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日本政治思想 (MINERVA政治学叢書 3) 単行本 – 2007/4/1
米原 謙
(著)
近世儒学や国学の遺産を継承しつつ、近現代日本の知識人が時代
の課題にいかに応えようとしたかを明らかにする。荻生徂徠や本居宣長などの
近世思想に始まり、ペリー来航から冷戦終焉まで150年間を主たる対象とし
た日本政治思想の通史。
の課題にいかに応えようとしたかを明らかにする。荻生徂徠や本居宣長などの
近世思想に始まり、ペリー来航から冷戦終焉まで150年間を主たる対象とし
た日本政治思想の通史。
- ISBN-104623048438
- ISBN-13978-4623048434
- 出版社ミネルヴァ書房
- 発売日2007/4/1
- 言語日本語
- 本の長さ312ページ
商品の説明
著者について
米原 謙(よねはら・けん)
1948年(昭和23年)徳島県生まれ。1980年大阪大学大学院法学研究科博士課程修
了。下関市立大学助教授、大阪大学教養部助教授などを経て、現在、大阪大学
院国際公共政策研究科教授。専攻は日本政治思想史。
著書『近代日本のアイデンティティと政治』ミネルヴァ書房、2002年。『徳富蘇
峰』中公新書、2003年。『日本近代思想と中江兆民』新評論、2003年、ほか。
1948年(昭和23年)徳島県生まれ。1980年大阪大学大学院法学研究科博士課程修
了。下関市立大学助教授、大阪大学教養部助教授などを経て、現在、大阪大学
院国際公共政策研究科教授。専攻は日本政治思想史。
著書『近代日本のアイデンティティと政治』ミネルヴァ書房、2002年。『徳富蘇
峰』中公新書、2003年。『日本近代思想と中江兆民』新評論、2003年、ほか。
登録情報
- 出版社 : ミネルヴァ書房 (2007/4/1)
- 発売日 : 2007/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 312ページ
- ISBN-10 : 4623048438
- ISBN-13 : 978-4623048434
- Amazon 売れ筋ランキング: - 955,050位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,107位政治入門
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年8月28日に日本でレビュー済み
最初読んでいたところでは非常に優れた教科書以上の水準にあると感じた。そもそも政治思想の本が少ないだけでなく、丸山真男の本を除けばこれだけ広範囲に扱った「日本」政治思想の本というのはほんとうにない。近世思想からはじまり、その記述にはもうしぶんないという印象がある。民本主義や初期マルクス主義なども力をいれて記述している。とくに評価したいのは、戦後啓蒙にあたる大河内一男、大塚久雄などについて、総力戦体制下の自発性の動員思想をきちんと批判的に記述して、比較的最近の論争を意識したこともしっかり書いているところである。それにたいして、総じて物足りないのは講座派マルクス主義にたいする記述が比較的少ないということ、そして70年代から80年代の記載がきわめて雑で、ほとんど空白になっているということである。わたしの印象ではかろうじて、松下圭一の仕事に触れているが、それは50年代の大衆社会論がメインであり、70年代以降の展開をあまり十分に書いていない。この点では田口富久治の本のほうがよく書いているといえる。しかし、田口の場合、彼は戦前の思想はほとんど意図的にパスしたので、それを考えると本書の意義は大きいといってよいだろう。
2007年5月15日に日本でレビュー済み
幕末から冷戦終焉まで150年間の日本政治思想を、圧倒的な迫力と綿密な筆致で分かりやすく解き明かしました。
膨大な資料を駆使して豊かな表現力で書き明かしているこの本の魅力は、
'A 専門分野の人間だけではなく、一般の社会人にとっても読みやすくて面白い本
'B 現代日本のあり方を考えるとき、貴重なヒントを提供してくれました
'C この本と出会うことによって、いままで味わったことのない心の充実感が得られるのです。
この本に出会えて本当によかったと思って感謝しています。
膨大な資料を駆使して豊かな表現力で書き明かしているこの本の魅力は、
'A 専門分野の人間だけではなく、一般の社会人にとっても読みやすくて面白い本
'B 現代日本のあり方を考えるとき、貴重なヒントを提供してくれました
'C この本と出会うことによって、いままで味わったことのない心の充実感が得られるのです。
この本に出会えて本当によかったと思って感謝しています。
2007年4月27日に日本でレビュー済み
こういった本を読むことで、百五十年の日本政治思想史を通観できる。
それだけではなく、随所に見られる作者の独創的な考え方もとても新鮮味があると思われるだろう。
現在の社会、そして政治のあり方を考えさせる良い本だと思う。
PS:コラムはとても面白い!
それだけではなく、随所に見られる作者の独創的な考え方もとても新鮮味があると思われるだろう。
現在の社会、そして政治のあり方を考えさせる良い本だと思う。
PS:コラムはとても面白い!
2007年6月14日に日本でレビュー済み
まず、日本政治思想を語る本というと、時間の流れで政治思想の変換ぶりを紹介するイメージが多いが、この本はそういう伝統的な書き方に従う一方、各時期における思想家たちの思想の相違点を取り入れていて、比較研究にはいろんなヒントを与えてくれた。そして、目次のことだが、各節の下にはそれぞれのキーワードをつけて、内容の理解だけでなく、検索にもとても役に立つのだと思われる。
また、内容からいうと、材料が豊富で、言葉の表現力がすばらしくて、専門書といっても、割と堅苦しい感じはしないのだ。
最後、コラムというのもチャイムポイントのひとつで、読者に親近感を持たせるようになるから。^_^
また、内容からいうと、材料が豊富で、言葉の表現力がすばらしくて、専門書といっても、割と堅苦しい感じはしないのだ。
最後、コラムというのもチャイムポイントのひとつで、読者に親近感を持たせるようになるから。^_^
2007年10月1日に日本でレビュー済み
政治思想って、一見して堅苦しい感じがしますが、読めば読むほど面白くなります。幕末から冷戦終焉まで日本の知識人群像の光と影が、著者の綿密な思惟、分かりやすい説明によって、生き生きと描き出されています。
政治思想って、こんなに面白いとは、この本を読んではじめて、そう思うようになりました。さらに、著者の「刻苦勤勉」にも感心します。
政治思想って、こんなに面白いとは、この本を読んではじめて、そう思うようになりました。さらに、著者の「刻苦勤勉」にも感心します。