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新編 高専の数学2 第2版・新装版 単行本(ソフトカバー) – 2010/8/4
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装いを新たにし,使いやすくなった「新編 高専の数学 第2版」の第2巻.前巻と同じく読みやすいレイアウトに一新し,さらに,理解しやすいように章節の構成を一部見直しました.また,問題の解答では補足説明を大幅に追加し,学習しやすくなっています.
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社森北出版
- 発売日2010/8/4
- 寸法22 x 15.5 x 1.7 cm
- ISBN-104627048238
- ISBN-13978-4627048232
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商品の説明
著者について
岡山大名誉教授 広島大名誉教授 理博 田代嘉宏
東京大名誉教授 理博 難波完爾
東京大名誉教授 理博 難波完爾
登録情報
- 出版社 : 森北出版; 第2版・新装 (2010/8/4)
- 発売日 : 2010/8/4
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 296ページ
- ISBN-10 : 4627048238
- ISBN-13 : 978-4627048232
- 寸法 : 22 x 15.5 x 1.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 292,502位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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5 星
高校数学の復習から大学数学への橋渡しにもなる
現行の高校数学の課程では, 行列と行列の表す線型変換は外されている. それが第2巻では省略されていない.おそらく線型代数の理論上も応用上も無価値と言える「行列のn乗を数列の応用問題またはケーリー-ハミルトンの定理の応用問題として求めさせるような技巧的解法の知識を問う問題」「ケーリー-ハミルトンの定理などを無理に用いて作られた証明問題」などの悪問が蔓延したからであろう.このシリーズは高専の教科書であり, 行列に限らず理論上も応用上も無価値なものはない.第2巻の内容としては高校数学Bの「数列とベクトル」と高校数学ⅡおよびⅢの「微分法(の応用)」「積分法(の応用)」さらに高専で学ぶ「行列と行列式」から成り立っている.微分積分については, 高校数学の検定教科書よりは詳しく分かりやすく, 数学の専門書ほどではないがより厳密に書いてあり, 物理学に基づく本質を理解しやすい例も挙げられているのは良いと感じた. しかし原始関数と不定積分の区別はなく, それは第3巻で定積分の定義を含めてより明確に(数学の専門書ほどではないが)見ることになる.ベクトルは線型代数を意識して矢印を文字の上に付けるのではなく太文字で書いてあり, 高校数学では必須ではないが, 幾何的な話題で線型代数につながる内容も扱っている. 行列と行列式については, 数学の専門書でありがちである抽象的なm×n行列やn×n行列ではなく, 2×3行列, 2×2行列, 3×3行列, 4×4行列など具体的で小さい行列で種々の概念と定理および証明を述べているので線型代数の初学者にとっても読みやすいと思う. 対称行列の対角化まで簡単に書いてある. ベクトルと共に線型代数を学ぶための入り口あるいは補助となるであろう.
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2024年2月4日に日本でレビュー済み
高専の数学シリーズは、高専においては専門科目(主に工学)を高校生〜大学初年次相当の早い年齢で学び始める関係から伝統的に普通高校の数学とは結構異なるカリキュラムが組まれているようですが、そのような高専特有の事情に対応して、高専2年次相当で学ぶ数学(高校数学レベルを超えている大学初年次レベルも含む)をまとめたものになります。高校数学は例えば複素数や行列・行列式などが履修項目に入ったり外されたりが繰り返されていたり、大学レベルの高度な項目をどのように扱うかについて学習指導要領に振り回されてきた歴史があるようですが、高専では専門科目との関係性もあってか、学習指導要領に振り回されることなく一貫して扱われてきたようです。そのような関係で、高専の特に数学では高校の公式の検定教科書ではなく本書のような高専に特化したテキストが使われていることが非常に多いようですが、高校数学よりかは数学的に高度であるものの大学レベル(特に理学部)の数学からすれば数学的厳密性に欠けるかもしれません。また難関大の大学一般入試に出てくるような高校数学の範疇での難問奇問に関する演習にも乏しいので、何らかの事情で高専から一般の大学に進路変更する場合は、本書では物足りず、例えば有名なチャート式などが必要になってくるかと思います。
2023年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
注文から発送まで、比較的早く感じました。商品の状態は、予想していたものより良かったので満足です。
2019年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書き込みもあり、使い込んでいる感はありますが、勉強するぶんにはさしつかえありません。
内容も良いです。基本的な定理の証明も丁寧に書かれていて、基礎から数学を勉強するには、出会った中で最適です。
内容も良いです。基本的な定理の証明も丁寧に書かれていて、基礎から数学を勉強するには、出会った中で最適です。
2013年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
数学の復習にはもってこいの教科書だ。
第1巻から第3まで系統立てて学習するよてい。
第1巻から第3まで系統立てて学習するよてい。
2018年1月4日に日本でレビュー済み
現行の高校数学の課程では, 行列と行列の表す線型変換は外されている. それが第2巻では省略されていない.
おそらく 線型代数 の理論上も応用上も無価値と言える「行列のn乗を数列の応用問題またはケーリー-ハミルトンの定理の応用問題として求めさせるような技巧的解法の知識を問う問題」「ケーリー-ハミルトンの定理などを無理に用いて作られた証明問題」などの悪問が蔓延したからであろう.
このシリーズは高専の教科書であり, 行列に限らず理論上も応用上も無価値なものはない.
第2巻の内容としては高校数学Bの「数列とベクトル」と高校数学ⅡおよびⅢの「微分法(の応用)」「積分法(の応用)」さらに高専で学ぶ「行列と行列式」から成り立っている.
微分積分 については, 高校数学の検定教科書よりは詳しく分かりやすく, 数学の専門書ほどではないがより厳密に書いてあり, 物理学に基づく本質を理解しやすい例も挙げられているのは良いと感じた. しかし原始関数と不定積分の区別はなく, それは第3巻で定積分の定義を含めてより明確に(数学の専門書ほどではないが)見ることになる.
ベクトルは 線型代数 を意識して矢印を文字の上に付けるのではなく太文字で書いてあり, 高校数学では必須ではないが, 幾何的な話題で線型代数につながる内容も扱っている. 行列と行列式については, 数学の専門書でありがちである抽象的なm×n行列やn×n行列ではなく, 2×3行列, 2×2行列, 3×3行列, 4×4行列など具体的で小さい行列で種々の概念と定理および証明を述べているので線型代数の初学者にとっても読みやすいと思う. 対称行列の対角化まで簡単に書いてある. ベクトルと共に線型代数を学ぶための入り口あるいは補助となるであろう.
おそらく 線型代数 の理論上も応用上も無価値と言える「行列のn乗を数列の応用問題またはケーリー-ハミルトンの定理の応用問題として求めさせるような技巧的解法の知識を問う問題」「ケーリー-ハミルトンの定理などを無理に用いて作られた証明問題」などの悪問が蔓延したからであろう.
このシリーズは高専の教科書であり, 行列に限らず理論上も応用上も無価値なものはない.
第2巻の内容としては高校数学Bの「数列とベクトル」と高校数学ⅡおよびⅢの「微分法(の応用)」「積分法(の応用)」さらに高専で学ぶ「行列と行列式」から成り立っている.
微分積分 については, 高校数学の検定教科書よりは詳しく分かりやすく, 数学の専門書ほどではないがより厳密に書いてあり, 物理学に基づく本質を理解しやすい例も挙げられているのは良いと感じた. しかし原始関数と不定積分の区別はなく, それは第3巻で定積分の定義を含めてより明確に(数学の専門書ほどではないが)見ることになる.
ベクトルは 線型代数 を意識して矢印を文字の上に付けるのではなく太文字で書いてあり, 高校数学では必須ではないが, 幾何的な話題で線型代数につながる内容も扱っている. 行列と行列式については, 数学の専門書でありがちである抽象的なm×n行列やn×n行列ではなく, 2×3行列, 2×2行列, 3×3行列, 4×4行列など具体的で小さい行列で種々の概念と定理および証明を述べているので線型代数の初学者にとっても読みやすいと思う. 対称行列の対角化まで簡単に書いてある. ベクトルと共に線型代数を学ぶための入り口あるいは補助となるであろう.

現行の高校数学の課程では, 行列と行列の表す線型変換は外されている. それが第2巻では省略されていない.
おそらく[[ASIN:4785313013 線型代数]]の理論上も応用上も無価値と言える「行列のn乗を数列の応用問題またはケーリー-ハミルトンの定理の応用問題として求めさせるような技巧的解法の知識を問う問題」「ケーリー-ハミルトンの定理などを無理に用いて作られた証明問題」などの悪問が蔓延したからであろう.
このシリーズは高専の教科書であり, 行列に限らず理論上も応用上も無価値なものはない.
第2巻の内容としては高校数学Bの「数列とベクトル」と高校数学ⅡおよびⅢの「微分法(の応用)」「積分法(の応用)」さらに高専で学ぶ「行列と行列式」から成り立っている.
[[ASIN:4000052098 微分積分]]については, 高校数学の検定教科書よりは詳しく分かりやすく, 数学の専門書ほどではないがより厳密に書いてあり, 物理学に基づく本質を理解しやすい例も挙げられているのは良いと感じた. しかし原始関数と不定積分の区別はなく, それは第3巻で定積分の定義を含めてより明確に(数学の専門書ほどではないが)見ることになる.
ベクトルは[[ASIN:476870462X 線型代数]]を意識して矢印を文字の上に付けるのではなく太文字で書いてあり, 高校数学では必須ではないが, 幾何的な話題で線型代数につながる内容も扱っている. 行列と行列式については, 数学の専門書でありがちである抽象的なm×n行列やn×n行列ではなく, 2×3行列, 2×2行列, 3×3行列, 4×4行列など具体的で小さい行列で種々の概念と定理および証明を述べているので線型代数の初学者にとっても読みやすいと思う. 対称行列の対角化まで簡単に書いてある. ベクトルと共に線型代数を学ぶための入り口あるいは補助となるであろう.
おそらく[[ASIN:4785313013 線型代数]]の理論上も応用上も無価値と言える「行列のn乗を数列の応用問題またはケーリー-ハミルトンの定理の応用問題として求めさせるような技巧的解法の知識を問う問題」「ケーリー-ハミルトンの定理などを無理に用いて作られた証明問題」などの悪問が蔓延したからであろう.
このシリーズは高専の教科書であり, 行列に限らず理論上も応用上も無価値なものはない.
第2巻の内容としては高校数学Bの「数列とベクトル」と高校数学ⅡおよびⅢの「微分法(の応用)」「積分法(の応用)」さらに高専で学ぶ「行列と行列式」から成り立っている.
[[ASIN:4000052098 微分積分]]については, 高校数学の検定教科書よりは詳しく分かりやすく, 数学の専門書ほどではないがより厳密に書いてあり, 物理学に基づく本質を理解しやすい例も挙げられているのは良いと感じた. しかし原始関数と不定積分の区別はなく, それは第3巻で定積分の定義を含めてより明確に(数学の専門書ほどではないが)見ることになる.
ベクトルは[[ASIN:476870462X 線型代数]]を意識して矢印を文字の上に付けるのではなく太文字で書いてあり, 高校数学では必須ではないが, 幾何的な話題で線型代数につながる内容も扱っている. 行列と行列式については, 数学の専門書でありがちである抽象的なm×n行列やn×n行列ではなく, 2×3行列, 2×2行列, 3×3行列, 4×4行列など具体的で小さい行列で種々の概念と定理および証明を述べているので線型代数の初学者にとっても読みやすいと思う. 対称行列の対角化まで簡単に書いてある. ベクトルと共に線型代数を学ぶための入り口あるいは補助となるであろう.
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2018年2月18日に日本でレビュー済み
タイトル通り,高専の数学とあるように高専の講義でも用いられる教科書です.
第1巻~第3巻構成となっており,第2巻である本書は,高校数学2+B(微積分と数列とベクトル)と高校数学3(微積分)と大学数学(線形代数→旧高校数学Cで採用されていた行列)が記載されており,高専では主に2年次に取り扱う内容であると考えられます(元高専出身より).
この書籍の利点および欠点を以下に示す.
まず,利点は2点存在する.
1点目は,細かく項目分けがされている点である.
第1章から第6章構成ではあるが,限られた時間内で講義することが求められる学校の教科書として書かれたことに起因するものであると考えれるが,自学自習する場合には,弱点だけを掻い摘んで演習するなどできると思われる.
2点目は,例題と問題との難易度に乖離が少ない点である.
これが練習問題にも同様のことが言え,学習する負担を少しでも軽減する工夫がなされているように思われる.
次に,欠点は2点存在する.
1点目は,解答が数値のみである点である.
昨今,途中式をなるべく省かずに記載されているものの出版されてきている中で,未だこの状況である(高専の教科書として考えている以上仕方ないのかもしれないが・・・).
2点目は,数列および微積分の内容(前半部分)と比較して,ベクトルおよび行列の内容(後半部分)のほうが充実していることである.
ページの分量的にはほとんど変わらないのだが,前半部分は数式で理解する部分が多いことも起因することもあるが,他の参考書などより優れた解説が多いため,どうしても見劣りする感じが否めない.後半部分はベクトルが太文字で記載されていること以外は基礎からのスモールステップで進んでいく感じがある.
以上より,高専の教科書としては特にベクトルおよび行列の利用価値が大きいものと思われるが,高専から他大学への編入学することを考ええている人は,基礎の振り返りには適しているが,それ以上の用途はないと思われる.
第1巻~第3巻構成となっており,第2巻である本書は,高校数学2+B(微積分と数列とベクトル)と高校数学3(微積分)と大学数学(線形代数→旧高校数学Cで採用されていた行列)が記載されており,高専では主に2年次に取り扱う内容であると考えられます(元高専出身より).
この書籍の利点および欠点を以下に示す.
まず,利点は2点存在する.
1点目は,細かく項目分けがされている点である.
第1章から第6章構成ではあるが,限られた時間内で講義することが求められる学校の教科書として書かれたことに起因するものであると考えれるが,自学自習する場合には,弱点だけを掻い摘んで演習するなどできると思われる.
2点目は,例題と問題との難易度に乖離が少ない点である.
これが練習問題にも同様のことが言え,学習する負担を少しでも軽減する工夫がなされているように思われる.
次に,欠点は2点存在する.
1点目は,解答が数値のみである点である.
昨今,途中式をなるべく省かずに記載されているものの出版されてきている中で,未だこの状況である(高専の教科書として考えている以上仕方ないのかもしれないが・・・).
2点目は,数列および微積分の内容(前半部分)と比較して,ベクトルおよび行列の内容(後半部分)のほうが充実していることである.
ページの分量的にはほとんど変わらないのだが,前半部分は数式で理解する部分が多いことも起因することもあるが,他の参考書などより優れた解説が多いため,どうしても見劣りする感じが否めない.後半部分はベクトルが太文字で記載されていること以外は基礎からのスモールステップで進んでいく感じがある.
以上より,高専の教科書としては特にベクトルおよび行列の利用価値が大きいものと思われるが,高専から他大学への編入学することを考ええている人は,基礎の振り返りには適しているが,それ以上の用途はないと思われる.