日本一のマスコミ川柳としてギネスにも申請中という毎日新聞「仲畑流万能川柳」から、
3年半ぶりに待望の傑作集が出ました。
とにかくこの本はすごい! 何がすごいって、1000人の作者すべてが女性なのですから。
こんな句集、年間約50万句、17年間で652万句の投句数があったという万能川柳
でなければ不可能な数字でしょう。
しかし、すごいのは量だけではありません。質もすばらしい。
・泣かなくちゃとても言えないような嘘
・どうにでもなれとブタマン2個も食う
・ラブ運がいいのに夫ついて来る
・苦手です別れた夫に似た息子
そして、私が一番好きな句。
・愛された頃はもちろん愛してた
どうですか、この女性ならではの、しなやかでしたたかな視線。
もっとも、さすがお茶目がウリの万能川柳。こんな句もあります。
・イケませんイケませんわと上になる
ちなみに私は3冊購入しました。1冊は自分用、2冊目は妻用。
そして3冊目は、遠く離れて住む母へプレゼントしようと思うのです。
・母さんの子でよかったに支えられ
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女の一生 日本女流川柳万能版 単行本 – 2009/5/28
仲畑 貴志
(著)
毎日新聞の人気コーナー「仲畑流万能川柳」によせられた作品から傑作「女流川柳」1000句を厳選。
日本の女心のすべてがこの一冊に!
日本の女心のすべてがこの一冊に!
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社毎日新聞社
- 発売日2009/5/28
- ISBN-104620319376
- ISBN-13978-4620319377
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登録情報
- 出版社 : 毎日新聞社 (2009/5/28)
- 発売日 : 2009/5/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 176ページ
- ISBN-10 : 4620319376
- ISBN-13 : 978-4620319377
- Amazon 売れ筋ランキング: - 319,176位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 40,531位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2009年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
思わずクスッ、あるあると同感、そりゃないよとプチ反発 自分の生活と重ね合わせて一気読みしました。
2009年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「生きて行きます、わたし。」
力強い、帯の言葉に惹かれ、思わず買ってしまった。
1000人の女性の、1000句。
涙しました、わたし。
怒りました、わたし。
笑っちゃいました、わたし。
震えました、わたし。
燃えちゃいました、わたし。
生きて行きます、わたし。
の、全6章から成る。
1000人の中に、今日のわたしがいた。この間の友だちがいた。あの時の母がいた。あの頃の祖母がいた。
1000句の中に、となりにいる彼がいた。遠くに住む友だちがいた。故郷の父がいた。天国の祖父がいた。
(わたしはひとりじゃない)
「生きて行きます、わたし。」
心の奥に、ぽっと、かすかな灯がともる。
ほんのり元気になる、一冊です。
力強い、帯の言葉に惹かれ、思わず買ってしまった。
1000人の女性の、1000句。
涙しました、わたし。
怒りました、わたし。
笑っちゃいました、わたし。
震えました、わたし。
燃えちゃいました、わたし。
生きて行きます、わたし。
の、全6章から成る。
1000人の中に、今日のわたしがいた。この間の友だちがいた。あの時の母がいた。あの頃の祖母がいた。
1000句の中に、となりにいる彼がいた。遠くに住む友だちがいた。故郷の父がいた。天国の祖父がいた。
(わたしはひとりじゃない)
「生きて行きます、わたし。」
心の奥に、ぽっと、かすかな灯がともる。
ほんのり元気になる、一冊です。
2013年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とっても気に入りました、出荷もスムーズに梱包も問題なし、ファイブスター!!!!!!!!!!!!!!
2009年5月29日に日本でレビュー済み
数ある新聞川柳投稿欄の中で、毎日新聞の万能川柳ほど、
これだけ女性の入選句が多いのは珍しいと思います。
それも、川柳というとお年寄りのイメージが強いですが、
お年寄りの方だけでなく、明らかにお若い方のものと
思われるものが多数あるのが特徴的です。
そんな万能川柳の中から、女性の入選句だけを、
1人1句、1000人分を厳選した本書。
モーパッサンの同名の小説を思い出させるタイトルですが、
この川柳集は、10代から80代までの日本人1000人が、
一生の中でふっとつぶやいた一瞬(=川柳)を集めたものです。
その内容は、初恋から、デート、仕事、結婚、出産、
子育て、別離、介護などなどなど……。
果ては、自分が認知症と疑われているような句まで。
本当に幅広く、また一々心に染みてくるから不思議です。
発売後すぐに買って一気読みして
「いやはや、これはすごいなー」と感じ入りました。
いま、パラパラとめくって再読していますが、
何度読んでも発見があります。
当分の、愛読書になりそうです。
これだけ女性の入選句が多いのは珍しいと思います。
それも、川柳というとお年寄りのイメージが強いですが、
お年寄りの方だけでなく、明らかにお若い方のものと
思われるものが多数あるのが特徴的です。
そんな万能川柳の中から、女性の入選句だけを、
1人1句、1000人分を厳選した本書。
モーパッサンの同名の小説を思い出させるタイトルですが、
この川柳集は、10代から80代までの日本人1000人が、
一生の中でふっとつぶやいた一瞬(=川柳)を集めたものです。
その内容は、初恋から、デート、仕事、結婚、出産、
子育て、別離、介護などなどなど……。
果ては、自分が認知症と疑われているような句まで。
本当に幅広く、また一々心に染みてくるから不思議です。
発売後すぐに買って一気読みして
「いやはや、これはすごいなー」と感じ入りました。
いま、パラパラとめくって再読していますが、
何度読んでも発見があります。
当分の、愛読書になりそうです。