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果報者ササル――ある田舎医者の物語 単行本 – 2016/11/11

3.3 5つ星のうち3.3 7個の評価

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ブッカー賞作家ジョン・バージャーと写真家ジャン・モアが、一人の田舎医者の
姿を通して人間と医療の本質を浮彫にした傑作ドキュメント。
舞台はイングランド南西部の小村。階級社会の最下層に生きる村人たちは、貧困や
それに伴うさまざまなスティグマに絡めとられている。医師ササルはその村に住みつき、
傷を負った者、死に瀕する者、孤独な者のケアに当たる。ササル医師が村人との間に
築いた稀有な関係性を、二人のアーティストが透徹した視線で記録する。本書の観察は、
人間の生の価値の観念を押し広げるような数々の気づきを含んでいる。
治療者とはいかなる存在なのか。他人を癒すことで癒される生、それを限りなく探り究めよう
とする者の幸福とその代償について、ササル医師は美しくも戦慄すべき事例を提供しており、
読後も一巻全体から受けた衝撃が後を引く。
「本書を読んで心を動かされない者は、医師になるべきではない。」(The Nation 誌)
原著は1967年刊。以来読み継がれ、今日の極度にマニュアル化された医療に対して
ますます深く問いかける。静謐でありながら強烈なメッセージを放つ一冊。


◆傑作。この本が1967年に刊行されたとき、それは作家と写真家のコラボレーションとして
『名高き人たちをほめたたえん』(1941)以降もっとも重要な一歩を刻んだ本だった。
信じられないことに、現在も同じ形容が当てはまる。──ジェフ・ダイヤー、1997年の評

◆私が世界中でもっとも好きな本の一つであり、常に、本がどのように書かれるべきか
(そして写真はどのように使われるべきか)についてのインスピレーションであり続けている。
──アラン・ド・ボトン

◆いたわりについて語ることで、読む者をして他人をいたわらせる本、深い癒しについて
語ることで、読む者の魂を癒す本である。しかも、すでに50年近くを経ていながら、気味が
悪いほどにタイムリーだ。──サイモン・ガーフィールド、2015年の原著新版への評

◆ジョン・バージャーは私にとって比類のない存在である──ロレンス以降、この世界の
官能について、良心の要請を引き受けながらこれほどの注意力をもって書ける作家は
ほかにいない。──スーザン・ソンタグ

商品の説明

著者について

【著訳者略歴】
John Berger
1926年,ロンドン生まれ.小説家・評論家・詩人.
著作には,小説,詩,戯曲・シナリオ,美術や視覚メディアに関する評論,社会学的な研究としてのノンフィクションなどがある.1972年に小説G.(Weidenfeld & Nicolson,1972)でブッカー賞受賞〔栗原行雄訳『G.』新潮社,1975〕.
著書に,Ways of Seeing(Penguin, 1972)〔伊藤俊治訳『イメージ──視覚とメディア』パルコ出版,1986;ちくま学芸文庫,2013〕,About Looking(Pantheon, 1980)〔飯沢耕太郎監修・笠原美智子訳『見るということ』白水社,1986;ちくま学芸文庫,2005〕,The Success and Failure of Picasso (Penguin, 1965)〔奥村三舟訳『ピカソ/その成功と失敗』雄渾社,1966〕,A Seventh Man: Migrant Workers in Europe (Jean Mohr との共作,Penguin, 1975),"Into their Labours"三部作[Pig Earth(Pantheon, 1979), Once in Europa(同, 1987), Lilac and Flag(同, 1990)],小説To The Wedding (Pantheon, 1995),From A to X: A Story in Letters(Verso, 2008)など多数.70年代半ばにフランス・アルプスの小村ヴァレー・デュ・ジッフルに移り住み,以来そこで農業をしながら多彩な表現活動を続けている.

Jean Mohr
1925年,ジュネーヴ生まれ.写真家.
バージャーとの共作には本書のほか,A Seventh Man: Migrant Workers in Europe (Penguin, 1975),Another Way of Telling(Pantheon, 1982),および,モア自身が大手術を受けた後に「世界の端」と呼びうる場所を再訪して制作したAt the Edge of the World(Reaktion Books, 1999)などがある.また,エドワード・サイードとも共作After the Last Sky: Palestinian Lives(Pantheon, 1986)がある.パレスチナ難民の写真は1949年に赤十字国際委員会(ICRC)の仕事に関わって以来撮り続けており,Côte à côte ou face à face: Israéliens et Palestiniens, 50 ans de photographies(Labor et Fides, 2003)はその半世紀にわたるレトロスペクティブである.ICRCのほかに,国連難民高等弁務官事務所(UNHCR),国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)など,人道支援機関との仕事をキャリアを通じて続けている.

村松潔(むらまつ・きよし)
1946年,東京生まれ.
訳書に,シャルル・ペロー『眠れる森の美女――シャルル・ペロー童話集』(2016),ジュール・ヴェルヌ『海底二万里』(上下巻,2012)(以上,新潮文庫),イアン・マキューアン『未成年』(2015),ジョン・バンヴィル『いにしえの光』(2013),マイケル・オンダーチェ『ディビザデロ通り』(2009)(以上,新潮クレスト・ブックス),トマス・H. クック『サンドリーヌ裁判』(早川書房,2015),ほか多数.

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ みすず書房 (2016/11/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/11/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 216ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4622085526
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4622085522
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.5 x 2 x 19.6 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.3 5つ星のうち3.3 7個の評価

著者について

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ジョン・バージャー
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年6月24日に日本でレビュー済み
文章が冗長で同じことを何度も何度も説明する。時には他書を引用してまで繰り返したのち、しかしながらササルは必ずしもそうではないのかも、、、といった文章が始まる。所詮はササル本人が書いてるわけでは無いので推測と反駁が続き、だんだんと読み甲斐がない気分になる
2017年3月9日に日本でレビュー済み
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でしょうか?というより、多くの医師はこのような医師たらんとしているように思いますが。多くの記述が概念的過ぎて、むしろ難解な本と思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年2月19日に日本でレビュー済み
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翻訳が悪いのだと思われるが、日本語として頭に入ってきにくい。原作の評価が高いので、原文は格調高いものなのだと推察するが。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年6月26日に日本でレビュー済み
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『気味が悪いほどにタイムリーだ』と書かれていますがその通りだと感じた。石牟礼道子さんの『苦海浄土』と併せて読み進んでいたのだが、人間について・社会について深く考えさせられた。それにしてもササルはどうして自殺してしまったのだろう?個人的なことが原因だったのだろうか?それとも何か社会のあり方の変化が契機になったのだろうか?もう一度読もう。そしてタル・ベーラの描いた『ニーチェの馬』のような物語を紡ぎ出してみたい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年1月14日に日本でレビュー済み
著者のジョン・バージャーは、1926年ロンドン生まれの作家である。写真家のジャン・モアは、1926年ジュネーヴ生まれである。原著は半世紀以上前の1967年に刊行された。

本書は、イギリスの片田舎(グロスタシャー)で地域住民の医療に黙々として取り組むササル医師を密着取材した記録である。ササル医師の生い立ち、信条、診療や生活における住民との交流が淡々と綴られている。エッセイのページの合間には、ササル医師の診療風景、診療室での沈思黙考の光景、付近の林や農場の風景など、静謐なモノクロ写真が多数挟まれ、土地の雰囲気、ササル医師の人柄と純朴な住民の様子がよく伝わってくる。おそらく地域でただ一人の医師に寄せる住民の信頼は大きい。不思議なことに、本書ではササル医師の妻など家族については(意識的に)全く言及がない。読み終えても、読者にはやや謎めいている。

「果報者(A Fortunate Man)」というタイトルの含意は何だろうか。地域住民の診療に日夜を捧げるササル医師の、誰もまねできない他人に尽くす人生への賛歌であろうか。著者はササル医師の「聖人化」は極力避けている。ササル医師の生き方そのものが喧噪な現代文明への鋭い批評でもある。

そのササル医師が本書の取材から15年後、妻の死から1年後に拳銃自殺したという(あとがき)。「果報者」というタイトルが苦い味をもつ。ササル医師という稀有の存在の謎が一層深まる。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年4月26日に日本でレビュー済み
 これは、筋を追って最後まで行けば、そこにストレートな感動が待っていたり、問題提起が浮かびあがってくるタイプの作品ではない。著者のジョン・バージャーは、英国最高の文学賞とされるブッカー賞を受賞している作家で、この作品もきわめて密度の高い練りこまれた文章で構成されている。バージャーの文とジョン・モアの写真が対等に渡り合い、さまざまな読み方ができる深く優れたドキュメンタリーとなっている。
 ここには英国のある「田舎医者」の日々の活動というきわめて具体的で限定的なものしか描かれていないが、著者の目を通して綴られるその情景からは、生きていくとは、医師とは、患者とは、社会とは、などなど、さまざまな普遍が浮かびあがってくる。原書が出たのが今から半世紀前のことで、描かれているのも半世紀前の情景であり社会なのに、それが少しも古びていないのは、著者が時を超えた普遍まで掘り下げているからだ。
しかもこの著者ジョン・バージャーは、新進気鋭の美術評論家として当時の美術評論の世界を一変させたほどの人物だから、当然この本も、題材と表現方法が密接に絡み合っている。たとえば冒頭のササル医師の日常を切り取ったいくつかの情景は、写真と文が相まってまるで詩のような印象を与えるが、著者は決して詩情に流れることなく、ササル医師を取り巻く現実、ササル医師が作り出す現実に鋭い目で切り込み、その話は社会の有り様にまで及ぶ。それでいて著者は、決して「こうすべし」という断罪の刀を振り降ろすことをしない。知性は断罪するためではなく、この先をよく生きる土台となる分析のためにある、とでもいうように。
 この作品はササル医師という、聖人でもなく堕落した人でもなく、懸命に医師という存在を生きる「人」を、みごとに浮かびあがらせている。人間は多面的な存在であり、ひと言でその存在をくくることは不可能だが、その不可能さを感じさせるところも、この本の力といえよう。なんとも曖昧な言い方になるが、この作品が描くササル医師からは、「自分が置かれた今この場をあきらめずに生きる」という強い覚悟が感じられる。そして「いろいろな矛盾も足りないところもあるこの世界を生きる、引き受けるというのはどういうことか」を考えさせられる。
 医師とはどのような存在であり、患者とはどのような存在であるのか。誰しも何かの形で心身に不調を来すことがある以上、自分はこの問いと無縁だ、といいきれる人はいないだろう。しかも医師と患者という関係を掘り下げようとすると、独特の難しさにぶち当たる。病気になると、自分の存在を支える肉体や精神そのものが「気にしないでいられる普通の状態」から逸脱するので、「自分」の存在そのものが脅かされる感じが強くなる。そのため、常にも増してさまざまな現実の要素が絡んできて、情が絡み、主観から離れることがきわめて難しくなる。それに対する処方箋がこの作品に提示されているわけではないのだが、ここにはその関係を考える上でのさまざまな貴重な視点が提示されている。医師という立場からの目線でもなければ、患者という立場からの目線でもない、微妙で貴重な立ち位置からの視点が。したがってこれを読み終わった人は、前とは違う視野を得ることができ、たぶん、生きることが少し楽になる。
 この本は、たくさんの写真と凝縮された文で構成されている。それらの文は決して語りすぎず、常に読者に余韻を残した形で、断定することなく終わる。そして数々の写真からは、ササル医師の日常や患者たちが構成する世界が、生き生きと立ち上がってくる。その二つが相まって、きわめて完成度の高く有機的な作品になっている。そして、医療に携わる人、医療とは何だろうと引っかかっている人、人間の生き方や有り様、社会のあり方について考える人にとっては、貴重な刺激がたくさん詰まった宝箱になっている。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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