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生きがいについて (神谷美恵子コレクション) 単行本 – 2004/10/6
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「いったい私たちの毎日の生活を生きるかいあるように感じさせているものは
何であろうか。ひとたび生きがいをうしなったら、どんなふうにして
また新しい生きがいを見いだすのだろうか」
神谷美恵子はつねに苦しむひと、悲しむひとのそばにあろうとした。
本書は、ひとが生きていくことへの深いいとおしみと、たゆみない思索に支えられた、
まさに生きた思想の結晶である。
1966年の初版以来、多くのひとを慰め力づけてきた永遠の名著に執筆当時の日記を付して贈る。
**************************
『神谷美恵子コレクション』全5冊
1 生きがいについて
2 人間をみつめて
3 こころの旅
4 遍歴
5 本、そして人
* * *
-関連書-
『神谷美恵子の世界』
詩集『うつわの歌【新版】』
■ 神谷美恵子コレクションについて ■ 永遠の書『生きがいについて』をはじめ、刊行後数十年を経てなお古びることのない一連の
著作を、新に編集したコレクション5冊。
あわせて、その人と生涯を写真と文字でハンディにまとめた『神谷美恵子の世界』もお届けします。
英文学から、医学へ、さらには精神医学から病跡学へ、ときに迷いながらも、自らの信じる道を
貫いた神谷美恵子(1914-1979)の人生。
ハンセン病の患者さんとの出会いや交流、長島愛生園での実践と思索の日々。
一人の女性として、また妻として母として、日常の雑事を生き抜いた生活者としての側面。
神谷美恵子は、そのすべてを「書くこと」で表現しようとした。
その生き方は、著作をとおして、また雑誌やテレビを通じて、多くの人の感動を呼んできました。
このコレクションは、その主要な著作を新たに編集、各巻末に著者の未公開の文章と
解説を加え、著者ゆかりの人々へのインタビューやエッセイなどを付録にして、
読者に近づきやすい神谷美恵子を提供しようとするものです。
いまこそ、神谷美恵子――神谷美恵子の思索、その生きる姿勢は、現代だからこそ、
新鮮なかがやきを放っています。
病めるものに寄せる思いと実践のなかから紡ぎ出された言葉の数々を贈ります。
何であろうか。ひとたび生きがいをうしなったら、どんなふうにして
また新しい生きがいを見いだすのだろうか」
神谷美恵子はつねに苦しむひと、悲しむひとのそばにあろうとした。
本書は、ひとが生きていくことへの深いいとおしみと、たゆみない思索に支えられた、
まさに生きた思想の結晶である。
1966年の初版以来、多くのひとを慰め力づけてきた永遠の名著に執筆当時の日記を付して贈る。
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『神谷美恵子コレクション』全5冊
1 生きがいについて
2 人間をみつめて
3 こころの旅
4 遍歴
5 本、そして人
* * *
-関連書-
『神谷美恵子の世界』
詩集『うつわの歌【新版】』
■ 神谷美恵子コレクションについて ■ 永遠の書『生きがいについて』をはじめ、刊行後数十年を経てなお古びることのない一連の
著作を、新に編集したコレクション5冊。
あわせて、その人と生涯を写真と文字でハンディにまとめた『神谷美恵子の世界』もお届けします。
英文学から、医学へ、さらには精神医学から病跡学へ、ときに迷いながらも、自らの信じる道を
貫いた神谷美恵子(1914-1979)の人生。
ハンセン病の患者さんとの出会いや交流、長島愛生園での実践と思索の日々。
一人の女性として、また妻として母として、日常の雑事を生き抜いた生活者としての側面。
神谷美恵子は、そのすべてを「書くこと」で表現しようとした。
その生き方は、著作をとおして、また雑誌やテレビを通じて、多くの人の感動を呼んできました。
このコレクションは、その主要な著作を新たに編集、各巻末に著者の未公開の文章と
解説を加え、著者ゆかりの人々へのインタビューやエッセイなどを付録にして、
読者に近づきやすい神谷美恵子を提供しようとするものです。
いまこそ、神谷美恵子――神谷美恵子の思索、その生きる姿勢は、現代だからこそ、
新鮮なかがやきを放っています。
病めるものに寄せる思いと実践のなかから紡ぎ出された言葉の数々を贈ります。
- 本の長さ360ページ
- 言語日本語
- 出版社みすず書房
- 発売日2004/10/6
- ISBN-104622081814
- ISBN-13978-4622081814
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出版社より
1966年の初版以来、多くのひとを慰め力づけてきた、混迷の時代にこそ贈りたい、「人生の書」
ほんとうに生きるとはどういうことなのか
こころを揺さぶる思想に出会えます
生きがいについて | 人間をみつめて | こころの旅 | 遍歴 | 本、そして人 | ケアへのまなざし | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.3
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価格 | ¥1,980¥1,980 | ¥2,200¥2,200 | ¥1,760¥1,760 | ¥1,980¥1,980 | ¥2,420¥2,420 | ¥3,300¥3,300 |
神谷美恵子の本 | 神谷美恵子はつねに苦しむひと、悲しむひとのそばにあろうとした。 本書は、ひとが生きていくことへの深いいとおしみと、たゆみない思索に支えられた、 まさに生きた思想の結晶である。 | 熱く思い、黙して働くひと。 1950年代から70年代、ハンセン病療養所で厳しい現実と格闘する日々。 「自分」を超えて生きた、切実な日々がリアルに綴られた貴重な記録。 | 生命の芽生えから人生の終章まで、ひとのこころの歩みを、その一歩一歩をたしかめるように、丁寧にたどっていく。人生への愛情と洞察にみちた静かな言葉の数々。 | 間近にせまる死を予感しつつ、みずからの生のあしあとをたどった、著者の絶筆。 控えめな、抑制された文章からは、ひとがひとり生きぬくことの重さが静かに伝わってくる。 | 結核療養期を支えてくれた「恩人」マルクス・アウレリウス、一生を決めるほどの「電撃」をうけたプラトンをはじめ、人生の折々に神谷美恵子をたすけた、本や人との出会い。新編集で贈るエッセイ集。 | 一人の人間どうしとして、患者と向き合う姿勢を貫いた精神科医・神谷美恵子。人間としての医療・看護・介護のあり方をみつめるエッセイ、論文、対談を新編集で贈る。 |
商品の説明
出版社からのコメント
著者について
神谷美恵子(かみや・みえこ)
1914-1979。岡山に生まれる。1935年津田英学塾卒業。1938年渡米、1940年からコロンビア大学医学進学課程で学ぶ。1941年東京女子医学専門学校(現・東京女子医科大学)入学。1943年夏、長島愛生園で診療実習等を行う。1944年東京女子医専卒業。東京大学精神科医局入局。1952年大阪大学医学部神経科入局。1957-72年長島愛生園精神科勤務(1965-1967年精神科医長)。1960-64年神戸女学院大学教授。1963-76年津田塾大学教授。医学博士。1979年10月22日没。
著書『生きがいについて』(1966、みすず書房)『人間をみつめて』(1971、朝日新聞社)『こころの旅』(1974、日本評論社)『遍歴』(1980、みすず書房)『本、そして人』(2005、以上は「神谷美恵子コレクション(全五巻)」〈2004-2005、みすず書房〉所収)「神谷美恵子著作集(全10巻、補巻1、別巻2)」(1980-1984)、『うつわの歌』(1989、新版2014)、『ケアへのまなざし』(《始まりの本》、2013、以上みすず書房)、訳書 マルクス・アウレリウス『自省録』(1949、創元社、1956、岩波文庫)、ジルボーグ『医学的心理学史』(1958)、ミシェル・フーコー『臨床医学の誕生』(1969)『精神疾患と心理学』(1970)、ヴァージニア・ウルフ『ある作家の日記』(1976、以上みすず書房)他多数。
1914-1979。岡山に生まれる。1935年津田英学塾卒業。1938年渡米、1940年からコロンビア大学医学進学課程で学ぶ。1941年東京女子医学専門学校(現・東京女子医科大学)入学。1943年夏、長島愛生園で診療実習等を行う。1944年東京女子医専卒業。東京大学精神科医局入局。1952年大阪大学医学部神経科入局。1957-72年長島愛生園精神科勤務(1965-1967年精神科医長)。1960-64年神戸女学院大学教授。1963-76年津田塾大学教授。医学博士。1979年10月22日没。
著書『生きがいについて』(1966、みすず書房)『人間をみつめて』(1971、朝日新聞社)『こころの旅』(1974、日本評論社)『遍歴』(1980、みすず書房)『本、そして人』(2005、以上は「神谷美恵子コレクション(全五巻)」〈2004-2005、みすず書房〉所収)「神谷美恵子著作集(全10巻、補巻1、別巻2)」(1980-1984)、『うつわの歌』(1989、新版2014)、『ケアへのまなざし』(《始まりの本》、2013、以上みすず書房)、訳書 マルクス・アウレリウス『自省録』(1949、創元社、1956、岩波文庫)、ジルボーグ『医学的心理学史』(1958)、ミシェル・フーコー『臨床医学の誕生』(1969)『精神疾患と心理学』(1970)、ヴァージニア・ウルフ『ある作家の日記』(1976、以上みすず書房)他多数。
登録情報
- 出版社 : みすず書房 (2004/10/6)
- 発売日 : 2004/10/6
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 360ページ
- ISBN-10 : 4622081814
- ISBN-13 : 978-4622081814
- Amazon 売れ筋ランキング: - 24,122位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
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2024年4月16日に日本でレビュー済み
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外国人の友人からIkigaiについて聞かれたものの、的確にこたえられなかったことがきっかけで読み始めた。まだ読了していないが、生きがいとは人生の最も苦しいときにこそ見つかるものであるという点で、夜と霧に通じるものがあると感じる。大変厚い本だが、楽しみながら読みたい。
2022年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ヨーロッパ某国の田舎で専業主婦をしている30代女性ですが、ちょうど今、
自身の価値体系崩壊、生きがい喪失に悩んでいる中、この本を手に取りました。
愛生園の人々の心模様が、人種・言葉の壁を感じ、異国で疎外感を感じる私の精神状態と重なって見え、大変共感しながら読みました。
「現世へのもどりかた」の項などは、おそらく、以前の忙しくも充実した生活を送っていた私には意味が分からなかったのでは。
苦悩の渦中にいると、見えにくいものですが
悩みに悩み、裸の自己と向き合うことが、却って精神の飛躍的な成長や豊かな心を遂げ得る
というのは実感。自分の意識下で浮上したり沈んだりするこの意識をより自分の心で強く意識するようにして生きていけたらと思います。
とはいうものの、精神にひっぱられすぎず、肉体的、現生的な生きがいをも見つけることがより人生を豊かにするとは思うので、上手くバランスをとって自分を紛らわしながら、騙し騙し生きていければ。新天地で、制限や壁のある中で、そうした生きがいを探すのも今後の課題。
ちなみに著者は、らいの患者の精神治療に一生を捧げ、彼らと苦楽を共に生きてきた、といった人物像を想像していたのですが、巻末の日記を見ると意外とそうでもなく、大学教授兼物書き、たまに愛生園みたいなスケジュールであったので少し拍子抜けしました。しかし、だからこそこれだけ生きがいといった大問題をアカデミックかつ西洋哲学含む幅広い視野を持って書けたのかなとも。
自身の価値体系崩壊、生きがい喪失に悩んでいる中、この本を手に取りました。
愛生園の人々の心模様が、人種・言葉の壁を感じ、異国で疎外感を感じる私の精神状態と重なって見え、大変共感しながら読みました。
「現世へのもどりかた」の項などは、おそらく、以前の忙しくも充実した生活を送っていた私には意味が分からなかったのでは。
苦悩の渦中にいると、見えにくいものですが
悩みに悩み、裸の自己と向き合うことが、却って精神の飛躍的な成長や豊かな心を遂げ得る
というのは実感。自分の意識下で浮上したり沈んだりするこの意識をより自分の心で強く意識するようにして生きていけたらと思います。
とはいうものの、精神にひっぱられすぎず、肉体的、現生的な生きがいをも見つけることがより人生を豊かにするとは思うので、上手くバランスをとって自分を紛らわしながら、騙し騙し生きていければ。新天地で、制限や壁のある中で、そうした生きがいを探すのも今後の課題。
ちなみに著者は、らいの患者の精神治療に一生を捧げ、彼らと苦楽を共に生きてきた、といった人物像を想像していたのですが、巻末の日記を見ると意外とそうでもなく、大学教授兼物書き、たまに愛生園みたいなスケジュールであったので少し拍子抜けしました。しかし、だからこそこれだけ生きがいといった大問題をアカデミックかつ西洋哲学含む幅広い視野を持って書けたのかなとも。
2024年4月11日に日本でレビュー済み
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生きがいについて語る口調はどこまでも暖かくて優しい。疲れた時、落ち込んだ時、前を向いて生きる力をくれる一冊です。
2022年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供の読書感想文課題のため、この本を購入しました。子供からすると経験も少なく、内容が理解しにくかったようです。その後私も読みましたが、今の自分が本当に恵まれていることを気付いた1冊です。
2023年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、私が精神的に最も苦悩した、十代後半に初めて繙きました。
以来、幾十年も経過しましたが、何となく心の拠り所となっています。
他の方のレビューで適切に述べられている様に、この書を読むことで今の苦しみが解決するということはありません。
苦しみとは結局はその人の固有のものであり、ある程度までは他人の苦しみに共通点を見いだせても、完全に同じという訳にはいかないのです。
苦しみとは多かれ少なかれ、人を孤独の闇に突き落とさずにはすみません。
ただ、それでも、何とか苦しんでいる人に寄り添って、共に苦しみ、慰めようとしてくれる、そんな書物だと思います。
本書にウィリアム・ジェイムズの言葉、「一回生まれ」と「二回生まれ」という表現が引用されています。
「一回生まれ」のひと=うまれながら現実の世界にうまく適応して行けるひと。
「二回生まれ」のひと=現実の世界からはじき出され、心のくみかえの体験を経なければ、前向きに生きて行くことができないような人間。
本書はここで言う「二回生まれ」の人を対象とした書物です。
ひとたび「生きがい」を失い、深刻な苦悩を経た人間が、どれほど素晴らしい精神性、可能性を持っているか、本書には豊かに綴られています。
苦しみを抱える読者にとって、具体的な解決法は見つからなくても、古今東西、苦悩と向き合った人たちの内面に触れて、あるいは慰めを得られるかもしれません。
以来、幾十年も経過しましたが、何となく心の拠り所となっています。
他の方のレビューで適切に述べられている様に、この書を読むことで今の苦しみが解決するということはありません。
苦しみとは結局はその人の固有のものであり、ある程度までは他人の苦しみに共通点を見いだせても、完全に同じという訳にはいかないのです。
苦しみとは多かれ少なかれ、人を孤独の闇に突き落とさずにはすみません。
ただ、それでも、何とか苦しんでいる人に寄り添って、共に苦しみ、慰めようとしてくれる、そんな書物だと思います。
本書にウィリアム・ジェイムズの言葉、「一回生まれ」と「二回生まれ」という表現が引用されています。
「一回生まれ」のひと=うまれながら現実の世界にうまく適応して行けるひと。
「二回生まれ」のひと=現実の世界からはじき出され、心のくみかえの体験を経なければ、前向きに生きて行くことができないような人間。
本書はここで言う「二回生まれ」の人を対象とした書物です。
ひとたび「生きがい」を失い、深刻な苦悩を経た人間が、どれほど素晴らしい精神性、可能性を持っているか、本書には豊かに綴られています。
苦しみを抱える読者にとって、具体的な解決法は見つからなくても、古今東西、苦悩と向き合った人たちの内面に触れて、あるいは慰めを得られるかもしれません。
2023年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
生きがい、何年もたっも自分のしたいことやり遂げ多くの人に愛され愛した人でした。美智子様の相談役でもありました
2020年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
親が退職後、みるみる弱っていったため本書を手に取った。
主にハンセン病患者の事例から、それぞれの生きがいの所在は何か考えさせる内容であるが
今の自分からは本書の深いところまでは理解できていない印象があるので評価が難しい。
(何十年後かに読むとまた違った観点で気づける点がありそうではある。)
主にハンセン病患者の事例から、それぞれの生きがいの所在は何か考えさせる内容であるが
今の自分からは本書の深いところまでは理解できていない印象があるので評価が難しい。
(何十年後かに読むとまた違った観点で気づける点がありそうではある。)
2023年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現代そして未来も読み継がれるであろう根源的テーマを古今東西のあらゆる文献、ハンセン病隔離施設愛生園での療養者の声を通して、書いている。生きがいを喪失したらどうなるのか、どのように復活するのか思わずメモを取りながら読んだ。生きがいを失った人、悩んでいる人にこそ勧めたい。
他の国からのトップレビュー
Ramon Toledo
5つ星のうち5.0
Very impressed with their work
2020年1月19日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
Fast and professional