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豚のPちゃんと32人の小学生: 命の授業900日 単行本 – 2003/6/1

3.5 5つ星のうち3.5 40個の評価

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授業づくりの深め方:「よい授業」をデザインするための5つのツボ 「ホンネ」が響き合う教室―どんぐり先生のユーモア詩を通した学級づくり あの学校が生まれ変わった驚きの授業:T中学校652日物語 「深い学び」を支える学級はコーチングでつくる
カスタマーレビュー
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価格 ¥3,080 ¥1,980 ¥1,980 ¥1,980
書籍紹介 目の前の子どもに応じて、個々の手法をアレンジして使いこなしたり、授業を組み立てたりする上での原理・原則(授業づくりの5つのツボ)が、明日の授業を変えるヒントになる。 日本の教育現場が蓄積してきた不易の知恵や文化(現場の教育学)を包括的に整理しつつ、新しい学力や学びのあり方に対応した教育文化の刷新を図る本書は、教育をめぐる流行に踊らされることなく、教師一人ひとりが自らのやり方でよい授業を追求するための考え方と方法を指し示す。 子どもの「ホンネ」を引き出す「ユーモア詩」の実践を通して、子どもたちがもつ世界に共感し、子どもたちの心に寄り添ってきたどんぐり先生。どんぐり先生と子どもたち・親たちがつながることで、子どもも先生も親も生き生きとする、笑顔の教室がつくられた!学級崩壊やいじめをはじめ、様々な教育問題が深刻化している今日、多くの先生がますます学級運営に頭を悩ませている。そんな先生への、明日からの学級づくりのヒント満載。 生徒も、先生も、学校も、変わることができる――。本書は、学力の低迷に悩んでいたある中学校での教育実践を紹介する。生徒の視点に立って課題を明らかにして、授業や補習等を計画・実施していく中で、学力の向上のみならず、生徒や教師の人間関係の改善、問題行動や保護者のクレームの減少など、大きな変化を生み出すことができた。悩みを抱えながら奮闘するすべての教師に希望をもたらす一冊。 本書では、アクティブラーニングのできる学級をどのようにつくっていったらよいのかをコーチングの観点から解説しています。3つのコーチングステップにしたがってわかりやすく示していますので、アクティブラーニングにどこから手をつけたらよいのかすらわからないと困っている先生や、アクティブラーニングに挑戦してみたもののなかなか難しいと悩む先生にも、ヒントがあるのではないかと期待しています。

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

平成2年から4年にかけて、大阪北部の小学校で、豚の飼育を通して教育を考え、命を見なおそうとした実践が展開され、話題となった。答えを求め続けた900日間にわたる「命の授業」の記録。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ミネルヴァ書房 (2003/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 190ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4623038335
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4623038336
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 40個の評価

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黒田 恭史
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年8月12日に日本でレビュー済み
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子供が元になった話の概要を聞いて読みたいと言ったので購入しました。
字が小さく大人向けです。
子供には読める部分をかいつまんで読んでもらいましたが、やはり後半はわからないなりに涙物です。
良い勉強をさせてもらいました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年11月17日に日本でレビュー済み
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素晴らしい。

家畜を飼育して殺すなんて大昔からやってて今でも途上国なら日常茶飯事。見直すべきなのは大衆迎合しすぎたペット文化のほうかもしれない。

批判の大部分は感情的で幼稚な意見。
もちろん批判されるべき粗さはあるけれど、それ以上に現代人が考え直すべき示唆に富んでいる。
善悪を判断できなくてお手上げなテーマに真正面からぶつかっただけでも称賛に値すると思う。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年11月30日に日本でレビュー済み
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ここで何年も前に起こったことをよかった悪かった言ってもしょうがない。
こういう事実があったということ。
命に対して、生と死に対して、食物連鎖について学べた子供たちは幸せだと思う。
私は、小学生のとき祖母の家で生きている鶏を目の前で首を撥ねられ血を吹きながら走る姿を見て、夕飯に出された鶏飯はおろか1ヶ月くらい肉が食べれなくなった経験があったことを思い出した。そのとき、死とは、自分が命を頂くとはどういうことかということを真剣に考えた。
いい経験になったと今思い返すと思う。

世界で暴動やテロや食糧危機が起こっている中、いつ日本もそんなことに巻き込まれるか、いやもう巻き込まれている中で、死って?生き物の命を頂いて自分が生き永らえるって?実際に身をもっていろいろな体験できたことは素晴らしい経験になったと思う。

読んでみて、子供も先生も結論できなかったように賛否両論あると思う。
でもそこがゴールじゃなくて、それを通じて何を感じるかを考える。という意味でとてもいい本だと思う。
45人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年11月27日に日本でレビュー済み
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この作者の情報はよくしりませんが、賛否両論ある内容のように思いました。読書感想文用の本としては、少し不適のように思います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年6月4日に日本でレビュー済み
例えば、猫を飼って家族の一員になった頃に子供に殺させるとして、子供は何か得るものはあるのだろうか?本質はそれと同じであると思う。

飼育して殺す事を教える授業は昔からあるが。
それで命の大切さがわかるのだろうか?本当にそれを理解していれば全員を敵に回してでも殺さないと言う選択肢をするハズなので
殺すのであれば命の大切さは絶対に理解していないハズである。逆に食べるとか授業だとかいう言い訳と、周りの殺せと言う圧力に負けて、
殺しを覚えるのである。

確かに食物連鎖を理解することはできるだろうが、それを心で理解するメリットが見当たらない。
逆にデメリットはいくらでもあるが・・・。

①トラウマや精神的苦痛が一生キズとなり残る可能性が高い。
②殺してはいけないと言うプロテクトが外れて、(例えば食べると言う)理由があれば生き物を殺すことができるようになる
 老々介護とかでも自分の人生を生きるために親を殺すと言う選択肢が生まれる可能性がある。
③殺人でも猫とかからスタートするケースは珍しくない。

賛成派は、じゃあ肉食うなとか言い出すのがワンパターンだが、自分が殺す事と、他人が殺して加工されたものを食べることは別の問題である。自分で殺して食べる経験をするデメリットを受け入れなければ肉を食べてはいけないと言う理屈は屁理屈に近い不合理である。

全ての生き物に優しさを持ち続けるためにこういう体験をしない選択をするのであり、不完全な人間があまく折り合いをつけてやっていく境目で在り、0か100かで考えるのではなく、肉は食うけど自分での殺しはしない、生き物には優しくする。それがベストである。

殺しと加工は商売として割り切って苦なく出来る商売人に任せておけばいい問題である。
デメリットを受けてまで、経験することによる得は何もない。

自分が食肉業者になるのであれば、別の話で、若いうちから平気で殺せるようになるメリットはあるだろうけど・・・・・
36人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年11月5日に日本でレビュー済み
黒田先生が真相を独白しました。

最後に生徒が決めた結論は32対0で下級生に引き継ぐということだったのに、黒田先生が独断で食肉にするということを決めたとのことです。

その理由は周りの先生が反対する中で強行したプロジェクトだった為に下級生に引き継ぐことにした場合、Pちゃんに関しては学校側は一切支援しないこと、Pちゃんの責任は黒田先生が全て背負うことになってしまうからとのことでした。またテレビ主導の企画だったという噂もあるので下級生に引き継ぐというのはテレビ的に面白くないというのもあったのでしょう。

要するに、子供たちの教育とか子供たちの意見を聞くといいながら、初めから大人たちが全て段取りして最後の結論も全て大人の都合によるものでした。
子供たちの気持ちと豚の命を弄んで命の教育というのは実に気持ち悪い話です。

実際、黒田先生もこのプロジェクトが成功して小学校の教員から教育大学の教授まで出世しましたが、やはりこのプロジェクトのやり方については本人も未だに後ろめたい所があったから独白したのでしょう。

余談ですが、軍隊の兵士やテロリストも同じような教育をされることがあります。
ただし、その目的は命の大切さを学ぶ為ではなく、人を殺すための訓練なのだそうです。
40人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年5月2日に日本でレビュー済み
私はこの試みを
子供たちが真剣に立ち向かったこと、
大人の多くが思考停止している食肉をテーマにしたこと、
から評価します。

前者はコメントの必要はないと思いますが、後者について。

私たちがいつも口にしている食べ物のほとんどが命だったものです。
ブタだから良くない、野菜ならいいなんて、勝手な判断です。
子供の頃に命の大切さを教えるのはいいのですが、
その命が動物に偏重しすぎていると思うのです。
これって、命の重さを、動物とそれ以外で分けてしまうこと、
動物を食べることについて思考停止するか肉を食べないかを選択すること、
を強要していませんか?

野菜だって熱湯に入れた瞬間、米だって籾すりした瞬間あたりで
命を奪っているのです。
今の大人たちも、命を食べていることに、真剣に立ち向かってみてください。

ちなみに、ここではブタなので名前を付けることは稀でしょうが、
和牛は名前を付けるのが当たり前です。
米や野菜に名前を付けることはないですが、どの田畑で作ったものか、
生産者は区別しています。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年4月22日に日本でレビュー済み
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この子たちも同じであるが、動物をかわいがって飼育している子たちは、皆「一番嬉しいのは動物が良い糞をしたとき」と言う。可愛がっている動物は子ども達にとって「我が子」になる。この本には、我が子を殺すことを決定させられた子達の様子と、予想外の子ども達の反応にとまどう教師が書かれている。子どもの中には、これをきっかけにもう本気で何かを愛さなくなった子がいたかもしれない。事前に動物と人の関係の専門家に相談して方法の検討が必要だったろう。この本には、やるべきではないトライ&エラーが書かれている。
肉にする豚に名前をつけてかわいがる養豚家はいない。食育と「我が子」と混同してはいけない。
205人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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