在野の人が、好きでずっと研究していることをまとめた本、というジャンルがある。
その研究の学術的な価値はわからない。
でも、「好きだ」という感情がページにあふれていて、読んでいるこちらも幸せになれる、そういう本だ。
本書もまさにその系譜にある。誰が必要としている研究なのかもわからないし、後世に残るかどうかもわからない。類書もある。
だが、たしかに日本中にご当地マンホールの蓋があり、東京都水道局で「職場でも変人扱い」されていた著者は、自分の足で全国をまわり、マンホールの蓋に描かれたご当地の名産品、伝統芸能などを調べながら、何はともあれ楽しそうに本書を執筆している。
ポンペイ遺跡の大理石の蓋が世界最古のマンホールの蓋とされるそうだが、それから時を経て日本だけで独自に発展したご当地マンホール。
道を歩くのが楽しくなる一冊。
※「サ」が9個書かれたマンホールは、どの街のマンホールでしょう?
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マンホール:意匠があらわす日本の文化と歴史 (シリーズ・ニッポン再発見) 単行本 – 2015/9/10
石井英俊
(著)
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日本全国を折りたたみ自転車でまわりながら、各市町村のマンホールのふたを撮り続けている著者によると、諸外国のマンホールはごく一部をのぞいては滑り止めのための模様があるだけ。一方、日本では、市町村の「花・木・鳥」のほか、祭りや風景、その土地にちなんだ建物や名産品などいろいろなものが取り上げられて描かれているという。著者がこれまで撮影した4000枚を超える写真のなかから、テーマ別にマンホールをとりあげ、その土地固有の文化を垣間みる。
[ここがポイント]
◎ 日本各地の特徴あるマンホールのふたの写真を満載(約400点)。
◎ マンホールのふたの絵柄から、地元の祭りや歴史、伝統などご当地メッセージが伝わってくる。 ◎ マンホールの写真と解説を読み解きながら、旅行ガイドブックとしても楽しめる。
◎ マンホールについての雑学も満載。
見に行きたい人に便利な都道府県別インデックス付き。
足もとのお宝発見! ご当地にしかないマンホールから見えてくる豊かな文化
[ここがポイント]
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◎ マンホールのふたの絵柄から、地元の祭りや歴史、伝統などご当地メッセージが伝わってくる。 ◎ マンホールの写真と解説を読み解きながら、旅行ガイドブックとしても楽しめる。
◎ マンホールについての雑学も満載。
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足もとのお宝発見! ご当地にしかないマンホールから見えてくる豊かな文化
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社ミネルヴァ書房
- 発売日2015/9/10
- ISBN-104623074471
- ISBN-13978-4623074471
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対象商品: マンホール:意匠があらわす日本の文化と歴史 (シリーズ・ニッポン再発見)
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出版社より
マンホールから見える日本の文化と歴史
全国に約1400万個あるといわれているマンホール。
各地の名所旧跡や名産品をデザインしたカラフルなマンホールは見るだけで楽しくなるもの。
マンホールの奥深い世界へ誘います。
鉄道とトンネル:日本をつらぬく技術発展の系譜 (シリーズ・ニッポン再発見) | 日本のダム美:近代化を支えた石積み堰堤 (シリーズ・ニッポン再発見) | 日本の橋:その物語・意匠・技術 (シリーズ・ニッポン再発見) | タワー:ランドマークから紐解く地域文化 (シリーズ・ニッポン再発見) | 銭湯:「浮世の垢」も落とす庶民の社交場 (シリーズ・ニッポン再発見) | |
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価格 | ¥2,420¥2,420 | ¥2,420¥2,420 | ¥2,200¥2,200 | ¥2,200¥2,200 | ¥1,980¥1,980 |
書籍案内 | 鉄道黎明期には、トンネルは鉄道建設の可否やルートの決定を左右するほど「難物」だったが、戦後になると、鉄道近代化の「切り札」となる。こうした鉄道トンネルには、鉄道技術の発展の様子ばかりでなく、日本の近代化の歴史全般を見ることができる。その歴史には、日本人の叡智とトンネルのある各地の人々の知恵がおもいっきりつまっている。鉄道トンネルを通して、ニッポン再発見ということだ。 | 「石積み堰堤」とは、ダム本体の外部を石積みで囲い、内部に大きな石を用いたあとにモルタルを流し込むという 建造方法に由来するもの。外面は天然石やブロックをはってつくる石張りで、手づくりによる凝った装飾が 美しい景観を呈している。日本の明治・大正・昭和初期までの約50年間で50基ほどつくられた石積み堰堤の建設の 歴史や技術の変遷、ダムエンジニアたちの高い心意気などを見つめなおすことで、ダムの魅力だけでなく、 近代化を世界で最も早い時期になしとげた日本の新たな魅力をさぐっていく。 | 人々の行き来や物の移動を可能とする手段として、生活の場に密着した橋は、地域社会を構成する欠かすことのできない要素となった。橋の成り立ちを知り、その歴史を訪ねることは、そのまま人間社会の歴史、文化の理解につながる。本書では、歴史や小説の舞台となった橋にまつわる物語や、造形の対象としてみた橋の意匠、そして構造物の側面からみた橋の技術の視点から話題を設定し、これを通じて歴史、文化について見ていく。 | 日本各地に立つ、見た目も役割も様ざまなタワー。タワーは地域の「ランドマーク」として、その地域の人びとと深く関わってきた。著者によると、ランドマークとは、空間イメージや原風景を形成し、地域アイデンティティを表象するもの。このように定義できるランドマークとして、本書ではタワーのほか高層ビルについても取り上げる。日本のタワーや高層ビルは、いつ・なぜ建てられたのか、誕生の裏側に迫り、それらから見える景色や地域、そして人びととの関わりを見ていく。 | 全盛期には全国に18000軒あった銭湯。その数はどんどん減り、現在では4000軒を切ってしまっている。しかし、いつの時代も銭湯は、庶民の暮らしに寄り添って変化してきた。最近では、イベントを行うなど、趣向を凝らした新しいタイプの銭湯も生まれている。三十数年間で全国の銭湯を3500軒以上訪ねた著者が、豊富な経験をもとに、銭湯を歴史や庶民文化の側面から綴る。 |
商品の説明
著者について
〈著者紹介〉石井英俊(いしい・ひでとし)
千葉大学理学部化学科(生物化学教室)卒。2011年3月で退職するまで37年間、東京都下水道局に勤務。下水処理の水質管理と開発業務にかかわる。
45歳から収集をはじめたマンホール蓋の写真は4000枚を超え、現在も進行中。日本全国を折りたたみ自転車でまわりながら、各市町村のマンホールを撮り続けている。
撮影した写真は、地域別にまとめてパソコン上でデータ管理。
エリアごとにくくって手作りの冊子にとりまとめ、そのディテールな紹介文がマニアの心をくすぐっている。
最近では、マンホールについて講演する機会も増え、大人や子どもに向けて、意匠のおもしろさなどを紹介している。
以前、テレビ東京の『たけしのニッポンのミカタ! 』で、「お金のかからない趣味で人生を楽しんでいる人」として紹介されたことがある。
著書に『日本のマンホール マンホールの教えてくれること』(御園書房)。 *本書奥付より
千葉大学理学部化学科(生物化学教室)卒。2011年3月で退職するまで37年間、東京都下水道局に勤務。下水処理の水質管理と開発業務にかかわる。
45歳から収集をはじめたマンホール蓋の写真は4000枚を超え、現在も進行中。日本全国を折りたたみ自転車でまわりながら、各市町村のマンホールを撮り続けている。
撮影した写真は、地域別にまとめてパソコン上でデータ管理。
エリアごとにくくって手作りの冊子にとりまとめ、そのディテールな紹介文がマニアの心をくすぐっている。
最近では、マンホールについて講演する機会も増え、大人や子どもに向けて、意匠のおもしろさなどを紹介している。
以前、テレビ東京の『たけしのニッポンのミカタ! 』で、「お金のかからない趣味で人生を楽しんでいる人」として紹介されたことがある。
著書に『日本のマンホール マンホールの教えてくれること』(御園書房)。 *本書奥付より
登録情報
- 出版社 : ミネルヴァ書房 (2015/9/10)
- 発売日 : 2015/9/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 224ページ
- ISBN-10 : 4623074471
- ISBN-13 : 978-4623074471
- Amazon 売れ筋ランキング: - 672,967位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 78,693位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年11月15日に日本でレビュー済み
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旅に出て、各地で見かけた美しいマンホールの「蓋」に惹かれたが、同じところに着目して、本を書いた人が居たんだ・・。著者は東京都水道局に努めていたそうだが、マンホールの担当という訳ではなく、下水処理の水質管理などに従事していたとの事。何でも45歳から写真を撮り始め、4,000枚を超えてきた・・。マンホールの「蓋」なので、どこかの「博物館」にまとめて展示されているわけではない。全国に旅して「現地」を見るしかない・・。「折り畳み自転車に乗り」、「各駅停車を乗り継ぎ」・・と18年間の作業が結晶している。「奇人・変人」扱いされたみたいで、「ご苦労様」だが、こういうのは始めたら面白くてやめられなくなるんだね・・。
いろんなテーマで(例えば、「城」、「山」、「祭り」・・)、各地のマンホールの「蓋」を紹介している。エピソードの「マンホール雑学」も面白い。なかで「仕掛け人」の話が書いてある。何でも「昭和60年代・・、当時の建設省公共下水建設専門官が・・・各自治体が独自のデザインマンホールにすることを提唱し・・デザイン化が始まった・・。」(p.204)のだそうだ、お役人もなかなか洒落た事をするものだ。「マンホール学」が今後どう発展するのか、楽しみだ。
いろんなテーマで(例えば、「城」、「山」、「祭り」・・)、各地のマンホールの「蓋」を紹介している。エピソードの「マンホール雑学」も面白い。なかで「仕掛け人」の話が書いてある。何でも「昭和60年代・・、当時の建設省公共下水建設専門官が・・・各自治体が独自のデザインマンホールにすることを提唱し・・デザイン化が始まった・・。」(p.204)のだそうだ、お役人もなかなか洒落た事をするものだ。「マンホール学」が今後どう発展するのか、楽しみだ。