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『嵐が丘』を読む 単行本 – 2007/5/11
川口 喬一
(著)
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社みすず書房
- 発売日2007/5/11
- ISBN-104622072955
- ISBN-13978-4622072959
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登録情報
- 出版社 : みすず書房 (2007/5/11)
- 発売日 : 2007/5/11
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 280ページ
- ISBN-10 : 4622072955
- ISBN-13 : 978-4622072959
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,260,744位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 14,144位英米文学研究
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学で『嵐が丘』のアダプテーション映画の研究をする為に買った本。基本的な情報から、かなり幅広い『嵐が丘』批評についても言及、充実した内容でとても勉強になった。『嵐が丘』が好きな方、これから『嵐が丘』の研究を始める方にはぜひおすすめしたい一冊。
2010年8月23日に日本でレビュー済み
著者の川口氏は、元筑波大学教授であり、文芸批評理論の第一人者。
川口氏が、かつて(20年ほど前)ベネッセコーポレーションから文芸批評の理論に関するわかりやすい入門書を出された。その本はもう絶版であるが、おもしろい特徴を備えていた。
ニュークリティシズム、フロイト主義、マルクス主義批評、フェミニズム批評、・造主義批評など、多種の批評理論を説明する。そしてそれぞれの手法ごとに、同じ名作「嵐が丘」を分析、批評していく。手法の違いにより、着目点や重視する部分が当然異なってくる。実例を通して書く理論を理解できる。画期的な本(しかも啓蒙書)であった。
そのタイトルが「小説の解釈戦略」。ゲームを攻略する攻略本かのように、軽装で親しみやすい本であった。
各文芸理論を通して同一の作品(「フランケンシュタイン」)を解釈して見せる本に、中公新書「批評理論入門」廣野由美子著 がある。構想があまりに似ているのでどこかに川口氏の名前があるのではないかと探したほどだ。この廣野氏の新書が2005年刊行、川口氏の「小説の解釈戦略」は1989年刊行である。
絶版になり惜しんでいたところ、みすず書房からハードカバーで加筆補正の上復刊されていた。内容としてはほとんど同じであるが、惜しむらくは以前手軽なソフトカバーであったのに重いハードカバーになったこと、また、値段が以前の1250円から3200円となり、学生の懐に優しくないことである。英文学を学ぶ学生には必携の上、レポートを作成する上でも役立つと思われる。文芸理論がわかりたい人のために廣野氏の本と並んでお勧めできる一冊である。
川口氏が、かつて(20年ほど前)ベネッセコーポレーションから文芸批評の理論に関するわかりやすい入門書を出された。その本はもう絶版であるが、おもしろい特徴を備えていた。
ニュークリティシズム、フロイト主義、マルクス主義批評、フェミニズム批評、・造主義批評など、多種の批評理論を説明する。そしてそれぞれの手法ごとに、同じ名作「嵐が丘」を分析、批評していく。手法の違いにより、着目点や重視する部分が当然異なってくる。実例を通して書く理論を理解できる。画期的な本(しかも啓蒙書)であった。
そのタイトルが「小説の解釈戦略」。ゲームを攻略する攻略本かのように、軽装で親しみやすい本であった。
各文芸理論を通して同一の作品(「フランケンシュタイン」)を解釈して見せる本に、中公新書「批評理論入門」廣野由美子著 がある。構想があまりに似ているのでどこかに川口氏の名前があるのではないかと探したほどだ。この廣野氏の新書が2005年刊行、川口氏の「小説の解釈戦略」は1989年刊行である。
絶版になり惜しんでいたところ、みすず書房からハードカバーで加筆補正の上復刊されていた。内容としてはほとんど同じであるが、惜しむらくは以前手軽なソフトカバーであったのに重いハードカバーになったこと、また、値段が以前の1250円から3200円となり、学生の懐に優しくないことである。英文学を学ぶ学生には必携の上、レポートを作成する上でも役立つと思われる。文芸理論がわかりたい人のために廣野氏の本と並んでお勧めできる一冊である。