無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
生の欲動―神経症から倒錯へ 単行本 – 2003/10/7
作田 啓一
(著)
- 本の長さ298ページ
- 言語日本語
- 出版社みすず書房
- 発売日2003/10/7
- 寸法12.8 x 3 x 18.2 cm
- ISBN-10462207060X
- ISBN-13978-4622070603
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
禁止の法を超えて享楽の法へ-。想像的ファルスの引力が強まれば倒錯が生じる。ラカン-ジジェクを援用しつつ、酒鬼薔薇少年事件から豊川主婦刺殺事件まで、非合理的な動機を探求する「作田人間学」。
登録情報
- 出版社 : みすず書房 (2003/10/7)
- 発売日 : 2003/10/7
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 298ページ
- ISBN-10 : 462207060X
- ISBN-13 : 978-4622070603
- 寸法 : 12.8 x 3 x 18.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 411,960位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 89位異常心理学・催眠術
- - 1,926位臨床心理学・精神分析
- - 4,027位社会一般関連書籍
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中5つ
5つのうち5つ
3グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
Amazon Buyer
Amazonで購入
明晰な語り口で、論旨が(腑に落ちるよう)丁寧に展開されている。ラカンに関心を寄せる方、また、他のラカン解説で躓いた方に是非お勧めしたい。
hanaohanao
Amazonで購入
ひさびさに、この手の本を手に取りました。ラカン、ジジェク、レヴィナスらを活用し複雑な考察を展開しながらも、その論旨の明晰さが確保されてます。どうしたら「動機のよくわからない犯罪」を射程におさめることが出来るか。社会と人間の関係、そして欲動がひとつのキーワードになります。理論から、アクチュアルな問題を探求する中で、近代の合理性を超えていく姿を臨めます。もちろん難解です。
スパルタクス
Amazonで購入
ラカンに関する本としては、素晴らしい出来。とても85歳の人が書いたものとは思えない。ラカンに興味がある人は、まずこの本を読むべきだろう。そもそも、後期ラカンのボロメオの結び目とシュレーバー症例やジョイスとの関連について、(藤田博史を除いて)日本のラカン研究者は誰もまともに解説できないのに、作田先生は極めて明晰に分かりやすく説明している。また、倒錯や神経症についてもラカンのL図を元に図式的に説明しており、とても分かりやすい。世界レベルの研究拠点であった京大人文研の底力を思い知りました。いじめ問題がサディズムである、ということも分かりやすく解説してあり、いじめを研究する全ての社会学者はこの本を読むべきだろう。精神分析的なサディズムの構造理解なくして、いじめを語ることはできない。シニフィアン・現実界・同一化といった基本的なラカンの概念についてもこの本で学ぶことができます。父なき社会における「母性的な超自我」といった問題にも触れており、興味深い。