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アラン島 (大人の本棚) 単行本 – 2005/11/11

4.5 5つ星のうち4.5 5個の評価

戯曲の取材のためアイルランド辺境の島、アラン諸島をおとずれたシングは、古老たちの話を聞き、酒場や民家の炉辺で島人たちとのつきあいを深め、島の文化と暮しぶりを誠実に記録した。アラン島の名を世界に知らしめた紀行文の傑作を、気鋭のアイルランド文学者による斬新な新訳でお届けする。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ みすず書房 (2005/11/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/11/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 275ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 462208063X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4622080633
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 5個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
5グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こちらの、装丁の本が好きで、購入できて嬉しいです。状態もとても良いものでした。本当に素晴らしい本。アイルランドのアラン島に行った気分が味わえます。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一度は行ってみたい島です。古い時代のアラン島を知ることで訪れたときにこの島の風土を理解できると思いました。
土のない島、石の島、風の島を体感したくなりました。今年中に訪れようと思いました。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1907年に発表された紀行文の名作。《大人の本棚》シリーズのなかの一冊として刊行されている本書は、現代を生きるわたしたちにも大変読みやすい、みずみずしい訳文に仕上がっています。

この紀行文の価値は、シングが異文化に出会った喜びをかくさず、主観的に理想的に島を描いていること。 シングの文章を読みおえると、まるで読者自身が百年前のアラン島を旅したかのように、島の景色や島人たちの姿を、懐かしく思い出すことができます。
シングがイニシュマーンで寄宿していた家の、古ぼけたキッチンの味わい。おかみさんが作ってくれるお茶や食事。寄宿先の息子でゲール語の先生であるマイケル青年や、ストーリーテラーであるパットおじいとの友情。 シングの演奏するフィドルで、ダンスに興じる島人たちの、心から楽しんでいる様子…。
こうしたシング青年のアラン島での経験は、のちに『海に騎りゆく者たち』など数々の戯曲に結晶し、遠く日本でも、歌人・松村みね子の翻訳で紹介されることになるのです。

なおこの本には、アラン島の雰囲気を伝える味わい深い挿絵が付されており、これが何と詩人W・B・イエイツの弟、Jack.B.Yeatsの手になるものとのこと、見逃せません。
28人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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