現在の精神医学は生物学的精神医学が主流らしいですね。それがまたDSMの神格化につながっているのでしょうか。
それに違和感を感じる私は対人関係・社会環境を重視するサリヴァンの態度に共感を覚えました。なかなか難解な文章ではあります。世界の流れには乗れないかもしれませんが、大切な見方だと思います。
現在ではナラティブ・ベイスト・メディスンへの興味につながっています。
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精神医学は対人関係論である 単行本 – 1990/4/11
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- 本の長さ536ページ
- 言語日本語
- 出版社みすず書房
- 発売日1990/4/11
- ISBN-104622040824
- ISBN-13978-4622040828
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登録情報
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- 言語 : 日本語
- 単行本 : 536ページ
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- ISBN-13 : 978-4622040828
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- - 167位精神医学 (本)
- - 6,060位エンターテイメント (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年3月29日に日本でレビュー済み
サリヴァンは精神科医としても優れた人物で、彼の治療活動による知見が惜しみなく開陳されている。
2002年7月6日に日本でレビュー済み
1953年にオリジナル版が出た本書はH.S.Sullivanの代表作の一つと言われる作品であり、特に生物学に弱い関係者の間で人気があるが為に日本の大学で精神医学を学ぶ人の恐らく半数以上が一度は読まされる書物でもあります。Sullivanの理論の示差像は社会的相互作用を過大視すると同時に生物学的決定因子の重要性を過小評価することにあり、彼の言い分によれば生物学的必要性とは社会的(対人)関係を通してのみ影響力を行使出来るものだということになります。少なくとも世界レベルの精神医学の習得を目指す人には批判的に読まれることをお勧めします。
2020年3月21日に日本でレビュー済み
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精神疾患の方の支援困難化する背景を研修で学びました。それがきっかけで、この本に辿り着き、読み始めました。今ある人格や対処方法は、一朝一夕で作り上げられたものではない、当たり前の事に気付かされ、支援困難な患者さんに出会うたび、患者さんの過去や周囲環境含め、温かい気持ちで考えられるようになりました。