須賀敦子さんのエッセイのファンなら誰もが気に入る詩集だと思います。
行ったことがないトリエステの石畳をゆっくりと歩いているかのような気持ちになれます。
原語で読めないのが残念なのですが、須賀さんの翻訳によって日本人である私によりそってくれるような詩になったのかなと思っています。とにかく素晴らしい詩集です。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ウンベルト・サバ詩集 単行本 – 1998/9/1
- 本の長さ269ページ
- 言語日本語
- 出版社みすず書房
- 発売日1998/9/1
- ISBN-10462204658X
- ISBN-13978-4622046585
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
すべての古い価値観が崩壊した第一次大戦前後のイタリアで、まだ写実を信じることのできた奇跡的な作家・サバ。「家と田園と」「トリエステとひとりの女」「しずかな失望」などから珠玉の詩を集めた詩集。
登録情報
- 出版社 : みすず書房 (1998/9/1)
- 発売日 : 1998/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 269ページ
- ISBN-10 : 462204658X
- ISBN-13 : 978-4622046585
- Amazon 売れ筋ランキング: - 403,340位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 87位イタリア文学研究
- - 124位ギリシャ・ラテン文学
- - 607位外国詩
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
8グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
イメージ付きのレビュー
2 星
背表紙の焼けがひどかった
中身はとても良い状態でしたが、背表紙の焼け?がびっくりするほど激しかったです。。。中は綺麗なのでいいんですが、ちょっと驚きました
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中身はとても良い状態でしたが、背表紙の焼け?がびっくりするほど激しかったです。。。
中は綺麗なのでいいんですが、ちょっと驚きました
中は綺麗なのでいいんですが、ちょっと驚きました
中身はとても良い状態でしたが、背表紙の焼け?がびっくりするほど激しかったです。。。
中は綺麗なのでいいんですが、ちょっと驚きました
中は綺麗なのでいいんですが、ちょっと驚きました
このレビューの画像
2015年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少し経年劣化はあるが、きれいに扱っておられたようだよかったと思っています。
2013年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これは須賀敦子さんが訳したイタリアの詩人ウンベルト・サバの詩集です。独創的な、すばらしい内容をもつ詩で大変感動しました。
2013年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に用商品でした 商品の発送もスムーズで気持ちよく取引できました
2010年11月12日に日本でレビュー済み
これはすてきな詩集です。切なさとかすかな胸の痛み、倦怠感と穏やかなたたずまい、あたたかさと無償の思いやりが、どのページにもちりばめられていて、そうした小さな言葉の花束たちが、地中海の陽だまりと潮風の中から静かに贈り届けられてきたようです。
書かれているのは、あくまで個人の思い。むやみに人を励まそうとか、絵に描いた理想を述べ立てようとか、そうした作為や力みがないのもいいところです。
くだけているけど品位のある翻訳の文体も素晴らしい。装丁や行間を広く取ったレイアウトのセンスもいいので、最近文庫版も出ましたが、ぜひ単行本で持っておきたい一冊です。
書かれているのは、あくまで個人の思い。むやみに人を励まそうとか、絵に描いた理想を述べ立てようとか、そうした作為や力みがないのもいいところです。
くだけているけど品位のある翻訳の文体も素晴らしい。装丁や行間を広く取ったレイアウトのセンスもいいので、最近文庫版も出ましたが、ぜひ単行本で持っておきたい一冊です。
2002年1月9日に日本でレビュー済み
タイトルにあげたのは、「フィナーレ」という詩の引用です。
心からうなずける言葉が詩という形で私たちにさしだされています。
キアレッタは、
少女だったが、いまは若い女で、
あすは女になるだろう。こんなふうに考えていると、
胸のまんなかにどすんと、
ひびくものがある。それを考えないためには、
技をみがかねばならない。
心からうなずける言葉が詩という形で私たちにさしだされています。
キアレッタは、
少女だったが、いまは若い女で、
あすは女になるだろう。こんなふうに考えていると、
胸のまんなかにどすんと、
ひびくものがある。それを考えないためには、
技をみがかねばならない。