無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
植物はヒトを操る (Mainichi Science) 単行本 – 2010/5/27
ダブルポイント 詳細
ベランダで自己流園芸に勤しむクリエーターのいとうせいこう氏と、世界的な花の育種家(ブリーダー)の竹下大学氏が、不可思議な植物の世界をめぐって深淵で刺激的なサイエンス・トークを繰り広げる。
本書のタイトルは、人類は植物を利用して文明を発展させてきたが、実は植物の方が種の繁栄のために人間を利用しているのではないかという発想によるもの。
動物との共進化に代表される植物の生存戦略、日本人の死生観と植物の関係性、生殖から考えるオスの存在意義など多方面から植物にまつわるエピソードと可能性を語る壮大な対談集。植物と人間の新しい関係が見えてくる、花とサイエンスの超入門書。
本書のタイトルは、人類は植物を利用して文明を発展させてきたが、実は植物の方が種の繁栄のために人間を利用しているのではないかという発想によるもの。
動物との共進化に代表される植物の生存戦略、日本人の死生観と植物の関係性、生殖から考えるオスの存在意義など多方面から植物にまつわるエピソードと可能性を語る壮大な対談集。植物と人間の新しい関係が見えてくる、花とサイエンスの超入門書。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社毎日新聞社
- 発売日2010/5/27
- ISBN-104620319899
- ISBN-13978-4620319896
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
いとうせいこう
1961年、東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。編集者を経て、作家、クリエイターとして、活字・映像・音楽・舞台など、多方面で活躍。
著書に、小説『ノーライフキング』『見仏記』(みうらじゅんと共著)エッセイ集『ボタニカル・ライフ』(第15回講談社エッセイ賞受賞)『自己流園芸ベランダ派』など。
2006年に創刊されたこれまでにない園芸カルチャー誌「planted」では編集長を務め、現在WEB TV「plants+」( http://www.plantsplus.jp)として展開している。
竹下大学 (たけした だいがく)
1965年、東京都生まれ。育種家。千葉大学園芸学部卒業後、キリンビールに入社し花の育種プログラムを立ち上げる。2004年、All-America Selectionsが、北米の園芸業界に大きな貢献をもたらした育種家に贈る「ブリーダーズカップ」の初代受賞者に。現在、ジャパンアグリバイオ(株)植物開発研究所(栃木県さくら市)に勤務。
代表作はペチュニアのWave familyの他に、ネメシアのインプレシア、ニチニチソウのファーストキッス、プリムラのプリムレット、ポットカーネーションのクレア、フォセットレッドなど多数。著書に『どこでも楽しく収穫 パパの楽ちん菜園』
育種家・竹下大学の関心空間 http://www.kanshin.com/user/takeshitadaigaku
1961年、東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。編集者を経て、作家、クリエイターとして、活字・映像・音楽・舞台など、多方面で活躍。
著書に、小説『ノーライフキング』『見仏記』(みうらじゅんと共著)エッセイ集『ボタニカル・ライフ』(第15回講談社エッセイ賞受賞)『自己流園芸ベランダ派』など。
2006年に創刊されたこれまでにない園芸カルチャー誌「planted」では編集長を務め、現在WEB TV「plants+」( http://www.plantsplus.jp)として展開している。
竹下大学 (たけした だいがく)
1965年、東京都生まれ。育種家。千葉大学園芸学部卒業後、キリンビールに入社し花の育種プログラムを立ち上げる。2004年、All-America Selectionsが、北米の園芸業界に大きな貢献をもたらした育種家に贈る「ブリーダーズカップ」の初代受賞者に。現在、ジャパンアグリバイオ(株)植物開発研究所(栃木県さくら市)に勤務。
代表作はペチュニアのWave familyの他に、ネメシアのインプレシア、ニチニチソウのファーストキッス、プリムラのプリムレット、ポットカーネーションのクレア、フォセットレッドなど多数。著書に『どこでも楽しく収穫 パパの楽ちん菜園』
育種家・竹下大学の関心空間 http://www.kanshin.com/user/takeshitadaigaku
登録情報
- 出版社 : 毎日新聞社 (2010/5/27)
- 発売日 : 2010/5/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 208ページ
- ISBN-10 : 4620319899
- ISBN-13 : 978-4620319896
- Amazon 売れ筋ランキング: - 730,630位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 195,230位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
38グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いとうせいこうの植物に対する愛は、読んでいる読者を心地良くする。対談相手はさすがに専門家なので、奥深く面白いはなしが聞けて、とても満足しました。
2014年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
植物の栽培・園芸が好きなので、江戸時代の進んだ園芸文化・花々な生態・ビジネスとしての園芸…等々興味深く読み進めました。
読了後、共著者の竹下大学さんが卒業された千葉大学園芸学部について詳しく調べてしまった程です。
NHK「植物男子ベランダー」から入り、同ドラマの原作に当たるいとうせいこうさんの「ボタニカルライフ」を読み終えたのでこちら…という方も多いと思いますが、「園芸だの遺伝学だの、突っ込んだ内容にはあまり興味ないや〜」という方は図書館で借りても十分だと思いました。
読了後、共著者の竹下大学さんが卒業された千葉大学園芸学部について詳しく調べてしまった程です。
NHK「植物男子ベランダー」から入り、同ドラマの原作に当たるいとうせいこうさんの「ボタニカルライフ」を読み終えたのでこちら…という方も多いと思いますが、「園芸だの遺伝学だの、突っ込んだ内容にはあまり興味ないや〜」という方は図書館で借りても十分だと思いました。
2017年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
対談であるので、実際の内容が全て書かれていないのはしょうがないとして、新たな観点に気づかされた。
2018年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私もベランダーです。ますます植物たちの魅力に取り付かれてしまう書です。
2011年10月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
◎私たちは、花が咲くとそれを「美しいなぁ」とか、「いい香りだ」などと愛でたり、
癒されたりします。
このことを、私は自分自身の自然な感覚(感情)だと思っていたのですが、
この本を読んで、これは植物の作戦かもしれないのだ!? と、知りました。
◎蝶が蜜や花粉をもらい受粉をする共存関係にあることはよく知っています。
私たち人間も美しい植物を愛でたいと品種改良をするのは、
植物の進化速度を速める植物の作戦に乗っかっているのかも知れない、
と長年植物にかかわってきた著者は書いています。
◎このように、視点を変えて植物をながめてみると面白いと感じました。
おすすめです!
癒されたりします。
このことを、私は自分自身の自然な感覚(感情)だと思っていたのですが、
この本を読んで、これは植物の作戦かもしれないのだ!? と、知りました。
◎蝶が蜜や花粉をもらい受粉をする共存関係にあることはよく知っています。
私たち人間も美しい植物を愛でたいと品種改良をするのは、
植物の進化速度を速める植物の作戦に乗っかっているのかも知れない、
と長年植物にかかわってきた著者は書いています。
◎このように、視点を変えて植物をながめてみると面白いと感じました。
おすすめです!
2013年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
植物ってすごいな~って。目からうろこのの本でした。植物好きな方には一度読んでいただきたい本です。
2010年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の主旨はタイトルそのまま。植物は自分たちが生きて行き、繁殖するために人を利用する。まるで、お猫様が人間にご機嫌を伺わせるように。植物も必死である、杉花粉が花粉症の原因になり、杉が伐採されブナに植え替えられてくると、杉も「こりゃ、やばい!」と花粉症を発症しない杉花粉を出すようになる、とか、白い花は滅びの色、受粉をする虫には見えない色(虫の代わりを人間が行う)とか。植物の面白い話が、てんこ盛り。「育稙」に関して昔(江戸時代)の日本は西洋の技術を遥かに凌駕していた、とのこと。暇なお侍が多かったから、とか、とにかく読んでいて飽きない本。
あっという間に読み終えるので、誰でも一度は読んでみる価値のある本。花の見方が変わる本です。
あっという間に読み終えるので、誰でも一度は読んでみる価値のある本。花の見方が変わる本です。
2019年5月11日に日本でレビュー済み
「この世界で起きていることが、まったく違うものに見えてくる」と帯封にあるが、読んでみて、まさにその通りだった。人間よりも植物の方が、はるかに歴史も長く、様々な危機に遭遇しても、スタコラと逃げ出すわけにはいかなかったのだから、ご苦労は多かっただろう。
この本の一番の強調点は、「植物に学ぶ」ことの大切さである。学ぶと言っても相手はダンマリで、葉の色やしおれ加減という変化で示すだけ。ここから学ぶとなると、長い付き合いが必要になる。戦争などをやっていたら、そんな悠長なことは言っていられない。江戸時代は、260年間も「泰平の世」が続いたから、武士が、「園芸にはまった」そうだ。
江戸時代の、この素晴らしさに目が向かずに、「脱亜入欧」、「富国強兵」に進んだのが惜しまれる。
今の平和憲法が、日米支配層の改憲策動を退けて、公布後70年間、少なくとも明文改憲を阻止し続けてきた日本人には、やはり江戸時代の「園芸の心」が生き続けているからだと思う。
この本の一番の強調点は、「植物に学ぶ」ことの大切さである。学ぶと言っても相手はダンマリで、葉の色やしおれ加減という変化で示すだけ。ここから学ぶとなると、長い付き合いが必要になる。戦争などをやっていたら、そんな悠長なことは言っていられない。江戸時代は、260年間も「泰平の世」が続いたから、武士が、「園芸にはまった」そうだ。
江戸時代の、この素晴らしさに目が向かずに、「脱亜入欧」、「富国強兵」に進んだのが惜しまれる。
今の平和憲法が、日米支配層の改憲策動を退けて、公布後70年間、少なくとも明文改憲を阻止し続けてきた日本人には、やはり江戸時代の「園芸の心」が生き続けているからだと思う。