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上海時間旅行: 蘇る“オ-ルド上海”の記憶 単行本 – 2010/7/1
佐野 眞一
(著)
- 本の長さ203ページ
- 言語日本語
- 出版社山川出版社
- 発売日2010/7/1
- 寸法15.1 x 1.3 x 22 cm
- ISBN-104634150077
- ISBN-13978-4634150072
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登録情報
- 出版社 : 山川出版社 (2010/7/1)
- 発売日 : 2010/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 203ページ
- ISBN-10 : 4634150077
- ISBN-13 : 978-4634150072
- 寸法 : 15.1 x 1.3 x 22 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 835,581位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 55,581位歴史・地理 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1947(昭和22)年東京生れ。
出版社勤務を経てノンフィクション作家に。主著に、民俗学者・宮本常一と渋沢敬三の交流を描いた『旅する巨人』(大宅賞)、エリートOLの夜の顔と外国人労働者の生活、裁判制度を追究した『東電OL殺人事件』、大杉栄虐殺の真相に迫り、その通説を大きく覆した『甘粕正彦 乱心の曠野』『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史』など多数。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
佐野眞一さんの本らしく、学術的な側面からではなく、当時の人間像まで踏み込んだ内容、良かったお思います。
2013年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この著者自身のリサーチは新鮮味がなく過去に紹介されていることを集めただけのもので写真類も海外の書籍印刷物映像に比較して内容もお粗末。著者が足で集めた情報はない感じ。残念ながら新事実は全くなかった。現在の上海ブームに乗った内容の薄いものでした。
2011年11月20日に日本でレビュー済み
2年前に上海を旅したこともあり、バンド周辺のオールド上海の景観に興味を持ち、折に触れてその当時を表した本を読み続けてきました。
本書はそんな戦前「東洋のパリ」とも「魔都」とも言われた時代の上海を豊富な写真を披露し、関係者の文章によって浮かび上がらせてくれました。
16ページだての口絵のカラー写真に目を奪われます。当時の景観と今の街並みを比較して掲載してありますが、変わらない風景と大きく変貌した場所が混在している所に上海の魅力がありました。
東洋の宝石箱のようなエキゾチックな都市・上海は、近年新しい魅力を満載しながら古い上海と共存しています。比較的昔の建物を大切にする国民性もあり、戦前の建物もしっかりと残っているのは嬉しい限りです。バンドも含めた旧の租界地区の西洋建築は、格別美しい景観を形作っています。
東亜同文書院大学出身者の思い出話は類書にはない貴重な証言でした。高杉晋作が上海を見聞し、日記に残していたのを本書で知りました。
日本租界といわれた共同租界の日本人居留地の風景写真もふんだんに使用されています。近年様々な映画で再現してありますが、このような写真の存在は貴重です。
李香蘭、魯迅、川島芳子、阿片王・里見甫、川喜多長政など多くの著作物で触れてきた人物を比較的短い文章で知ることができますので、これまでさほど関心を持たなかった人には格好の読み物でしょう。
李香蘭が出演していた『萬世流芳』の一部は見ましたが、幻の映画『私の鶯』について書かれていたのを興味深く読みました。いずれ観たい映画の一つです。
本書の内容です。
序章 私と「上海」 上海育ちが語る我が青春の“オールド上海” 「筆紙をもってつくすべからず」幕末の志士も驚嘆した上海 文士達の感性が捉えた「上海」の風貌
オールド上海写真紀行1 日本租界 [コラム]上海蟹は風流な食べ物 「中国のハリウッド」を疾走した川喜多長政と李香蘭 数々の日中人間ドラマを生んだサロン「内山書店」 [コラム]「上海」はどう描かれてきたか 日本海海戦を勝利に導いた 三井物産上海支店長「山本条太郎」一代記 それからの阿Qたち―2010年「在上海読書日録」より― [コラム]上海に行くなら“浴地”へどうぞ
オールド上海写真紀行2 バンドの変貌 上海の夜と霧―『阿片王・里見甫』を振り返って 20世紀最大のスパイ事件「ゾルゲ」上海へ潜行す 上海の夜に羽ばたいた悲劇の王女「川島芳子」 南進論の入り口は上海だった [コラム]上海娯楽の象徴だった大世界
オールド上海写真紀行3 街の風景と人々
終章 私と「上海」 一家三代の上海百年物語
本書はそんな戦前「東洋のパリ」とも「魔都」とも言われた時代の上海を豊富な写真を披露し、関係者の文章によって浮かび上がらせてくれました。
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