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とんぼの目玉―言の葉紀行 単行本 – 2008/11/1
長谷川 摂子
(著)
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知的好奇心に満ちあふれた思考の旅
あるときは故郷・出雲にはぐくまれた「母語」をみつめ、またあるときは言葉のイカダを組んで大海へとこぎ出す。戒名に心を奪われつつ、「さよなら」に別れを告げる一方で、共同翻訳の顛末を振り返る。若者と向き合い、その刺激をたっぷりと浴びながら、柳田国男や木下順二、宮沢賢治の遺した「言葉」に思いを馳せる毎日。
あるときは故郷・出雲にはぐくまれた「母語」をみつめ、またあるときは言葉のイカダを組んで大海へとこぎ出す。戒名に心を奪われつつ、「さよなら」に別れを告げる一方で、共同翻訳の顛末を振り返る。若者と向き合い、その刺激をたっぷりと浴びながら、柳田国男や木下順二、宮沢賢治の遺した「言葉」に思いを馳せる毎日。
- 本の長さ217ページ
- 言語日本語
- 出版社未来社
- 発売日2008/11/1
- ISBN-104624601092
- ISBN-13978-4624601096
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商品の説明
著者について
長谷川摂子(はせがわせつこ)
島根県生まれ。絵本・童話作家。東京外国語大学卒業、東京大学大学院哲学科中退。保育士として働いたのち、夫の長谷川宏氏とともに学習塾を営む。2004年『人形の旅立ち』(福音館書店)で第19回坪田譲治文学賞、第14回椋鳩十文学賞、第34回赤い鳥文学賞を受賞。絵本に『めっきらもっきらどおんどん』『きょだいなきょだいな』『みず』『おっきょちゃんとかっぱ』など多数。評論に『子どもたちと絵本』(福音館書店)、翻訳に『美術の物語』(共訳・ファイドン)。昔話に「てのひらむかしばなし」シリーズ(全10巻・岩波書店)。
島根県生まれ。絵本・童話作家。東京外国語大学卒業、東京大学大学院哲学科中退。保育士として働いたのち、夫の長谷川宏氏とともに学習塾を営む。2004年『人形の旅立ち』(福音館書店)で第19回坪田譲治文学賞、第14回椋鳩十文学賞、第34回赤い鳥文学賞を受賞。絵本に『めっきらもっきらどおんどん』『きょだいなきょだいな』『みず』『おっきょちゃんとかっぱ』など多数。評論に『子どもたちと絵本』(福音館書店)、翻訳に『美術の物語』(共訳・ファイドン)。昔話に「てのひらむかしばなし」シリーズ(全10巻・岩波書店)。
登録情報
- 出版社 : 未来社 (2008/11/1)
- 発売日 : 2008/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 217ページ
- ISBN-10 : 4624601092
- ISBN-13 : 978-4624601096
- Amazon 売れ筋ランキング: - 941,852位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
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2024年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
児童文学の分野で活躍された著者の随筆集。エッセイと著者は書いてらっしゃるけれど、折り目正しい日本語で、それはご本人も感じてらして窮屈にすら感じていたとのことで。それでも私は、古風といえそうな端整なこと葉のならび、その文章が非常に好きで読みやすく、エッセイではなく、随筆と呼びたい。宮沢賢治、柳田国男、木下順二にふれ、協同翻訳された『美術の物語』を語り、こと葉についてつれづれなるままに、さりながら理路整然と書いてゆかれていて。その筆致が軽やかで、愉しげでとても心地よい。古風とか折り目正しいとか理路整然と記し、理路整然とくると、ガチガチの保守派なのではと思われそうです。よく、いらっしゃるが、日本語とはこういうものだ、あれは間違いだなんだと言いたがる御仁。著者は異なり、現に『「正しい日本語」というユーレイ』と題し、3つ案じたものを収録されています。その1つに、「クソババア一家の愛」と題するものがあり、その結論として、言葉として「美しい言葉」とか「正しい言葉」は存在しない。その言葉を使う人間と人間の関係のありようで、美しくも醜くもなるのだ、と。無理なく肯けます。正に。そして、井上ひさしが語っていたことを思い出しもしました。おなじバカヤローでも、助けようとしてのそれは美しい。言葉それ自体には、美醜だとか正否などないのだ、と。著者にお会いして、話しをしてみたかった。2011年に67歳でお亡くなりになりました。
2009年7月9日に日本でレビュー済み
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雑誌『未来』に連載された言の葉紀行。2008年出版で新しい。
故郷の出雲弁を語るとき、いきいきしている感じが伝わってくる。
○「あの世の名前」幼児のうちに死んだ子どもの戒名についても、お墓を観ながら考えたというのが普通で面白い。後から指摘された間違いも素直に恥じ、訂正するのもいい。
○「さよなら」が「それならば」と同じで立ち際の呼吸を整える間投詞、と言うこの項は先日偶然読んだ須賀敦子の本の中の一節を紹介していた。そうそう、そんなことが書いてあった。今の人は「じゃあね」とかいって「さよなら」を使わない、という。
○『美術の物語』翻訳チームについては大半が東京大学の全共闘だったとか、納得。取り組みは蝸牛のようだったとあるが、何事も真剣で執拗で素晴らしい。
何故、エリート街道を進まず、家庭的な学習塾をやっているのか、少しわかった。
故郷の出雲弁を語るとき、いきいきしている感じが伝わってくる。
○「あの世の名前」幼児のうちに死んだ子どもの戒名についても、お墓を観ながら考えたというのが普通で面白い。後から指摘された間違いも素直に恥じ、訂正するのもいい。
○「さよなら」が「それならば」と同じで立ち際の呼吸を整える間投詞、と言うこの項は先日偶然読んだ須賀敦子の本の中の一節を紹介していた。そうそう、そんなことが書いてあった。今の人は「じゃあね」とかいって「さよなら」を使わない、という。
○『美術の物語』翻訳チームについては大半が東京大学の全共闘だったとか、納得。取り組みは蝸牛のようだったとあるが、何事も真剣で執拗で素晴らしい。
何故、エリート街道を進まず、家庭的な学習塾をやっているのか、少しわかった。
2020年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Because the author is from my home town, I enjoyed the message the more. She extends her novel view of the language itself.