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柴山 哲也
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日本型メディアシステムの興亡: 瓦版からブログまで (叢書・現代社会のフロンティア 6) 単行本 – 2006/6/1

2.9 5つ星のうち2.9 2個の評価
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  1. ISBN-10
    4623046087
  2. ISBN-13
    978-4623046089
  3. 出版社
    ミネルヴァ書房
  4. 発売日
    2006/6/1
  5. 言語
    日本語
  6. 本の長さ
    355ページ
  7. すべての詳細を表示
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ミネルヴァ書房 (2006/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 355ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4623046087
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4623046089
  • カスタマーレビュー:
    2.9 5つ星のうち2.9 2個の評価

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上位レビュー、対象国： 日本

ラッキー
5つ星のうち2.0 なかなか難しい
2014年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学の教材として強制的に購入しました。これから勉強し役立てたいと思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Amazon カスタマー
5つ星のうち5.0 ジャーナリスト志望者必読の書
2016年3月2日に日本でレビュー済み
「かわら版からブログまで」というサブタイトルにあるように、メディア史上の事件やストーリーが網羅的に盛り込まれており、メディアとジャーナリズムを学び、将来ジャーナリストを目指す高校生や大学生には必読の入門書だと思う。また専門的な文献資料としての価値も高い。
　江戸時代末に福沢諭吉が咸臨丸でアメリカに渡ったときはすでに中産階級の大衆が購読する『ニューヨーク・タイムズ』の前身があり、都市のサラリーマンたちがランチやコーヒータイムに、キオスクで買った新聞をむさぼり読む姿を目撃して感心し、日本にはまだ噂の瓦版しかない時代だったので、日本に戻ったらこういうニュース新聞を作ろうと思ったという。
　明治時代に出来た新聞の黎明期や大正デモクラシー、漱石や啄木などの文人の活躍した明治の新聞、戦時に軍部と大本営に協力した新聞、戦後の民主化の新聞の歴史がわかりやすく簡潔に述べてあり、現代の新聞の記者クラブ制度や独占企業体として巨大化した新聞社のオーナーシップ制度の欠陥なども描かれている。日本の新聞とテレビの系列会社化の問題点や政治圧力を受けやすいテレビ界の現状分析のほか、海外のジャーナリズムの歴史を日本のメディアと比較分析してあり、日本のメディアの立ち位置と特殊性がよくわかる。
また新聞、テレビという既成メディアに代わるネット時代の新しいメディアの可能性と限界も論述してある。ジャーナリズムとメディアに関心があり、これから学ぼうとする高校生や大学生には格好の総合的入門書になると思うので、少々、値段は張るが一読をすすめる。
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