話題になった本で気になっていたもの。
とにかく面白い。これほどページを繰る愉しさを味わったのは何年ぶりか。
お師匠サマの博覧強記ぶりと色彩豊かな文体に圧倒されまくりのうちに読了しました。
湯浅あつ子女史へのインタビューも、新たなミシマ像が垣間みえて勉強になりました。
読んで得する内容ばかりでした、ミシマファンとしましては。
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ヒタメン 三島由紀夫が女に逢う時… 単行本 – 2011/12/9
岩下 尚史
(著)
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若き日の三島由紀夫の愛を一身に受けた女性と、そのふたりの恋を暖かく見守った女性。
ふたりの女性の証言から浮かび上がる三島由紀夫の素顔とは・・・。 これまで幾多の伝説に塗り固められた来た三島由紀夫に対する先入観は揺らぎ、驚きとともに新鮮な感動に包まれる。
〈ヒタメン〉とは〈直面〉と書き、能楽の舞台で、面を着けずに舞うことを指す。
ふたりの女性が語る、誰も知らない三島由紀夫の、もうひとつの顔を御覧ください。
ふたりの女性の証言から浮かび上がる三島由紀夫の素顔とは・・・。 これまで幾多の伝説に塗り固められた来た三島由紀夫に対する先入観は揺らぎ、驚きとともに新鮮な感動に包まれる。
〈ヒタメン〉とは〈直面〉と書き、能楽の舞台で、面を着けずに舞うことを指す。
ふたりの女性が語る、誰も知らない三島由紀夫の、もうひとつの顔を御覧ください。
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社雄山閣
- 発売日2011/12/9
- 寸法13.5 x 2.8 x 19.6 cm
- ISBN-104639021976
- ISBN-13978-4639021971
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商品の説明
著者について
1961年生れ。國學院大學文学部卒業後、新橋演舞場株式会社入社。劇場創設の母体である新橋花柳界主催「東をどり」の制作に携わる。幕末から平成にいたる新橋花柳界の調査研究を進め、社史『新橋と演舞場の七十年』を編纂した後、97年に退社。06年に上梓した『芸者論―神々に扮することを忘れた日本人』にて、第20回和辻哲郎文化賞を受賞。
登録情報
- 出版社 : 雄山閣 (2011/12/9)
- 発売日 : 2011/12/9
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 280ページ
- ISBN-10 : 4639021976
- ISBN-13 : 978-4639021971
- 寸法 : 13.5 x 2.8 x 19.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 515,748位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 12,255位日本文学
- - 72,870位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2019年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三島の新たなる一面を見たような嬉しさがあります。
2016年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に興味を持って読んだ。三島由紀夫感が大きく変わった。
この、女性についてもっと知りたく思った。
この、女性についてもっと知りたく思った。
2014年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
見いだされた恋が面白かったので、続編の様な感じで読みましたが、期待通り大変面白かったです。
著者の礼儀正しい取材態度も感じ良く、 是非お薦めします。
著者の礼儀正しい取材態度も感じ良く、 是非お薦めします。
2019年4月15日に日本でレビュー済み
三島由紀夫が3年間、毎日、逢引を重ねた恋人とは。
存命のそのご婦人が克明に恋愛の行方を語り、その聞き書きを軸に二人の恋愛の情景を岩下尚史が独特の文体で描きます。
この恋愛が三島由紀夫の「人生の春であった」と聞いて、どちらかというと興味本位で読んでいくうち、その恋愛に
賭ける三島の真摯さ、若々しさ、情熱のストレートさに読むごとに惹かれていきます。
岩下尚史はTVではハコちゃんの愛称で、オネエことばを操る、どちらかといえばイロモノ的役回りでよく観ますが、
本業は作家。この人の繰り出す言葉がまた魅力的です。
古風で、ゆるゆるとして、流れるような、けれどもしっかりと匂いを感じる文体、あるいは、映像を観て
いるかのような文体。
まだ敗戦の爪痕がそこかしこにあった昭和30年代はじめの東京の情景もしっかりとその空気感まで描かれています。
東京會舘、銀馬車、マヌエラ、エスポワール、深夜までやっている乃木坂のコスモポリタン…三島由紀夫は逢引の場所にもこだわります。
当時の東京の、高級なものがほんとうに高級であった、ある意味で豊かな時代の「遊び」の雰囲気が手に取るようにありありと立ち上ってきます。
あとがきに筆者が「本篇は、御覧のとおり、たかゞ、いろごとの話である。」と書いており、それがいかにも岩下流に奥床しくも軽やかで心地よい読後感と相まっている気がします。
存命のそのご婦人が克明に恋愛の行方を語り、その聞き書きを軸に二人の恋愛の情景を岩下尚史が独特の文体で描きます。
この恋愛が三島由紀夫の「人生の春であった」と聞いて、どちらかというと興味本位で読んでいくうち、その恋愛に
賭ける三島の真摯さ、若々しさ、情熱のストレートさに読むごとに惹かれていきます。
岩下尚史はTVではハコちゃんの愛称で、オネエことばを操る、どちらかといえばイロモノ的役回りでよく観ますが、
本業は作家。この人の繰り出す言葉がまた魅力的です。
古風で、ゆるゆるとして、流れるような、けれどもしっかりと匂いを感じる文体、あるいは、映像を観て
いるかのような文体。
まだ敗戦の爪痕がそこかしこにあった昭和30年代はじめの東京の情景もしっかりとその空気感まで描かれています。
東京會舘、銀馬車、マヌエラ、エスポワール、深夜までやっている乃木坂のコスモポリタン…三島由紀夫は逢引の場所にもこだわります。
当時の東京の、高級なものがほんとうに高級であった、ある意味で豊かな時代の「遊び」の雰囲気が手に取るようにありありと立ち上ってきます。
あとがきに筆者が「本篇は、御覧のとおり、たかゞ、いろごとの話である。」と書いており、それがいかにも岩下流に奥床しくも軽やかで心地よい読後感と相まっている気がします。
2017年8月28日に日本でレビュー済み
まあ、しょせん取り繕っても「水商売」の娘ですから。
儂が感ずることは、昭和30〜40年代に「左翼思想」が強い影響力があったのはこういう「社会」だったからかなあ。こういう女に闊歩されちゃあ「革命」も起したくなるわいなあ。といった我ながら実にくだらないものです。
儂が感ずることは、昭和30〜40年代に「左翼思想」が強い影響力があったのはこういう「社会」だったからかなあ。こういう女に闊歩されちゃあ「革命」も起したくなるわいなあ。といった我ながら実にくだらないものです。
2011年12月14日に日本でレビュー済み
三島由紀夫の恋人・親友だったというふたりの女性が、三島由紀夫との日々を赤裸々に濃やかに語っている。もういいお年のおばあちゃまだと思うのだが、そのふたりがまるで目の前で自分に語りかけてくれているかのようで、飽きずに一気に読んでしまった。それにしても、会話のひとつひとつをよく鮮明に覚えているものだと思う。当時の銀座、レストランやナイトクラブの記憶も確かで、昭和史の一面を垣間見た感もある。
ちょうどこの恋人と付き合っていた3年間は、三島の全盛期ということで、その作品群といっしょに読めるのもうれしい。
三島由紀夫にあまり興味がなかったが、恋の話と思ってするすると読んでいるうちに、もっとこの巨人について知りたくなった。
ちょうどこの恋人と付き合っていた3年間は、三島の全盛期ということで、その作品群といっしょに読めるのもうれしい。
三島由紀夫にあまり興味がなかったが、恋の話と思ってするすると読んでいるうちに、もっとこの巨人について知りたくなった。
2012年10月12日に日本でレビュー済み
直面(ヒタメン)とは能楽の用語であり、面(オモテ)をつけずに演じる状態をさす。三島の出世作『仮面の告白』に対応する言葉として選ばれたタイトルであろう。
『仮面の告白』は、三島を流行作家に押し上げたが、描かれた主人公と三島はしばしば混同されたため、三島の不幸の根源は同性愛指向にあるという一面的な考え方をする人間を多く生みだした。また、作品を売るために、三島本人も意図的にその混乱を助長するような発言をおこなっている。
しかし、三島には深く愛した女性があり、本作は彼女に取材したノンフィクションである。
最初に置かれた<端書>が、旧漢字や、やや古い書き方や言葉を多くつかった読みにくい文体なので、本書の購入をさける方も多くいるだろう。
しかし本編部分は大変読みやすいので、できればそちらを見てから考えていただきたい。
三島が名士でありながら、多くの女性とつきあえなかった理由は、彼の好みが極めて特殊であったためであることがよくわかるだろう。
『仮面の告白』は、三島を流行作家に押し上げたが、描かれた主人公と三島はしばしば混同されたため、三島の不幸の根源は同性愛指向にあるという一面的な考え方をする人間を多く生みだした。また、作品を売るために、三島本人も意図的にその混乱を助長するような発言をおこなっている。
しかし、三島には深く愛した女性があり、本作は彼女に取材したノンフィクションである。
最初に置かれた<端書>が、旧漢字や、やや古い書き方や言葉を多くつかった読みにくい文体なので、本書の購入をさける方も多くいるだろう。
しかし本編部分は大変読みやすいので、できればそちらを見てから考えていただきたい。
三島が名士でありながら、多くの女性とつきあえなかった理由は、彼の好みが極めて特殊であったためであることがよくわかるだろう。