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好き? 好き? 大好き?―対話と詩のあそび 単行本 – 1978/2/26

4.8 5つ星のうち4.8 63個の評価

イギリスの精神科医レインは1970年に出版した詩集『結ぼれ』によって、まったく新しいジャンルを創造したのである。それは詩とも、劇とも、対話とも読むことのできる新しい「シナリオダイアローグ」ともいえよう。『結ぼれ』は本として成功したばかりでなく、演劇の台本になり、また映画にもなった。

『好き? 好き? 大好き?』は『結ぼれ』につづく第二作であるが、形式や主題はさらに深く鋭くなっている。著者は、人間の感情のひだのうちに深く分けいって行く――家族、恋人から、さらに遠く他者や敵にいたるまで。

レインの詩節は瞬間の洞察、複雑な交換関係、古い歌への新しい叙情、日常生活への原始的格率をふくんでいる。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ みすず書房 (1978/2/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1978/2/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 168ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4622023482
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4622023487
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 63個の評価

カスタマーレビュー

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63グローバルレーティング

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「対話」の本質に気づかせてくれる一冊
5 星
「対話」の本質に気づかせてくれる一冊
商品の状態も良く、梱包も丁寧でした。また、出品者様からのとても心温まる丁寧なお手紙と入浴剤とカイロが同梱されており非常に嬉しかったです。ありがとうございました。本の内容も素晴らしいものだと感じました。決して難解な詩集ではなく、むしろ日常の中でよく見かける対話をまとめたようなものです。だからこそ、自分達が何気なく行なっている対話の裏にある緊張感や残酷さを痛感させられます。高いお金を払ってでも読む価値はあると思いました。
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ラカニアンでも無くてもタイトルから感じるものがある奇書。
解説で何となく輪郭を掴める感じで、にゃるらさんの解説で
現在のサブカルへのレインの影響を論じていて為になりました。
また個人的にはこちらあみ子の『おばけなんてないさ』が想起された。
文庫版は安価で読みやすくて良いのですが、単行本版は洒落た贈り物に
なったのでそちらもあればなぁ~と思いました。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
商品の状態も良く、梱包も丁寧でした。また、出品者様からのとても心温まる丁寧なお手紙と入浴剤とカイロが同梱されており非常に嬉しかったです。ありがとうございました。

本の内容も素晴らしいものだと感じました。決して難解な詩集ではなく、むしろ日常の中でよく見かける対話をまとめたようなものです。だからこそ、自分達が何気なく行なっている対話の裏にある緊張感や残酷さを痛感させられます。高いお金を払ってでも読む価値はあると思いました。
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5つ星のうち5.0 「対話」の本質に気づかせてくれる一冊
2022年2月18日に日本でレビュー済み
商品の状態も良く、梱包も丁寧でした。また、出品者様からのとても心温まる丁寧なお手紙と入浴剤とカイロが同梱されており非常に嬉しかったです。ありがとうございました。

本の内容も素晴らしいものだと感じました。決して難解な詩集ではなく、むしろ日常の中でよく見かける対話をまとめたようなものです。だからこそ、自分達が何気なく行なっている対話の裏にある緊張感や残酷さを痛感させられます。高いお金を払ってでも読む価値はあると思いました。
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14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
目立つキズも無く大変キレイな状態の物が届きました。大切に読ませていただきます。ありがとうございました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年12月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
パートナーの部屋でよく読んでいた本。

改めて自分用にと先日買い直して読んだ。

やっぱり面白い、というか楽しい。

訳者は文学作品を読むには精神医学についての知識が必要だと書いているが、少し共感する部分だ。

句読点のない文章が続く文体はまるで病気の時に聞こえてくる幻聴のような強迫的思考を思い起こさせる。

そしてこの本の表紙の装丁が薬のような錠剤にLOVE MEやKISS MEといっぱい書いてあるのが個人的には楽しくて仕方がないのだ。

レイン自身は精神科医で、当時の治療の実態に異論を唱えていたそうだ。彼の独特の文章のリズム、人物の発言はそういった複線を考えて読むと余計に興味深い。

手放せない本の一つである。

内容についての細かいことはあえて書かない。

手にとって偶然開いたページを実際に読んでみてほしい。きっと私の言いたい事の10%は伝わるような気がする。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古い本なのでどうかなぁ?と思っていたが、目立った汚れや傷もなくて良かった。
2018年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
様々な媒体でこの本について言及されています。主にそのタイトルが話題になっていますが、このキャッチーな題名だけではなく、その中身に関しても一読の価値のあるものになっています。本作に「ひき裂かれた自己」で見せたような精神医学者としてのレインを見ても、あるいは詩人としてのレインを見ても興味深く読むことができると思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 恋愛感情の複雑さを共感を持って読める一冊です。特に強烈だったのは、「あなたはこれからこっぴどい目にあうのよ」という詩です。さすが精神科医。やはり養老猛司先生が褒めてる本の著者な訳です。翻訳も絶妙で、言葉の選び方がいい仕事してますな〜という感じです。短い詩を、短歌の形にしてあるものなど、憎いくらい上手く訳してあると思います。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年11月14日に日本でレビュー済み
精神分析医 レインの著作。
短い本だが、レインの詩的な才能あふれる本。
この本を翻訳で読まれた後は、ぜひ英語でも読んで欲しい。ペンギンから安くでている。

30年ほど前のことだと思うが、「結ぼれ」と一緒に読んだ本。
私の結ぼれのコメントをあわせて、以下に、ご紹介することをご容赦いただきたい。

イギリスの精神分析医レインの詩的なセンスが遺憾なく発揮されている。30年ほど前のことだと思うが、私が「レインはキルケゴールから影響を受けている」と最初に気がついた本でもある。また、妹が好きだった三原の「はみだしっこ」というコミックは、このむすぼれの影響が直接感じられる。そのことを妹に指摘したら、三原はレインが好きだと教えてくれた。 またキルケゴールが量子力学のコペンハーゲン学派の影響にあることに気がついた本でもある。絶望とは死にいたる病であるというキルケゴールが、関係の関係は関係であると続ける文章に、量子力学の萌芽を感じた。エバンゲリオンで、死に至る病というテーマの作品を見て、どうやら同じ意見の方が他にもいたことに気がついた。この本が読みにくいと感じる方は、ぜひ「はみだしっこ」を読破し、エバンゲリオンの死に至る病を見て、三石琴乃さんが声優のミサトさんのハリネズミの話にじっくり耳をかたむけてみるとよいかもしれない。この本を翻訳で読まれた後は、ぜひ英語でも読んで欲しい。ペンギンから安くでている。短いのですぐに読めると思う。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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