プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
1968年―― 反乱のグローバリズム 単行本 – 2012/4/21
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥3,960","priceAmount":3960.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"3,960","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"W8VzQ4ugU5kW7hkvrCuFa8%2BdNf4lkWQU2P2JfllgTGR95YtLCO2OeHLsu1FmxBXHt%2FopfFeT%2FCQCoLuQ5DHe%2FIn5%2Bx%2BqahqwCnFCxzReTJXwU9pzpy1E%2Fgp6%2Bq8lyrSyNg7uoEDQLqM%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}
購入オプションとあわせ買い
「1968年は全てを変えてしまった年ではなかった。それまでにあまりにも多くのことがすでに進行しつつあった。
だが〈68年〉以後はほとんど何ひとつもとのままではなくなった」
なぜ学生が、なぜこの時点で、なぜ事実上西欧世界のいたるところで反乱を起こしたのか?
「ベトナム戦争反対」という共通軸が結果としてあり、運動の形態は似ていても、
原因や動機は各国ばらばらであった。
大学の管理主義への不満や様々の偶然から生じたフランスのパリ68年5月、
シット・インなどの抵抗運動を雛型とした黒人運動に起因するアメリカ、
ナチズムという克服されざる過去の問題と対峙したドイツ、
60年安保以後の左派の分裂、反米闘争、学費値上げ反対などが絡まった日本、
工場労働者と結びついたイタリア、ユニークな形態を示したオランダ、ポップカルチャーの興隆を背景としたイギリス、
そしてチェコ、ポーランド、東ドイツ……
本書は各国の詳細な分析を通し、縦軸と横軸、その可能性と限界を説得的に描く。
〈1968年〉を世界史の中で位置づけた、現代史家による最も評価の高い書。
【目次抄】
パリ、1968年5月
1章 はじめにはアメリカがあった
2章 ドイツ固有の道?
3章 西側世界での抗議運動
日本
イタリア
オランダ
イギリス
4章 東欧での運動
チェコスロヴァキア
ポーランド
ドイツ民主共和国
5章 なんだったのか、なにが残ったのか
「68年」の理念
ドイツ連邦共和国の総決算
原注/あとがきと謝辞/訳者あとがき/訳注/文献抄録/索引
だが〈68年〉以後はほとんど何ひとつもとのままではなくなった」
なぜ学生が、なぜこの時点で、なぜ事実上西欧世界のいたるところで反乱を起こしたのか?
「ベトナム戦争反対」という共通軸が結果としてあり、運動の形態は似ていても、
原因や動機は各国ばらばらであった。
大学の管理主義への不満や様々の偶然から生じたフランスのパリ68年5月、
シット・インなどの抵抗運動を雛型とした黒人運動に起因するアメリカ、
ナチズムという克服されざる過去の問題と対峙したドイツ、
60年安保以後の左派の分裂、反米闘争、学費値上げ反対などが絡まった日本、
工場労働者と結びついたイタリア、ユニークな形態を示したオランダ、ポップカルチャーの興隆を背景としたイギリス、
そしてチェコ、ポーランド、東ドイツ……
本書は各国の詳細な分析を通し、縦軸と横軸、その可能性と限界を説得的に描く。
〈1968年〉を世界史の中で位置づけた、現代史家による最も評価の高い書。
【目次抄】
パリ、1968年5月
1章 はじめにはアメリカがあった
2章 ドイツ固有の道?
3章 西側世界での抗議運動
日本
イタリア
オランダ
イギリス
4章 東欧での運動
チェコスロヴァキア
ポーランド
ドイツ民主共和国
5章 なんだったのか、なにが残ったのか
「68年」の理念
ドイツ連邦共和国の総決算
原注/あとがきと謝辞/訳者あとがき/訳注/文献抄録/索引
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社みすず書房
- 発売日2012/4/21
- ISBN-104622076802
- ISBN-13978-4622076803
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 1968年―― 反乱のグローバリズム
¥3,960¥3,960
最短で6月6日 木曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
¥3,850¥3,850
一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。
注文確定後、入荷時期が確定次第、お届け予定日をEメールでお知らせします。万が一、入荷できないことが判明した場合、やむを得ず、ご注文をキャンセルさせていただくことがあります。商品の代金は発送時に請求いたします。
¥7,480¥7,480
最短で6月6日 木曜日のお届け予定です
残り4点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
ノルベルト・フライ
Norbert Frei
1955年フランクフルト・アム・マイン生まれ。1979年、ミュンヘン大学で博士号取得。1979年から1987年、ミュンヘン現代史研究所所員。現在はフリードリヒ・シラー大学イエーナの近現代史担当教授。同時にこの間、1985年から1986年にハーバード大学フェロー、1995年から1996年にベルリン科学コレークのフェロー、2004年にエッセン文化科学研究所フェロー、2007年にハンブルク社会研究所客員研究員を歴任。
著書『総統国家』(1987、2007 第8版、邦訳:岩波書店 1994)『ヒトラー独裁下のジャーナリストたち』(共著 1989、邦訳:朝日新聞社 1996) Vergangenheitspolitik. Die Anfange der Bundesrepublik und die NS-Vergangenheit (1996、2003 第2版) Hitlers Eliten nach 1945 (共編著 2001、2007 第3版) Das Dritte Reich im Uberblick. Chronik. Ereignisse. Zusammenhange (共編 1983 旧版、2007 新版)『過ぎ去らぬ過去との取り組み――日本とドイツ』(共編著 岩波書店 2011)その他多数。
Norbert Frei
1955年フランクフルト・アム・マイン生まれ。1979年、ミュンヘン大学で博士号取得。1979年から1987年、ミュンヘン現代史研究所所員。現在はフリードリヒ・シラー大学イエーナの近現代史担当教授。同時にこの間、1985年から1986年にハーバード大学フェロー、1995年から1996年にベルリン科学コレークのフェロー、2004年にエッセン文化科学研究所フェロー、2007年にハンブルク社会研究所客員研究員を歴任。
著書『総統国家』(1987、2007 第8版、邦訳:岩波書店 1994)『ヒトラー独裁下のジャーナリストたち』(共著 1989、邦訳:朝日新聞社 1996) Vergangenheitspolitik. Die Anfange der Bundesrepublik und die NS-Vergangenheit (1996、2003 第2版) Hitlers Eliten nach 1945 (共編著 2001、2007 第3版) Das Dritte Reich im Uberblick. Chronik. Ereignisse. Zusammenhange (共編 1983 旧版、2007 新版)『過ぎ去らぬ過去との取り組み――日本とドイツ』(共編著 岩波書店 2011)その他多数。
登録情報
- 出版社 : みすず書房 (2012/4/21)
- 発売日 : 2012/4/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 320ページ
- ISBN-10 : 4622076802
- ISBN-13 : 978-4622076803
- Amazon 売れ筋ランキング: - 534,686位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 67,586位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
2グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年3月19日に日本でレビュー済み
1968年をピークとする若者の叛乱、特に大学生の叛乱が西側の先進国でなぜ起こったのか、アメリカの黒人解放の動き、ベトナム反戦とヒッピーなどのカウンターカルチャーが起点となり、それが西側の世界に伝わっていく。フランスでの5月革命、ドイツでの相変わらずのナチスの清算とフランクフルト学派、そこからマルクーゼが生まれ、アメリカやフランス、イギリス、ドイツで解放を説く。日本の大学紛争、ベトナム反戦、プラハの春の圧殺、イタリアとドイツの急進派はテロへと走る。日本も一部はそうだった。イギリスとロックンロール、オランダ、ポーランド、東ドイツでの反抗への動き、フライはそこに時代精神としての新しい感受性の湧出を見る。権威主義の忌避、反戦平和、女性解放、自由への希望、等々。フライは300頁足らずの本書に、事件史の根底に流れている、新しい文化と思想の動きを描き出している。「1968年世代」の時代があって、その後半世紀が過ぎたが、多くの問題が解決される一方、新しい難問も生まれている。あの時代ほど、世界が希望に溢れて新しい試みを模索していた時代はないのではないか、本書を読むと、世界の変化がいかにして生まれたのか、新しい世界を希望をもって求めることの可能性が今も開かれているのではないかと、勇気づけられる。まずは危険極まりない、世界の独裁国の権威主義を、いかにして廃絶するかを考えねばならないだろう。
2012年9月18日に日本でレビュー済み
あの時代を同時代人として生きた者として、この難解な(翻訳のせいではないだろうが)著作に挑戦したのだが、一気に読みきるには大変苦労した。他からの刺激がなければ“積読”の棚に収められていたかもしれない。
難解さは重要かどうか判りにくいさまざまなエピソードが多く記述されていて全体像をつかむのに苦労するところにありそうだ。宣伝では「各国の詳細な分析」と謳うものの仏、米、独に多くが割かれている。フランスは反ナチ闘争の卓越した政治指導者ド・ゴールが相手でその分だけでも運動が先鋭化したことが判る。アメリカはルーサー・キングに代表される黒人の闘争が68年に先行し、映画「いちご白書」のようなキャンパスの闘いが広がった。無論その背後にベトナム戦争がある。ドイツではナチの犯罪を厳しく断罪したという言い訳を許さない反ファシズムの闘いが土台にあった。注目すべきは反乱を担った学生と当代の哲学者達、ホルクハイマー、アドルノ、マルクーゼ、ハーバーマスとの対話(対決も)が成立したことであろう。ただここでは東ドイツの影が色濃く刻印されている。一方、日、伊、英はあっさりとしたものである。日本についてはベ平連と反戦青年委員会と全共闘運動にいささか偏りすぎていないか。また英国の運動はトラファルガー広場でのラッセル卿の反戦演説に代表されたように世界への発信力はもっと大きくなかったか。当時ほとんど伝えられなかったオランダ、ポーランド、東ドイツ国内での運動記録の紹介は万全と言えないとしても貴重である。それにしても、暴力主義に走るきっかけを作った造反有理を旗印とした毛沢東主義にほとんど触れていないのが不思議である。
難解さは重要かどうか判りにくいさまざまなエピソードが多く記述されていて全体像をつかむのに苦労するところにありそうだ。宣伝では「各国の詳細な分析」と謳うものの仏、米、独に多くが割かれている。フランスは反ナチ闘争の卓越した政治指導者ド・ゴールが相手でその分だけでも運動が先鋭化したことが判る。アメリカはルーサー・キングに代表される黒人の闘争が68年に先行し、映画「いちご白書」のようなキャンパスの闘いが広がった。無論その背後にベトナム戦争がある。ドイツではナチの犯罪を厳しく断罪したという言い訳を許さない反ファシズムの闘いが土台にあった。注目すべきは反乱を担った学生と当代の哲学者達、ホルクハイマー、アドルノ、マルクーゼ、ハーバーマスとの対話(対決も)が成立したことであろう。ただここでは東ドイツの影が色濃く刻印されている。一方、日、伊、英はあっさりとしたものである。日本についてはベ平連と反戦青年委員会と全共闘運動にいささか偏りすぎていないか。また英国の運動はトラファルガー広場でのラッセル卿の反戦演説に代表されたように世界への発信力はもっと大きくなかったか。当時ほとんど伝えられなかったオランダ、ポーランド、東ドイツ国内での運動記録の紹介は万全と言えないとしても貴重である。それにしても、暴力主義に走るきっかけを作った造反有理を旗印とした毛沢東主義にほとんど触れていないのが不思議である。