大学院進学前に予習用として買いました。
タンパク質計算の大まかな手順を手を動かしながら学べるという事なのでしたが、本書で紹介されているProteinDFではタンパク質の電子密度計算を行うに当たって二台以上のパソコンが必要であると書かれていました。買う前にしっかりと内容を把握していなかったので残念でした。
また、protein editorに関しては、この本は2008年のもので、2011年現在インストールできるパッケージと内容が異なっています。従って本書に書かれている通りの事が出来ません。本書によると含まれているはずのサンプルがインストールしたものに入ってなかったりします。また、タンパクの構造最適化の具体的な指針を詳しく書いてほしかったです。
以上の様な不満点はありますが、全体的に分りやすく書いてあったのでどこかしらの研究機関に既に所属されていて、計算機が使える方は買って損はないと思います。
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