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破産者たちの中世 (日本史リブレット 27) 単行本 – 2005/8/1
桜井 英治
(著)
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- 本の長さ102ページ
- 言語日本語
- 出版社山川出版社
- 発売日2005/8/1
- ISBN-104634542706
- ISBN-13978-4634542709
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対象商品: 破産者たちの中世 (日本史リブレット 27)
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登録情報
- 出版社 : 山川出版社 (2005/8/1)
- 発売日 : 2005/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 102ページ
- ISBN-10 : 4634542706
- ISBN-13 : 978-4634542709
- Amazon 売れ筋ランキング: - 554,713位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 276位鎌倉時代
- - 7,587位日本史一般の本
- - 35,990位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現代と旧時代を負債という観点に絞って、比較考証できる書籍です。歴史が為政者たちのものであった時代の民と現在の国民国家を比べる史料は少ないですが、本書はそれらをイチ農村に絞ってときあかそうとしております
2020年3月26日に日本でレビュー済み
著者は「北海道大学」大学院文学研究科助教授である。
本書は「室町幕府」第6代将軍『足利義教』が自ら裁判を行った「永享2年(1430年)」9月~同4年(1432年)の「裁判記録」である。
その中で「松櫻院」の『弾能』の裁判を中心に論じる。これは彼が「508貫400文」(約5千万円)の借金をして支払わないと「尾張坊」が訴え出た。第一審は『弾能』が出廷せず「尾張坊」の勝訴に終わった。そこで『弾能』は控訴し第二審が行われた。ところが「尾張坊」は他からの借金を支払うことができず行方をくらましてしまった。「阿弥陀坊」という僧(『弾能』も「阿弥陀坊」も僧というから「僧侶」も金貸しをしていたのである。これは「寺院」が参拝客からのお布施などの収入が多かったことを意味している。そして「阿弥陀坊」→「尾張坊」→『弾能』というように貸金が又貸しされていた。
裁判での『弾能』の言い分は『支払いを求めて来た者に既に支払った。名前はわからかなかった』というものであった。判決を下した将軍『足利義教』は『名前をわからかなかった者に支払ったとは信じがたい。それは嘘だ』として『弾能』に敗訴を言渡して1件落着となった。
ところでどうして「僧侶」の『弾能』がこのような多額の借金ができたかというと、彼が「北野神社(北野天満宮)」の25/60を支配していたからである。どうして25/60かと言うと当時のこうした有名な神社は「株」を発行しており、それが売買されていたからである。それは先に示したようにこうした有名な神社は「参拝客」からの「お布施」などの実入りが大きかったかである。つぎに疑問なのはどうして『弾能』が先に示したように5千万円もの大金を借金しなければならなくなったからである。それは「洪水」で「北野神社」が大きな被害を受けてこれを修復したが、工事代金が不足して借入をおこさなければならなくなったからである。
「室町時代」には「土倉」が出現して人たちからお金を集めて、これを他人に貸して利息を取って配当することが行われた。『銀行』の出現である。つまり時代は「貨幣経済」が発達して「金融業」の出現を呼んだのである。一方「貨幣経済」に乗り遅れて「借金」を重ねて返せなくなった者も多く現れて、これを処理する『管財人』も現れた。
「室町時代」は「貨幣経済」が「日本」に現れたという特筆すべき社会が出現したのである。
本書はこのように「室町時代」に「訴訟」が多く出現したことの背景には「貨幣経済」が根底にあったことを示唆している。
本書は「室町幕府」第6代将軍『足利義教』が自ら裁判を行った「永享2年(1430年)」9月~同4年(1432年)の「裁判記録」である。
その中で「松櫻院」の『弾能』の裁判を中心に論じる。これは彼が「508貫400文」(約5千万円)の借金をして支払わないと「尾張坊」が訴え出た。第一審は『弾能』が出廷せず「尾張坊」の勝訴に終わった。そこで『弾能』は控訴し第二審が行われた。ところが「尾張坊」は他からの借金を支払うことができず行方をくらましてしまった。「阿弥陀坊」という僧(『弾能』も「阿弥陀坊」も僧というから「僧侶」も金貸しをしていたのである。これは「寺院」が参拝客からのお布施などの収入が多かったことを意味している。そして「阿弥陀坊」→「尾張坊」→『弾能』というように貸金が又貸しされていた。
裁判での『弾能』の言い分は『支払いを求めて来た者に既に支払った。名前はわからかなかった』というものであった。判決を下した将軍『足利義教』は『名前をわからかなかった者に支払ったとは信じがたい。それは嘘だ』として『弾能』に敗訴を言渡して1件落着となった。
ところでどうして「僧侶」の『弾能』がこのような多額の借金ができたかというと、彼が「北野神社(北野天満宮)」の25/60を支配していたからである。どうして25/60かと言うと当時のこうした有名な神社は「株」を発行しており、それが売買されていたからである。それは先に示したようにこうした有名な神社は「参拝客」からの「お布施」などの実入りが大きかったかである。つぎに疑問なのはどうして『弾能』が先に示したように5千万円もの大金を借金しなければならなくなったからである。それは「洪水」で「北野神社」が大きな被害を受けてこれを修復したが、工事代金が不足して借入をおこさなければならなくなったからである。
「室町時代」には「土倉」が出現して人たちからお金を集めて、これを他人に貸して利息を取って配当することが行われた。『銀行』の出現である。つまり時代は「貨幣経済」が発達して「金融業」の出現を呼んだのである。一方「貨幣経済」に乗り遅れて「借金」を重ねて返せなくなった者も多く現れて、これを処理する『管財人』も現れた。
「室町時代」は「貨幣経済」が「日本」に現れたという特筆すべき社会が出現したのである。
本書はこのように「室町時代」に「訴訟」が多く出現したことの背景には「貨幣経済」が根底にあったことを示唆している。
2007年5月5日に日本でレビュー済み
15世紀前期(室町時代、6代将軍義教の御世)に実際起きた貸金返還訴訟の史料をもとに、当時の債務不履行案件の処理ルールを解き明かしていく本。
訴えられた借主は、先代将軍の引き立てで経済的地位を向上させたが、治世が代わると将軍家に冷遇され経済的地位も庇護も喪い、貸金返還訴訟の攻勢に曝されるようになった人。いわば「時の人」。「ただの人」ではないばっかりに、訴訟の場での言い逃れも一筋縄ではない。
一方、貸主も「時の人」のご入用に合わせて銭を用意してきた専門的な金貸し業者(土倉酒屋)だから、したたかで、借主を一気に追い込むような手荒なことはせず、デフォルトの危険がある貸金債権をより高度に貸金債権を集積している業者へ売却したり、借主の支配地からの収入を時限つきで優先的に受領する権利を獲得したりして、自身の貸金債権の回収に励むのである。
時は流れ、借主が再び多額の資金調達に成功したことを示す史料も残っている。著者は、これを、借主は先年の破たん処理の裁決に従って借財を弁済し、再び信用力を回復してきたことを示すもの、と説明している。借主もまた、したたかで粘り強い、中世の人なのであった。
私個人的には、6代将軍義教が借主の苦しい弁明の矛盾を厳しく指摘してこれを退け、貸主の弁に沿った事実認定をしていくくだりが、快事に思えました。
100ページ足らずの「リブレット」だけで終わらせるには惜しいテーマです。
叢書・選書レベルで、専門的にならない程度で深く掘り下げた著書を期待したいです。
訴えられた借主は、先代将軍の引き立てで経済的地位を向上させたが、治世が代わると将軍家に冷遇され経済的地位も庇護も喪い、貸金返還訴訟の攻勢に曝されるようになった人。いわば「時の人」。「ただの人」ではないばっかりに、訴訟の場での言い逃れも一筋縄ではない。
一方、貸主も「時の人」のご入用に合わせて銭を用意してきた専門的な金貸し業者(土倉酒屋)だから、したたかで、借主を一気に追い込むような手荒なことはせず、デフォルトの危険がある貸金債権をより高度に貸金債権を集積している業者へ売却したり、借主の支配地からの収入を時限つきで優先的に受領する権利を獲得したりして、自身の貸金債権の回収に励むのである。
時は流れ、借主が再び多額の資金調達に成功したことを示す史料も残っている。著者は、これを、借主は先年の破たん処理の裁決に従って借財を弁済し、再び信用力を回復してきたことを示すもの、と説明している。借主もまた、したたかで粘り強い、中世の人なのであった。
私個人的には、6代将軍義教が借主の苦しい弁明の矛盾を厳しく指摘してこれを退け、貸主の弁に沿った事実認定をしていくくだりが、快事に思えました。
100ページ足らずの「リブレット」だけで終わらせるには惜しいテーマです。
叢書・選書レベルで、専門的にならない程度で深く掘り下げた著書を期待したいです。
2010年4月13日に日本でレビュー済み
歴史の中でどの時代が面白いかといわれれば、私は中世です。幕末には、ドラマのような面白さがある。古代には、実証資料が乏しいゆえのロマンがある。中世には、剥きだしの人間の欲望がある。中世って日本人が現代に通じる合理性を持ち始めた時期だと思うんです。特に室町時代。人間の価値観が劇的に変化し、一人の人間の行動範囲が飛躍的に広がる時代だと思う。タイトルをみるとは破産者がテーマのように見えるが本書で扱われている真のテーマは金融である。現代に通じる金融の萌芽がここで見られる。もしかしたらもっと古くから行われていたのかもしれないのだが、資料で確認できるのがこの時代なのだ。著者の我田引水ぶりが気になるが、もともと資料が少ないので仕方がない。推定こそが中世の面白い部分なのだから。与えられている事実からは他の推定も十分成り立つはずだ。推定の部分は推定であることが、はっきり明示れており好感を持った。著者と違う結論を持てるのもこうしたことが、徹底されているからだと思う。反論を受け入れる余地を残しているのだ。
100ページほどの薄い本なのでらくらく読めると高をくくっていたが、意外と高度な内容でてこずってしまった。訴訟記録を元に再構成しているため、20年も前に受けた法学部の授業を思い出すような内容の本だった。
100ページほどの薄い本なのでらくらく読めると高をくくっていたが、意外と高度な内容でてこずってしまった。訴訟記録を元に再構成しているため、20年も前に受けた法学部の授業を思い出すような内容の本だった。