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マンガの現代史 (丸善ライブラリー 83) 新書 – 1993/4/1
吉弘 幸介
(著)
少年週刊誌が創刊された60年代から、大衆文化へと成長したマンガの変遷を辿り、ヒット作品の背景や出版界の実情、マンガをとりまく環境の変化などを的確に捉える。
- 本の長さ158ページ
- 言語日本語
- 出版社丸善出版
- 発売日1993/4/1
- ISBN-104621050834
- ISBN-13978-4621050835
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
マンガの変遷をたどることは、実は日本の現代史の一面をたどることに他ならない。当事者からの豊富な取材をもとに、ヒット作品の背景や出版界の実情を探り、マンガとそれをとりまく環境の変化を捉える。
登録情報
- 出版社 : 丸善出版 (1993/4/1)
- 発売日 : 1993/4/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 158ページ
- ISBN-10 : 4621050834
- ISBN-13 : 978-4621050835
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,520,909位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,728位コミック・アニメ研究
- - 10,932位アート・建築・デザインの絵画 (本)
- - 11,034位アート・建築・デザイン作品集
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マンガについて知ることができました。今の状態と変わりはないのかなと感じました。
2004年7月26日に日本でレビュー済み
1951年に生まれ読売新聞社文化部に勤めた、自身漫画好きである著者が、現在の出版界における漫画の位置(全出版物の35%を占める)を探究して、1993年に刊行した200頁弱の本。本書は漫画に関わるさまざまな主題の記事の寄せ集めであるため、内容の要約が困難だが、とりあえず年代別にまとめると、以下のようになる。1947年手塚治虫の登場と共に、戦後日本の漫画=ストーリー漫画はスタートする。手塚は漫画に映画的手法を導入し、一貫したストーリー性を追求し、作品の中にテーマ性や主張を打ち出して、日本の漫画家に多大な影響を与えた。1950年代、漫画の主流は貸本漫画であったが、雑誌も徐々に読み物中心から漫画中心へ移行する。1960年代、経済成長と共に少年週刊誌が創刊され、漫画の生産量が拡大し、また梶原一騎原作の熱血漫画が学生運動家にも受け入れられた。1970年代、成年漫画誌の勃興が一層漫画を普及させる一方で、ポルノ・コミックの登場、同人誌市場の確立、少女漫画における24年組の登場に見られるように、漫画は多様化の時代を迎える。1980年代には漫画は日本独自の大衆文化と見なされ、町おこしの資源として活用されるまでに定着し、他の芸術領域にまで浸透するに至る(文学における漫画の「本歌取り」等)。他方、コンピュータ利用や、リアリズムへの反動としてのへたうまの登場、未来への希望の消失、性描写の過激化等により特徴づけられる時代でもある。1990年代には、日本漫画の輸出と外国作家の起用とが見られ、かつ漫画のマニアックな「文献研究」が行なわれ始める。その他、市場シェアの8割が上位5社に占められ、その内上位3社の市場占有率が全体の7割を占めるという、漫画市場における寡占状態の指摘等、現在の漫画を取り巻く環境についての記述も多く、興味深い。