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現象としての人間 [新版] 単行本 – 2011/3/11

4.1 5つ星のうち4.1 6個の評価

この商品には新版があります:

現象としての人間【新版】 新装版
¥4,840
(6)
残り5点(入荷予定あり)
「宗教は人間を疎外するという考え方の根本的な修正を迫り、
宗教が人類の真の進歩のためにどんなに大きな刺激となりうるかを、
自らの生き方によって証明しようとした宗教観を彷彿させる。
そこには現代科学の成果が信仰を困難にするどころか、
むしろこれによってキリスト教の信仰内容がいかに深められ、
よく理解できるようになるかの証しに一生を捧げた、テイヤールの姿が大きく浮かび上がってくる。」
(「テイヤールの生涯と仕事」より)

イエズス会の司祭であり、また科学者として北京原人の発掘に関わった、テイヤールの主著。
生前は、イエズス会から出版を認められず、歿後まもなく1950年に原書は刊行される。
科学とキリスト教の綜合を目指し、人類と神の存在を宇宙にさぐる、深遠な思想を展開する。
訳者による「テイヤールの生涯と仕事」と「テイヤールの著作と参考文献」を加えた新版。
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商品の説明

著者について

ピエール・テイヤール・ド・シャルダン
(Pierre Teilhard de Chardin, 1881-1955) 
フランスに生れる.1899年にイエズス会に入り,哲学,神学,地質学,古生物学を学ぶ.1911年司祭に叙階される.1914年第一次世界大戦に担架兵として従軍.1920-23年パリのカトリック大学地質学助教授.1923年黄河流域学術調査隊の一員として中国に渡り,以後1946年までの大半を中国で過ごした.この間,ゴビ砂漠,オルドス地方の探検,インドからビルマ(ミャンマー),ジャワに及ぶ学術調査旅行,さらに周口店における北京原人発掘調査などをおこない,地質学,古生物学の研究に情熱を傾けた.1946年以降はニューヨークの人類学研究機関ウェンナー・グレン財団にむかえられ,米国で暮した.『現象としての人間』『神のくに・宇宙讃歌』『ある思想の誕生』『科学とキリスト』など,諸科学の総合によって統一的世界観をもとめ,科学と信仰の調和をはかる多くの著作を残した.『テイヤール・ド・シャルダン著作集』(全10巻,1968-75,みすず書房).

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ みすず書房 (2011/3/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/3/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 424ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4622075970
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4622075974
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 6個の評価

著者について

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テイヤール・ド・シャルダン
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上位レビュー、対象国: 日本

2022年7月1日に日本でレビュー済み
序文 N.M.ウィルディールス
はしがき
プロローグ《見ること》

第1部 生命が現われるまで
第1章 宇宙の素材
1 物質を構成するもの
2 物質全体で構成するもの
3 物質の進化

第2章 物質の内面
1 存在
2 発展の質的法則
3 精神エネルギー

第3章 幼年期の地球
1 地球の外面
2 地球の内面

第2部 生命
第1章 生命の出現
1 生命の第一歩
 A 微生物と巨大分子 B 忘れられた時代 C 細胞の革命
2 生命の最初の外観
3 生命の季節

第2章 生命の膨張
1 生命の基本的運動
 A 生殖 B 繁殖 C 若返り D 接合 E 共同生活化 F 一定方向への加算
2 生物集団の分岐
 A 成長による集合現象 B 成熟による開花 C 遠隔効果
3 生命の樹
 A輪郭 B 大きさ C 明証

第3章 デーメーテール
1 アリアドネの糸
2 意識の上昇
3 時は近づいている

第3部 思考力
第1章 思考力の発生
1 思考力の第一歩
 A 人類の第一歩 ―― 個体の人間化 B 系統の第一歩 ―― 種の人間化 C 地球化の第一歩 ―― 精神圏
2 原始的形態

第2章 精神圏の展開
1 先行人類の分岐経過
2 ネアンデルタールロイドの束
3 ホモ・サピエンスの群れ
4 新石器時代の変態
5 新石器時代の延長と西欧の勃興

第3章 近代の地球
1 進化の発見
 A 四次元的時空の知覚 B 持続という被覆 C 真実の啓示
2 行動の問題
 A 近代人の不安 B 未来が要求するもの C 板ばさみと選択

第4部 高次の生命
第1章 人類集団の未来
1 思考力の合流
 A 強いられた融合 B 大合成
2 地球の精神
 A 人類 B 科学 C 人間分子の一体化

第2章 集団を超えるもの ―― 高次の人格
1 人格の集中とオメガ点
 A 人格的な宇宙 B 人格化する宇宙
2 愛=エネルギー
3 〈オメガ点〉の特質

第3章 地球の最後
1 遠ざけねばならない予測
2 進路
 A 研究の組織化 B 人間という対象の発見 C 科学=宗教の結合
3 世界の終末

むすび キリスト教という現象

要約 あとがき 現象としての人間の本質

付録 進化する地球における悪の位置と役割に関する若干の覚え書

図表
 四足動物の層の発展
 キュエノによる〈生命の樹〉
 霊長類の発展
 人類の層の発展

のうちわけです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年11月20日に日本でレビュー済み
ハードSFの元ネタとリンク探しに。意外と真っ当な主張で、徹底し宗教用語を排して語る姿勢もフェア。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今から40年以上前、まだ大学生の頃、人類学の授業で紹介されて読んだ。

著者はカトリック(イエズス会系)の司祭で、北京原人の骨を発見した古生物学者でもあった。
1940年後半に書かれた本書は、カトリックの世界では「異端の書」とされているらしい。

なにせ、進化論をはるか未来まで延長してゆくと、究極のオメガ点において、宇宙で神が生まれるといった
ストーリーである。

しかし、21世紀初頭の現在、カーツワイルの「シンギュラリティ」やハラリの「ホモデウス」においては、
ほぼ同様の未来世界が描写されている。

西洋人の中には、このような宇宙観・世界観が(一部かもしれないが)底流に流れていることを再認識させられた次第である。

もっとも、日本人、東洋人である私は、このようなリニアで一方向的な世界観は、あまりしっくり来ませんが。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年1月22日に日本でレビュー済み
「自然」との関わりを通して、種としての「人間」は生物的進化のステージである「生物圏」を脱し、形而上的な"知の生態系"「精神圏」なるものへと収斂し、いずれ「オメガ点」と呼ばれる「進化」の到達点に至るという壮大な論が展開される。
今でも古びない...というか、上梓後60有余年を経た今、やっと時代が追いついた感がある。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書の著者テイヤール・ド・シャルダンは、古生物学者でありカトリックの神父である。
本書は、いまから60年ほど前に、精神をもった人間の進化の道について書かれたものであり、世界的な大反響を起した。
驚くべきことに彼は、今日の社会問題の本質を見通し、進むべき道筋を示していたのである。
人間は、地球表面の有限性という壁に突き当たっていること。つまり、人口が増えたが、いまや地球表面での新たな活動領域がなくなったこと。同時に、機械の使用と活動の活発化によって、一人ひとりの行動範囲が大きくなったこと。
彼の指摘の具体的な問題として、我われの文明は、国際秩序の混乱、核兵器、化石燃料の枯渇、環境破壊などによって存続の危機に直面しているのである。
これらの諸大問題は、指摘されてからどれも半世紀以上たつが、政治家も、社会科学者も、哲学者も解決の見通しを得ることができないでいる。
それに対して本書は、人間の最も本質に関わる視点から、大きな岐路にいる我われに、今後歩むべき確固たる道を示してくれているのである。
彼は、非常にゆっくりとした変化、そして一定方向の変化をとらえることの重要性を述べている。そこに、古生物学などの科学的な見方の必要性を見ている。
彼は、地球を進化するものとみなし、岩石圏・水成圏・大気圏の形成、生命圏の誕生、精神圏の誕生という大枠でみている。精神圏は、思考力をもった人間によって作られた。
 とりわけ重要と考える彼の言葉を選び、要約して並べてみる。
・人間は、新たな進化が必要な段階に達したが、出口を見出せずに苦しんでいる。
・思考力をもった人間は、破滅が予想される行動は自制する。自己実現の望みがあれば、前進する。
・生命が前進できたのは、懸命に模索したおかげで、抵抗のもっとも少ない地点を次々に見出したためである。我われは、今後たゆまずに研究を続ければ、中心部、感度の高い地点、盛んに活動している地点などの在りかをつきとめるかもしれない。これらの地点を征服すれば、他のすべての地点の征服もたやすく保証される。

 ここから先は、我われが考えなければならない。
私は、かつて電機メーカーに生産技術者として勤めていた。生産技術者とは「仕事の方法の改善」を行う専門職である。
定年後、私は社会問題の解決に取り組んでみた。そのとき、解決の指針を与えてくれたのが彼の言葉であり、創りあげた全体構想を評価するときの基準となったのも彼の言葉であった。
全体構想は後ほど述べるが、その中で彼の言葉と関係の深い部分だけを、先に述べておく。
 私は、人間の進化を考えるならば、「中心部、感度の高い地点」として脳について考えなければならないと考えた。
脳科学の知見では、人間は、脳内に環境のモデルをもっていて、それを過去・現在・未来と関係づけて使用し、行動しているという。さらに、人間の脳においては、論理的な機能を受け持つ左脳と、パターン処理を受けもつ右脳とが、互いにコミュニケーションして行動を決定しているという。ここで問題となることは、環境があまりに複雑になったため、左脳による情報の論理的な推論能力が不足状態にあることであった。
また、結論的にいえば、彼のいう「征服すべき地点」とは、今後の行動と、それによって生じる未来の状態との関係とを、的確に予想するための能力を獲得することであった。
生物学の進化には、わずかなものであっても何万年、何十万年もかかる。しかも生物の進化によって得られる能力には制約がある。それらの制約から自由になるために、人間は、道具を創り、それを身体の延長として使うことによって新たな能力を獲得してきた。だから技術者の私は、人間にいま必要とされている予想能力を得る手段として、人間の思考活動と関係が深く、いま急速に進歩している情報通信技術を利用して、未来共同探索システムと名づけた仕組みを発明した。
それは、個々の人がそれぞれ脳の中にもっている環境モデルを世界全体に拡張させ、同時に強力な論理的な推論機能を共同でもつということである。だから未来共同探索システムには条件があった。環境モデルの構築段階と、推論段階での適切な運用には、世界のすべての人の参加が必要になるという条件である。これは、各人がそれぞれ異なる環境に住み、各人が自由な意思をもち、社会的な動物といわれる人間の特性からくるものである。
これを共同で使うと、個人も社会も、事前に未来の危険を回避し、未来での自己実現の可能性を発見でき、その結果として安心と希望をもって行動に移ることができるのである。
「他の地点の征服」とは、政治や経済上の問題の解決といえる。未来共同探索システムを使えば優れた世界的な政治システム、行政システムをたやすく構築でき、それらを使うことで、政治や経済の問題をたやすく解決できるのである。
 以下、私が社会問題の解決に取り組んだ経緯と、創りあげた全体構想について述べる。
**生産技術者が気づいた不審な現象**
私は団塊の世代である。大学で機械工学と生産工学を学んだ。電機メーカーに就職しコンピューターを利用した生産システムの開発にあたった。11年前に定年退職し、私は世界の大問題に目をむけた。
私は、社会の主要活動の一つである政治で、なぜか情報技術の利用に消極的な事実に気づいた。そして、生産技術者の視点からみて、大問題を長年解決できない真の原因は、次の事実に世界の誰も気がつかないためであると確信した。
(1) 代表制民主主義政治システムは、人間の思考能力の限界から、社会が必要としている社会問題の解決能力に応えられない。まったく時代遅れの状態のままで放置されている。
(2)情報技術を利用して、理想的な民主主義政治システムを発明しなければならない状態にある。
 そこで私は、生産技術者の経験を生かして、理想的な民主主義政治システムの設計に挑戦した。そして以下のような全体構想を創りあげ、問題解決の見通しを得た。
**構想の概要**
私の研究は、次の2人の世界観と人間観を出発点とした。
(1)古生物学者 テイヤール・ド・シャルダン  (『現象としての人間』)
   「人間は、新たな進化が必要な段階に達したが、出口を見出せずに苦しんでいる。」
(2)経営思想家 ピーター・ドラッカー   (『テクノロジストの条件』他)
  「未来が存在するのは、それを我われが創るからである。未来は、我われが望み、我われが現実とするものによって形作られる。」 
「人間は、道具によって進化する。 現在の技術革命を利用して理想を実現せよ。」
私は、世界の動きをシステムと考え、システムの性質をうまく利用して根源的な原因を解消し、多様な社会問題を一挙に解決することを考えた。そのために、システム科学、情報科学、脳科学などを使って、よりよい未来を創りだす方法を研究した。
そして、次の考えによってそれを可能にした。
世界のすべての人びとが協力して、高い忠実性をもった地球システムのモデルを作る必要がある。地球システム・モデルは、地球環境、生物の活動、人間の活動のモデルで構成され、互いに関連付けられている。モデルの中の人間の活動は、各人のそれぞれの代理人によって行われる。
地球シミュレーターは、ある時点の地球システム・モデルを入力し、1ケ月後の地球システム・モデルを予測して出力する。これを次つぎに1200回繰り返せば、100年後までの地球社会の状態を時系列的に予測できる。
この仕組を使い、全員が参加して、各人の今後の行動と未来の結果との関係を、コンピューターを使ってシミュレーションし、精度よく予測する。各人は、モデルの中の自分の代理人を操作し、一種の人生ゲームを行うことになる。予想された未来の状況が望ましくないのなら、最初(現在)まで、あるいは途中までもどって、条件を変えてやり直すことができる。我われは、眼の前のものしか見えないが、このサイバー・ワールドの中では、時空をこえて世界をみることができる。
この方法によって、よりよい未来をもたらす各人の行動プランを試行錯誤的に共同で探り当て、議論し、その中でもっともよい行動プランに合意する。各人は合意したそれぞれの行動プランの通りにこれから実行する。もちろん定期的に再考し、軌道修正する。こうすれば、社会としても、個人としても、よりよい未来を実現できるはずである。この仕組みを、私は未来共同探索システムと名づけた。
**新たな財の誕生と新たな経済の誕生**
 よい生き方のできる行動プランは、希少価値をもつ。物質的な財に対して、優れた行動プランは精神的な財と呼ぶことができる。
 未来共同探索システムは、精神的な財の評価手段であり、社会的共通資本である。
民主主義政治で重要なことは、まず優秀な政策案が社会に提案されること。同時に、市民側は、提案された政策案を適切に評価し合意する能力をもつこと。これは、車輪の両輪である。政策案は、精神的な公共財である。
政策案作りは、これまで少数の官僚が、厳しい時間的な制約のもとで行っていた。このあい路を打開するため、政策案の作成は、政府機関による独占をやめて民間企業に開放し、同時に政策案の自由市場を創る。
 政策案を生産する企業にとって、未来共同探索システムは、社会的なニーズのマーケテイング手段であり、試作した政策案の試験評価手段でもある。
 市民は、未来共同探索システムを使って市場に出された政策案を評価し、優れた政策案を採用する。そのときに適切な対価を政策案の生産者に支払う。こうすれば、優れた政策案が多数生み出される豊かな社会が実現できると思う。
**社会問題の解決**
*政治における基本的な問題の解決
未来共同探索システムを使うと、世界規模の直接民主政治を実現することができ、一人ひとりの意思を政治に反映できる。自宅のパソコンから世界一斉の人生ゲームに参加し、インターネットを使って議論に参加できる。
地球全体の問題と自分の住む地域の問題、経済問題と環境問題、短期的な問題と長期的な問題、これら複雑に絡みあった社会問題を調和させて解決できる。
*世界政治における問題の解決
民主主義政治の適用には、社会規模の限界という制約がある。国家の構成員の数が増加するにつれて、公平な利害関係の調整が急速に複雑化するからである。未来共同探索システムを内蔵した新しい政治システムを作ると、この社会規模の限界は克服され、地球社会全体に民主主義による秩序を確立することが可能となる。
国連を発展させた形態で、国家主権の壁を廃止して地球社会全体に責任をもつ世界連邦政府を設立し、世界連邦政府を頂点とした地域分権型の行政組織を作ることができる。
世界連邦政府によって、新しい政治システムの建設と運営が行われる。
国家という壁のない政治、行政機構、そして、情報システムを活用した効率的な事務運営が可能になる。
その結果、平和問題、環境問題などの地球社会全体の問題と、国や地域の個別的な問題とを関係づけて解決できるようになる。
 各国の軍隊は解散し、世界秩序の維持のために小規模な世界警察軍が設置される。この過程の中で各国の核兵器は一斉に廃棄される。    
経済問題も、先々の状況、多方面の状況を見通しながら思い切った調整をすることができる。
*エネルギー問題の解決
エネルギー大量消費型の機械文明は、発展期は放任しておいた方がよい。しかし、化石燃料の枯渇によって新たな社会構造への転換を迫られている現段階では、計画的に転換を図らなければ、世界全体が機能不全の多発と燃料の激しい争奪戦のために、大混乱に陥るのは目にみえている。
現在手持ちの化石燃料は、現在の社会の構造転換のため、その間を乗り切るために使い、そして未来世代の分も遺しておかなければならない。
未来共同探索システムは、社会構造の設計ツールとしても利用できるため、再生可能エネルギーだけで維持できる社会構造を設計できる。技術的な対応だけでなく、柔軟性のある政治的な対応力も増すことができる。そして、世界連邦政府のもとで、新しい文明社会への移行事業を計画的に進めることができる。
**構想の実現**
私は、この構想を、人類のプロジェクトとして実施すべきであると世界に向けて言いたい。
このプロジェクトは、核兵器廃止や環境保護などの個々の活動を統合し、力を結集できる。世界の若者に希望をもたせ、活躍の場を提供できる。若者の失業を解消し、絶望によるテロへの参加も防止できる。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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