元防衛大学校長 五百旗頭 真氏がお書きになられたもので、我々が学校教育でほとんどといっていいほど学ぶ機会のない、戦後の日本がどう歩んできたのかがとてもわかりやすく書かれている一冊です。
歴史の中で、特に第二次世界大戦後こそ、我々が歩んできた生活で最も影響している部分であると考えれることから、少しでも興味のある方には是非オススメの一冊です。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
戦後日本外交史 (有斐閣アルマ) 単行本 – 1999/6/1
五百旗頭 真
(編集)
- 本の長さ308ページ
- 言語日本語
- 出版社有斐閣
- 発売日1999/6/1
- ISBN-104641120692
- ISBN-13978-4641120693
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
戦後日本は、めまぐるしく変動する20世紀後半の国際社会をどう歩んできたのか。占領期から世紀末に至る日本外交を10年きざみに分析・考察した通史。21世紀の世界と日本を考えるに不可欠な視座を提供。
登録情報
- 出版社 : 有斐閣 (1999/6/1)
- 発売日 : 1999/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 308ページ
- ISBN-10 : 4641120692
- ISBN-13 : 978-4641120693
- Amazon 売れ筋ランキング: - 437,920位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
8グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2006年1月28日に日本でレビュー済み
戦後日本の外交関係を簡潔にまとめようとした本である。外交関係といえども内政とはきっても切り離せない関係にあるため、約300ページの本でまとめるのは困難である。共著であるため、わかりやすい章とわかりにくい章がでてしまっているが、事実関係を追うだけであれば、よくまとまっていると思う。ただ、事実羅列に終わっている部分も所どころあり、相互にどのような影響があったのかわかりにくい部分もあったため、星3つとさせていただきました。
2006年4月17日に日本でレビュー済み
超メジャーな五百旗頭さんの代表作(編だけど)。日本外交・日本外交史の必読書である点は、今更レビューの必要もない。
ただ、本書は単なる学術書を超えて、なんていうか、日本人として自信を持たせてくれる。
過去、日本は、欧米メディアと、それを真に受けた国内左翼メディアから、非難ばっかりされてきた気がする。こういう環境で育つと、どうしても母国に自信が持てない。日本人としての自分にも自信が持てない。まぁほとんど国内で「反日教育」受けてるようなもので。(苦笑)でもこれは本当に不幸なことだと思う。
だから、この本を読んで、初めて母国にハッキリと自信を持てた時、あたしゃ涙が止まらなかったね。むちゃくちゃ気持ち良い涙が流れたもんだわ。今でも忘れられないよ爺さん。
とにかく母国の美しい歴史を知らない人は不幸だと思う。色んな人に読んで欲しいのでお勧めします。
ただ、本書は単なる学術書を超えて、なんていうか、日本人として自信を持たせてくれる。
過去、日本は、欧米メディアと、それを真に受けた国内左翼メディアから、非難ばっかりされてきた気がする。こういう環境で育つと、どうしても母国に自信が持てない。日本人としての自分にも自信が持てない。まぁほとんど国内で「反日教育」受けてるようなもので。(苦笑)でもこれは本当に不幸なことだと思う。
だから、この本を読んで、初めて母国にハッキリと自信を持てた時、あたしゃ涙が止まらなかったね。むちゃくちゃ気持ち良い涙が流れたもんだわ。今でも忘れられないよ爺さん。
とにかく母国の美しい歴史を知らない人は不幸だと思う。色んな人に読んで欲しいのでお勧めします。
2007年8月29日に日本でレビュー済み
戦後史の学習にも使える本。特に秀逸なのが10年ごとの外交の考察だと思う。
事実の羅列だけでは歴史書としては使い物にならないだけに、この本はその点で
良書だと思う。
事実の羅列だけでは歴史書としては使い物にならないだけに、この本はその点で
良書だと思う。
2006年2月4日に日本でレビュー済み
戦後の日本外交がうまくまとめてある。
各章の著者は、主に高坂正尭門下の教授陣によって、執筆されている。であるので、分析枠組みとしては当然吉田ドクトリン、自民党保守本流を中心として、それを肯定的に捉えている。
また、戦後の国内政治の記述も厚く、バランスが取れている。
バランスの取れた、日本外交の概説書であると思う。
各章の著者は、主に高坂正尭門下の教授陣によって、執筆されている。であるので、分析枠組みとしては当然吉田ドクトリン、自民党保守本流を中心として、それを肯定的に捉えている。
また、戦後の国内政治の記述も厚く、バランスが取れている。
バランスの取れた、日本外交の概説書であると思う。
2007年1月29日に日本でレビュー済み
秀逸な戦後日本外交史です。
戦後外交を占領期GHQとの「外交」交渉から小泉政権の対米協力まで10年刻みにして、気鋭の学者陣が内政の事情に配慮しつつ分析しています。70年代の章はいささか物足りない感が否めませんが、ほかのどの章も示唆に富んだ読み応えのあるものでした。特に編者による占領期部分と戦後日本外交全体についての考察は、読みやすさを犠牲にせずにバランス感覚と洞察力に優れた分析を達成しており、感動的ですらあります。その部分だけでも読む価値があるといえるでしょう。
戦後外交を占領期GHQとの「外交」交渉から小泉政権の対米協力まで10年刻みにして、気鋭の学者陣が内政の事情に配慮しつつ分析しています。70年代の章はいささか物足りない感が否めませんが、ほかのどの章も示唆に富んだ読み応えのあるものでした。特に編者による占領期部分と戦後日本外交全体についての考察は、読みやすさを犠牲にせずにバランス感覚と洞察力に優れた分析を達成しており、感動的ですらあります。その部分だけでも読む価値があるといえるでしょう。