢の概観を掴めばいいのか、途方に暮れている方にお勧めの一冊だ。
しかし、本書は詳細なデータや統計を用いて分析を行っているのだが、なにやら読んでいると、並べられている数字に騙されているのではないか、という気持ちになってくる。例えば日本はものづくりに弱いと本書では位置づけられているが、それはシェアや時価総額のみで判断できるものだとは思えない。数値では表れない、日本という風土で培われてきたいわば“企業のDNA”といえる部分も考慮するべきではないか。また、その用いているデータ量のためか、途中論点が分からなくなるところがあり、この点に関しては腰を据えて読む必要がある。
そして “疑う”ことを本書が求めている以上、読む際には是非真っ向から疑ってかかって欲しい。
最後に名言を一つ。
人は思い込みにより事実を正確に捉えていないことがある。
フレーミングの理論より。
2009年4月18日に日本でレビュー済み
学校で学んだ自分の知識を、どのように活用すれば良いかが分からない。
そんな悩める学生に、オススメの1冊だ。
本書は金融論に関する理論的な説明にとどまらず、現在の経済現象に対する問題や、それを裏付けるデータ、そして様々な企業の活動を豊富な実例とともに紹介してくれる。
理論を実学に落とし込む契機を与える実用書と言えるだろう。
私は、本書においてグローバル化の定義を以下のように読み取った。
グローバル化=社会をオープンにし、競争を促進することによって、独創性やリーダーシップが生まれやすい環境を作ること。国際化。
このような動きが活発化する中で起こっている深刻な経済不況。
これは我々が今、過渡期にいることを示しているのではないだろうか。
年功序列をはじめとする戦後の馴れ合い形態に終止符を打ち、弱肉強食の世界で合理的に勝ち残る姿勢を習得する。
そのような時期に、東京に国際金融センターを立ち上げることは、日本がこの過渡期を生き抜くための大きな力となるだろう。
ただし、本書のように大変論理的かつ具体的な説明がなされると、つい理解したつもりになりがちである。
それでは本書が提言する「常識を疑う精神」は養えないだろう。
読み終えた今、私は内容について再考している。
先入観を取り払って。
そんな悩める学生に、オススメの1冊だ。
本書は金融論に関する理論的な説明にとどまらず、現在の経済現象に対する問題や、それを裏付けるデータ、そして様々な企業の活動を豊富な実例とともに紹介してくれる。
理論を実学に落とし込む契機を与える実用書と言えるだろう。
私は、本書においてグローバル化の定義を以下のように読み取った。
グローバル化=社会をオープンにし、競争を促進することによって、独創性やリーダーシップが生まれやすい環境を作ること。国際化。
このような動きが活発化する中で起こっている深刻な経済不況。
これは我々が今、過渡期にいることを示しているのではないだろうか。
年功序列をはじめとする戦後の馴れ合い形態に終止符を打ち、弱肉強食の世界で合理的に勝ち残る姿勢を習得する。
そのような時期に、東京に国際金融センターを立ち上げることは、日本がこの過渡期を生き抜くための大きな力となるだろう。
ただし、本書のように大変論理的かつ具体的な説明がなされると、つい理解したつもりになりがちである。
それでは本書が提言する「常識を疑う精神」は養えないだろう。
読み終えた今、私は内容について再考している。
先入観を取り払って。
2009年4月23日に日本でレビュー済み
No.1ストラテジストである筆者にしか書けない1冊に仕上がっているという点で、金融業界を志す者、あるいは、これからのグローバル市場の中で生きていく若者にとっては、必読の書であると思われる。
たしかに、論文執筆家でもある大学教授の書く教科書に比べると文体の滑らかさに欠けるが、余計な感情等がきれいに排除され、淡々と、事実、分析、の繰り返しで書かれおり、実務だけでもなく、学術だけでもない、複合的な知識から紡ぎだされる筆者の主張は、実に面白い。
また、金融のプロフェッショナルの、仕事における物の考え方やそのプロセスも窺い知ることが出来るであろう。
ただし、教科書としては、いくつか気になる点がある。
学内No.1を目指す授業の教科書であるので、400名程の学生満足度を高めるためには、既にグローバル金融の知識をある程度有する学生のみならず、興味はあるが知識のない、あるいは、ミーハーで履修した学生にもグローバル金融リテラシーの必要性について開眼させる必要があるように思う。(日本の金融力を底上げするという社会的意義から考えても後者の学生を考慮する必要性は十分にある。)
その意味で、少々フォントを小さくしてでも(若者だから小さい文字でも読めるだろうw)、
用語解説を付けていただきたい。(なぜなら、世間の大人が思うほど、勉強していない学生が圧倒的に多いw)
また、同じ意味で、図形やグラフを伴わない数字の羅列が多すぎる点が否めない。
最後に、個人的には、「常識を疑え」という本書に従えば、冒頭で竹中氏が語る、我々が身につけなければならない世界標準、すなわち、世界で常識とされている金融リテラシー自体が、正しいのか否についても考える必要があると考える。また、筆者も言及している通り、「米国の勝利の方程式」自体に変化が生じる可能性についての議論も、もっと聞きたいところだ。
たしかに、論文執筆家でもある大学教授の書く教科書に比べると文体の滑らかさに欠けるが、余計な感情等がきれいに排除され、淡々と、事実、分析、の繰り返しで書かれおり、実務だけでもなく、学術だけでもない、複合的な知識から紡ぎだされる筆者の主張は、実に面白い。
また、金融のプロフェッショナルの、仕事における物の考え方やそのプロセスも窺い知ることが出来るであろう。
ただし、教科書としては、いくつか気になる点がある。
学内No.1を目指す授業の教科書であるので、400名程の学生満足度を高めるためには、既にグローバル金融の知識をある程度有する学生のみならず、興味はあるが知識のない、あるいは、ミーハーで履修した学生にもグローバル金融リテラシーの必要性について開眼させる必要があるように思う。(日本の金融力を底上げするという社会的意義から考えても後者の学生を考慮する必要性は十分にある。)
その意味で、少々フォントを小さくしてでも(若者だから小さい文字でも読めるだろうw)、
用語解説を付けていただきたい。(なぜなら、世間の大人が思うほど、勉強していない学生が圧倒的に多いw)
また、同じ意味で、図形やグラフを伴わない数字の羅列が多すぎる点が否めない。
最後に、個人的には、「常識を疑え」という本書に従えば、冒頭で竹中氏が語る、我々が身につけなければならない世界標準、すなわち、世界で常識とされている金融リテラシー自体が、正しいのか否についても考える必要があると考える。また、筆者も言及している通り、「米国の勝利の方程式」自体に変化が生じる可能性についての議論も、もっと聞きたいところだ。
2009年4月12日に日本でレビュー済み
最初に10の設問が与えられ、それらに対する筆者の分析が述べられる。その10の設問で、いきなり惹きつけられた。本の構成として、読みやすい。
分析も素晴らしく、納得いくものであるのだが、数字がたくさん出てきて、書き出さないと理解しづらいので、表やグラフにまとめてあったら、もっと容易に理解出来ていたはず。
ここまでいろいろ分かってるなら、この不景気どうにかしてよ笑。とさえ、思ってくる。
後半(5章〜)は特に読みやすい。中盤あたりが、一番厄介だし、なかなかおもしろくない、というか、ただ過去のことを述べているだけで、なんなの?ってなる。
「崇高な企業理念を持つことなしに、長期的に、大きな株主利益を追求することは不可能である」
最もだなと思った。
経済は、いろいろなことが関連して、経済を成しているので、様々な知識がなくては、ならない。それこそ、全く関係ないように見えるものでも
分析も素晴らしく、納得いくものであるのだが、数字がたくさん出てきて、書き出さないと理解しづらいので、表やグラフにまとめてあったら、もっと容易に理解出来ていたはず。
ここまでいろいろ分かってるなら、この不景気どうにかしてよ笑。とさえ、思ってくる。
後半(5章〜)は特に読みやすい。中盤あたりが、一番厄介だし、なかなかおもしろくない、というか、ただ過去のことを述べているだけで、なんなの?ってなる。
「崇高な企業理念を持つことなしに、長期的に、大きな株主利益を追求することは不可能である」
最もだなと思った。
経済は、いろいろなことが関連して、経済を成しているので、様々な知識がなくては、ならない。それこそ、全く関係ないように見えるものでも
2009年6月27日に日本でレビュー済み
’08年9月から始まった、御存じ100年に1度といわれる経済危機
この本は、その理解を深めるのにちょうどよい。
”サブプライムの崩壊とともにCDSやCDOに代表される金融商品の害毒が、全世界に広まった”というのが、代表的な金融危機の説明だ。
しかし本書は、そいうことはきっかけに過ぎず、実はいろいろなバブル:新興国バブル、資源バブル、ヘッジファンドバブル、SWFバブル、ユーロバブル等々、が起こっていて、それらが一気にはじけたため、グローバルな危機に陥ったというのが著者の主張だ。
また日本のバブル崩壊から、長期の景気回復路線への軌跡が、竹中プログラムの有効性とともに語られる(ちょっと我田引水的か)
本書の良い点は
1)’08年9月からの経済危機に新しい視点を与えてくれる
2)竹中プログラムが何を意図していたのかがよくわかる
3)投資、投機について新しい視点を与えてくれる
いま一つの点
1)これを読んで、金融市場論が理解できるわけではない
2)良くも悪くも証券会社のストラテジストの視点という気がする
3)もう少し図表が多いほうがわかりやすい
最後に、清濁併せのむ、大人にはちょうどよい読み物だ
この本は、その理解を深めるのにちょうどよい。
”サブプライムの崩壊とともにCDSやCDOに代表される金融商品の害毒が、全世界に広まった”というのが、代表的な金融危機の説明だ。
しかし本書は、そいうことはきっかけに過ぎず、実はいろいろなバブル:新興国バブル、資源バブル、ヘッジファンドバブル、SWFバブル、ユーロバブル等々、が起こっていて、それらが一気にはじけたため、グローバルな危機に陥ったというのが著者の主張だ。
また日本のバブル崩壊から、長期の景気回復路線への軌跡が、竹中プログラムの有効性とともに語られる(ちょっと我田引水的か)
本書の良い点は
1)’08年9月からの経済危機に新しい視点を与えてくれる
2)竹中プログラムが何を意図していたのかがよくわかる
3)投資、投機について新しい視点を与えてくれる
いま一つの点
1)これを読んで、金融市場論が理解できるわけではない
2)良くも悪くも証券会社のストラテジストの視点という気がする
3)もう少し図表が多いほうがわかりやすい
最後に、清濁併せのむ、大人にはちょうどよい読み物だ