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ISBN-10

4641120277
ISBN-13

978-4641120273
出版社

有斐閣
発売日

1996/1/1
言語

日本語
本の長さ

260ページ
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商品の説明

内容（「MARC」データベースより）

会計とは何か、会計の起源、各国への伝播、日本への導入、近代会計制度の成立などを、古代ローマから産業革命以後までの社会・経済の発展を背景に解説。会計士や会計学の学習に役立つ書。

登録情報

出版社 ‏ : ‎ 有斐閣 (1996/1/1)
発売日 ‏ : ‎ 1996/1/1
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 260ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4641120277
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4641120273

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カスタマーレビュー:
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著者について

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友岡賛

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慶應義塾幼稚舎等を経て慶應義塾大学卒業。

慶應義塾大学助手等を経て慶應義塾大学教授。

博士（慶應義塾大学）。

専門は財務会計論。会計の歴史に精しく、会計史関係の著書等多数。一般向けの著書には『株式会社とは何か』（講談社現代新書、1998年）、『会計の時代だ』（ちくま新書、2006年）、『六本木ママの経済学』（中経の文庫、2008年）、『会計学はこう考える』（ちくま新書、2009年）、『会計の歴史』（税務経理協会、改訂版、2018年）などがある。

カスタマーレビュー

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玉城有一朗

財務会計システムの心に迫る会計（史）の優れた入門書

2024年1月13日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

近代経済史と文化史の双方に的確な目配りと引証も行き届いている、立体的かつ俯瞰的に読み解ける会計史の入門書である。だが、それ以上に、財務会計と管理会計のいずれも、企業（とくに株式会社）の発生と展開、工業化社会の形成過程に行われた歴史が生み出した社会システムの一環であることが如実に伝わる歴史書である。この作品は、著者のもつ、しなやかな歴史観（史眼）と会計学者としての透徹した分析力の協奏曲ともいえる書物ではないだろうか。ややもすると計算技巧や理論の体得と答案訓練に重心が傾きそうな簿記・会計領域の心を知る大事な手掛かりが会計史の役割であるのかもしれない。

2009年4月24日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

同じ著者による「会計の時代だ―会計と会計士との歴史 (ちくま新書)」が非常に面白かったので購入してみた。本書は「会計の時代だ」の下敷きとなるような本である。大学のテキストとして使われているのかもしれない。情報量も多く、参考文献がたくさん紹介されているので、会計史を勉強していきたいという人にはよい指針になるのではないか。

「会計の時代だ」に比べると会計プロフェッションに関する記述が少ないと感じる。また独特の文章もこのころはまだマイルドだ。本書も「会計の時代だ」もほぼ同じ内容を扱っているが、10年という月日が著者にもたらした変化を知るのもまた面白い。

10人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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孤高なクサガメ

「簿記」・「期間損益」・「減価償却」等の概念を歴史から説明する。

2016年7月29日に日本でレビュー済み

「簿記」・「期間損益計算」・「減価償却」・「監査」等、会計を学ぶと必ず出てくる
概念について、歴史から追って説いた本である。

本文の、「会計にもこんな歴史があるんだ」といった程度のことを知ってもらう程度・・・と
あるように、このような考え方は、このような歴史・情況があったから、こうなっていったんだなあと
分かるレベルで良いのでは。

参考文献の記載あるが、どれも出版年数古く、かつ研究書の類なので、そう簡単には読めないと思う。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

柴　裕樹

現在の会計の問題は？

2013年5月20日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

歴史とは「現在」を理解するための学問。現在的問題を提起しないで歴史を語ることはできない。
会計の歴史が１９世紀の英国で終わったわけではなく、２０世紀になってからの世界恐慌を経ての米国での展開はむしろ必須の事項だ。
監査についても問題の掘り下げに不満が残る。

8人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ＴＫ

本として稚拙

2011年1月26日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

まず1文が長い。1文に8、9行かけている場面も多くみられ、非常に読みづらい。無駄な修飾語や接続詞が多い印象を受けた。そこに著者の文章力の低さを見るとともに編集者の力量も慮れる。
また構成も曖昧である。時系列で語るのか国ごとの歴史で語るのかはっきりせず、同じ話題が何度も出ることが多々ある。
有斐閣は良質の本が多いと聞いていただけに、とても残念。著者の講義の受講者以外は買ってはいけない類いの1冊である。

16人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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とおりすがり

なんじゃこりゃ

2012年2月22日に日本でレビュー済み

他の方のレビューにもありましたが、とにかく文章がひどいです。
「はしがき」を読んだ時点で、「もうお腹一杯」的な気持ち悪さを感じてしましました。

研究者というのは多かれ少なかれ自分の研究内容についてナルシスト的であるのは理解できるし、受け容れられます。
しかし、この著者は、研究内容がどうのこうのいうよりも、こんな風にさっと本を書けちゃうご自分が大好き、
という字義通りのナルシストなのか？？？と思わせるような雰囲気です。
慶應ってこういう校風なの？？だとか余計なことが気になってきてしまいます。（笑）

それでもまあ一般教養的な知識は提供してくれるので、そこでどうにか我慢して読むほかなさそうですね。。

10人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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derorian

会計史の教科書

2008年9月6日に日本でレビュー済み

慶應義塾大学商学部の「会計史」講義の教科書として使用されているものです。
「会計の歴史」について体系的にまとめられている書物はそれほど多くありません。
そんななか、本書はコンパクトにルカ・パチオリの時代から、もっぱら「複式簿記の歴史」が述べられております。
「複式簿記の祖はルカ・パチオリである」という言説がよく聞かれますが、本書を読めばこのような言説が必ずしも正しくはないことがわかるかと思います。
非常に特殊な文体を使用される方なので、人によっては読みにくく感じるかもしれません。
「複式簿記の生成過程を知りたい」とお考えの方には有益な書かと思います。

20人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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箱根マイスター

新書にふさわしくない文書で、何が言いたいのかわらん！！

2012年11月4日に日本でレビュー済み

独特の文体といえば、それは自分の世界を表現するものとして、必要なのは文学。ここは、いやしくも社会科学の本である。明解に書くことが必要。
大学生の、それも慶応での講義を受講している人のために来ているような本だ。
何のために書いているんだといいたい。また、著者は本当に理解しているのか途中で疑問が出てくる。
こう必要なしの意見に賛成。これは、実務についている人は誰しも感じるであろう。

9人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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