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美術史の7つの顔 単行本 – 2005/6/21

5.0 5つ星のうち5.0 1個の評価

絵画は顔をいかに描きうるのか。ベラスケス、レンブラント、ピカソ、ディックス、ジャコメッティ、ベイコン、ウォーホル。7つの作品の分析をつうじて、絵画の問いと顔の謎に迫る! 表象文化論的アプローチによる絵画批評。図版多数掲載。執筆=小林康夫・平倉圭・日高優・香川檀・橋本悟・大原宣久。造本装幀=戸田ツトム。
目次
存在の遠近法――顔のプロブレマティック
小林康夫
I 顔の方へ II 絵画の方へ

ベラスケスと顔の先触れ
平倉圭
二つのリアル 絵具のざわめき ぼかされる顔 ずれと翻訳

他者のように自己を描く――レンブラントの《自画像》
日高優
自画像のタイプと変遷 自己を描くということ 画家の印
眼差しの痕跡 物質、顔、光 顔のうねり 死のモメント

斬首、テーブル、反-光学――ピカソ《アヴィニョンの娘たち》
平倉圭
眼窩の解剖学 斬首 顔というテーブル 反-光学

オットー・ディックス――観相術、その目を凝らすほどに……
香川檀
凍りついた微笑――北方ルネサンスの回帰 絵画平面のなかで彫刻する
ワイマールの観相術と〈顔の余剰〉 ザッハリッヒな視覚 終わりの〈顔〉

〈顔〉への応答――アルベルト・ジャコメッティの実践
橋本悟
「フォルムの崩壊」からの出発 絶対的な類似 〈顔〉を見ること

肖像画と顔の「動き」――フランシス・ベイコン《イザベル・ロースソーンの習作》
大原宣久
二人の画家 失敗作 具象と抽象とのあいだの形象
肖像画、写真、顔

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 未来社 (2005/6/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/6/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 269ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4624710886
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4624710880
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 1個の評価

カスタマーレビュー

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この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2005年8月30日に日本でレビュー済み
大味な内容かと思って期待せずに読み始めたが、その真摯な語りについ引き込まれてしまった。決して名文ではないので読みにくいという印象を持ってしまうのは残念。「絵画を読む」本は、読者にその文章を読む労力を課せてはいけないのである。
今回は「顔」に重点を置いての分析が主であったが、是非シリーズ化して次回は大御所絵画の「背景」についても言及してほしい。文章を平坦にすれば児童図書としても重要な一冊になり得る。私は今、再読中です。
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