高杉晋作を知るには良い本だと思います。
内容も結構あります。
ただ、いままで高杉の本は何冊か読みましたが、
他の本との違いが分かりません。
色々な本を上手に纏めていると言う感じです。
しかし面白みが無い
ちがった角度から高杉を見るとか、
何かにスポットを当てて詳細に書いている訳ではない。
高杉の生涯全体に冷静に淡々と述べる伝記です。
それがこの本の狙いかもしれないが、高杉に対してある程度の知識があれば、
すんなり読めますが、何も残りません。
そこが少し残念です。
高杉に関して、私が最初にこの本を手に取れば、結構面白く読んで★4つだったと思います。
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高杉晋作:動けば雷電のごとく (ミネルヴァ日本評伝選) 単行本 – 2007/2/10
海原徹
(著)
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既成秩序に抗して、奇兵隊創設や四境戦争などに獅子奮迅の活躍し、尊攘討幕運動を導いた高杉晋作。吉田松陰の志を継ぎ、天才的革命家となる一方、封建的家格意識も持ち続けた、その人物像と歴史的役割を描く。
【目次】
はじめに
第一章 どのような家庭環境に生まれたのか
1 萩城下の麒麟児
2 萩藩大組士高杉家とは
3 高杉家の一族
4 晋作の子供時代
第二章 誰に学んだのか、出入りした学塾
1 萩城下の学塾に通う
2 藩校明倫館に学ぶ
3 松陰先生との出会い
第三章 諸国遊学の旅
1 江戸への憧れ
2 大橋訥庵の思誠塾へ
3 昌平校書生寮に入る
4 伝馬町牢の師松陰に教えを乞う
第四章 遊学を中断、萩へ戻る
1 村塾関係者の暴発を恐れる
2 晋作の結婚
3 明倫館に再入する
4 村塾グループとの活発な交流
第五章 軍鑑操縦術の習得をめざす
1 丙辰丸乗組みの藩命
2 撃剣と文学の修業をしたい
第六章 藩官僚として出仕
1 世子小姓役となる
2 海外雄飛をめざす
3 上海派遣使節団に加わる
4 学習院御用掛となる
5 上洛、激派の中心となる
第七章 奇兵隊開闢総督高杉晋作
1 馬関攘夷戦の敗北
2 奇兵隊構想の背景
3 奇兵隊とはどのような軍隊か
第八章 幕末激動の政局と晋作
1 「武備恭順」をめぐる対立・抗争
2 四国連合艦隊の馬関来襲
第九章 回天の義挙
1 馬関クーデターを企てる
2 藩内訌戦、萩城下へ進軍
3 馬関開港論
4 薩長連合への道
5 海外遊学を企てる
6 四境の役
7 晋作の死
第十章 高杉晋作とはどのような人間か
1 家庭人としての晋作
2 晋作をめぐる女性たち
3 趣味人としての晋作
4 人間像をめぐる評価
参考文献
あとがき
高杉晋作略年譜
人名・事項索引
【目次】
はじめに
第一章 どのような家庭環境に生まれたのか
1 萩城下の麒麟児
2 萩藩大組士高杉家とは
3 高杉家の一族
4 晋作の子供時代
第二章 誰に学んだのか、出入りした学塾
1 萩城下の学塾に通う
2 藩校明倫館に学ぶ
3 松陰先生との出会い
第三章 諸国遊学の旅
1 江戸への憧れ
2 大橋訥庵の思誠塾へ
3 昌平校書生寮に入る
4 伝馬町牢の師松陰に教えを乞う
第四章 遊学を中断、萩へ戻る
1 村塾関係者の暴発を恐れる
2 晋作の結婚
3 明倫館に再入する
4 村塾グループとの活発な交流
第五章 軍鑑操縦術の習得をめざす
1 丙辰丸乗組みの藩命
2 撃剣と文学の修業をしたい
第六章 藩官僚として出仕
1 世子小姓役となる
2 海外雄飛をめざす
3 上海派遣使節団に加わる
4 学習院御用掛となる
5 上洛、激派の中心となる
第七章 奇兵隊開闢総督高杉晋作
1 馬関攘夷戦の敗北
2 奇兵隊構想の背景
3 奇兵隊とはどのような軍隊か
第八章 幕末激動の政局と晋作
1 「武備恭順」をめぐる対立・抗争
2 四国連合艦隊の馬関来襲
第九章 回天の義挙
1 馬関クーデターを企てる
2 藩内訌戦、萩城下へ進軍
3 馬関開港論
4 薩長連合への道
5 海外遊学を企てる
6 四境の役
7 晋作の死
第十章 高杉晋作とはどのような人間か
1 家庭人としての晋作
2 晋作をめぐる女性たち
3 趣味人としての晋作
4 人間像をめぐる評価
参考文献
あとがき
高杉晋作略年譜
人名・事項索引
- 本の長さ340ページ
- 言語日本語
- 出版社ミネルヴァ書房
- 発売日2007/2/10
- ISBN-104623047938
- ISBN-13978-4623047932
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商品の説明
著者について
《著者紹介》*本情報は刊行時のものです
海原徹(うみはら・とおる)
1936年 山口県生まれ。
京都大学卒、京都大学助教授、同大学教授を経て、
1999年 京都大学停年退官。
現在 京都大学名誉教授。前京都学園大学学長。教育学博士。
海原徹(うみはら・とおる)
1936年 山口県生まれ。
京都大学卒、京都大学助教授、同大学教授を経て、
1999年 京都大学停年退官。
現在 京都大学名誉教授。前京都学園大学学長。教育学博士。
登録情報
- 出版社 : ミネルヴァ書房 (2007/2/10)
- 発売日 : 2007/2/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 340ページ
- ISBN-10 : 4623047938
- ISBN-13 : 978-4623047932
- Amazon 売れ筋ランキング: - 253,437位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 183位明治維新
- - 50,247位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年2月9日に日本でレビュー済み
高杉晋作に関する小説を読んで、晋作に興味を持った人がその軌跡を順序だてて理解したいと感じたときに向いている本です。
時系列で晋作の人生を追いかけているのでわかりやすく、
小説では派手な行動ばかりが目立つものの、意外と細やかな交渉や活動をたくさんしていることを知ることができ、
単なる暴れん坊ではない、知的な戦略家、教養人としての晋作がここにはあります。
逆にこれらの情報から、ダイナミックな晋作像を小説にした作家陣のすごさも同時に味わえ、こういう観点で読むのもまた面白いです。
時系列で晋作の人生を追いかけているのでわかりやすく、
小説では派手な行動ばかりが目立つものの、意外と細やかな交渉や活動をたくさんしていることを知ることができ、
単なる暴れん坊ではない、知的な戦略家、教養人としての晋作がここにはあります。
逆にこれらの情報から、ダイナミックな晋作像を小説にした作家陣のすごさも同時に味わえ、こういう観点で読むのもまた面白いです。