お届け先を選択
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

著者をフォロー

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

マーガレット・ミードとサモア 単行本 – 1995/5/1

5.0 5つ星のうち5.0 2個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

人類学の古典の一つ、マーガレット・ミードの「サモアの思春期」を、40年にわたる徹底的な調査にもとづいて検討。その調査方法やデータの不備を明らかにし、同書を迎えた思想的背景を問う。アメリカで物議をかもした問題の書。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ みすず書房 (1995/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1995/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 464ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4622036460
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4622036463
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 2個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
デレク・フリ−マン
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中5つ
5つのうち5つ
2グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう
ミードはなぜ誤ったのか
5 星
ミードはなぜ誤ったのか
 マーガレット・ミードの『サモアの思春期』は、いわずとしれたアメリカ文化人類学の古典。サモア人の生活様式が欧米人のそれとは著しく異なることを示すことによって、当時の文化決定論に大きな力を与えることになった本である。 それに対して本書は、そんなミードの研究が根本的に間違っていることを暴いた衝撃の書である。40年にわたる地道な研究をもとにして、サモア人の位階制や宗教、そして性生活などに関するミードの主張をことごとく反証していくさまは、まさに爽快といえるだろう。 そして本書で何よりすばらしいのは、ミードがなぜそうした陥穽に陥ったのかを明らかにしている点である。文化決定論を正当化しようと躍起になっていた師ボアズと、師の期待に応えるべく決定的な証拠を用意してしまったミード、という描像は、事の真相を的確に捉えているように思われる。また、「ミードは現地の少女たちにからかわれて、嘘の情報を教えられたのでは」という指摘も、十分考慮に値するものだろう。 訳もすばらしく、400ページを超える学術書でありながら、それほどストレスなく読める。ミードの『サモアの思春期』とともに、後世に伝えたい労作である。
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした

上位レビュー、対象国: 日本

2003年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年8月21日に日本でレビュー済み
カスタマー画像
5つ星のうち5.0 ミードはなぜ誤ったのか
2012年8月21日に日本でレビュー済み
 マーガレット・ミードの『サモアの思春期』は、いわずとしれたアメリカ文化人類学の古典。サモア人の生活様式が欧米人のそれとは著しく異なることを示すことによって、当時の文化決定論に大きな力を与えることになった本である。
 それに対して本書は、そんなミードの研究が根本的に間違っていることを暴いた衝撃の書である。40年にわたる地道な研究をもとにして、サモア人の位階制や宗教、そして性生活などに関するミードの主張をことごとく反証していくさまは、まさに爽快といえるだろう。
 そして本書で何よりすばらしいのは、ミードがなぜそうした陥穽に陥ったのかを明らかにしている点である。文化決定論を正当化しようと躍起になっていた師ボアズと、師の期待に応えるべく決定的な証拠を用意してしまったミード、という描像は、事の真相を的確に捉えているように思われる。また、「ミードは現地の少女たちにからかわれて、嘘の情報を教えられたのでは」という指摘も、十分考慮に値するものだろう。
 訳もすばらしく、400ページを超える学術書でありながら、それほどストレスなく読める。ミードの『サモアの思春期』とともに、後世に伝えたい労作である。
このレビューの画像
カスタマー画像
カスタマー画像
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート