頼んだのが5月の連休中でしたが、とても早い反応に驚いています。
近所の書店では、連休中だから、届くのに1週間かかると言われました。
中古で安く手に入れることだでき、
気にならない程度の紙やけくらいで、ほとんど新品で。
こちらに依頼して本当に良かったです。
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複雑さに挑む社会心理学: 適応エージェントとしての人間 (有斐閣アルマ) 単行本 – 1999/12/1
- ISBN-104641120811
- ISBN-13978-4641120815
- 出版社有斐閣
- 発売日1999/12/1
- 言語日本語
- 本の長さ264ページ
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
社会的動物といわれる人間を理解するために、人間の社会性をめぐる社会心理学のさまざまな知見を、「適応」と「マイクロ-マクロ関係」という2つのキーワードを軸に解説したテキスト。
登録情報
- 出版社 : 有斐閣 (1999/12/1)
- 発売日 : 1999/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 264ページ
- ISBN-10 : 4641120811
- ISBN-13 : 978-4641120815
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,169,241位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 525位社会心理学 (本)
- - 22,633位社会学概論
- - 104,769位ビジネス・経済 (本)
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2004年9月14日に日本でレビュー済み
雑多な事実を詰め込んで、個人→対人→集団と並べたものでしかなかった社会心理学を、進化心理学のパラダイムは、こんなにも見通し良く整理してしまった。
十数年後には、こんな形で心理学を学ぶのが当たり前になっているかも。
十数年後には、こんな形で心理学を学ぶのが当たり前になっているかも。
2003年1月21日に日本でレビュー済み
僕の知る限り最高の社会心理学入門書.社会心理学を外の視点からもとらえているところがすばらしい.前書きがただの挨拶ではなく読み方の案内になっているところ,くわしい読書案内とサマリーなど,アメリカスタイルの構成は大変わかりやすい.
構成上の特徴は,集団の社会心理学,いわゆるグループダイナミクスに重点をおいて解説していることである.そのためよくある教科書と比べて個人の認知に割かれている量は少ない.これについては賛否両論だろうが,僕はこの構成がこの本の内容をダイナミックで示唆深いものにしていると思っている.
高校生から大学院生まで,心理学に興味がある人になら自信をもって薦められる名著.
構成上の特徴は,集団の社会心理学,いわゆるグループダイナミクスに重点をおいて解説していることである.そのためよくある教科書と比べて個人の認知に割かれている量は少ない.これについては賛否両論だろうが,僕はこの構成がこの本の内容をダイナミックで示唆深いものにしていると思っている.
高校生から大学院生まで,心理学に興味がある人になら自信をもって薦められる名著.
2007年1月28日に日本でレビュー済み
人間は社会的動物である。とするなら、その社会性をどのように説明できるだろうか。この問いに、社会心理学は仮説形成と実験という実証的なアプローチによって社会・集団・個人のレベルでの「人の社会行動を究明する」ことで答えてきた。そして、本書は社会心理学史上のさまざまな応答の蓄積を「適応論的アプローチ」と「ミクローマクロ関係」の2点から整理する。
社会のレベルでは、《1章》社会的促進、社会的影響、影響発現のメカニズム、影響の発信源といったテーマを究明するが、たとえばシマウマ群の逃走行動を乗数プロセスで探ることなどに、マクロ視点からの切り口があったりする。集団のレベルでは、《2章》社会的交換とその原理的問題、応報戦略、共有地の悲劇。また《3章》協調行為、グループによる問題解決、グループの意志決定、話し合い行為というテーマを究明するが、たとえば社会的交換での囚人のジレンマはゲーム理論の応報戦略に、また話し合いという協調行為はステイサーの情報サンプリング論に数理演繹的な仮説形成がみえる。以下、《4章》で文化的な社会現象を、また個人のレベルでは《5章》個人の心理である感情や他者の社会的認知を、《6章》個人による集団の認知を、それぞれ説明するが、各章で適応論的アプローチが示される。
全体として説明の明解さが本書を美しいものにしている。しかし、適応論的視点とはけっきょく機能主義であり、たとえば自殺などの逸脱現象をどのように説明するのか(逆機能?)。また、group fallacyは「集団錯誤」の定訳より「集団論的誤謬」としたほうがより明解であるように思える。
社会のレベルでは、《1章》社会的促進、社会的影響、影響発現のメカニズム、影響の発信源といったテーマを究明するが、たとえばシマウマ群の逃走行動を乗数プロセスで探ることなどに、マクロ視点からの切り口があったりする。集団のレベルでは、《2章》社会的交換とその原理的問題、応報戦略、共有地の悲劇。また《3章》協調行為、グループによる問題解決、グループの意志決定、話し合い行為というテーマを究明するが、たとえば社会的交換での囚人のジレンマはゲーム理論の応報戦略に、また話し合いという協調行為はステイサーの情報サンプリング論に数理演繹的な仮説形成がみえる。以下、《4章》で文化的な社会現象を、また個人のレベルでは《5章》個人の心理である感情や他者の社会的認知を、《6章》個人による集団の認知を、それぞれ説明するが、各章で適応論的アプローチが示される。
全体として説明の明解さが本書を美しいものにしている。しかし、適応論的視点とはけっきょく機能主義であり、たとえば自殺などの逸脱現象をどのように説明するのか(逆機能?)。また、group fallacyは「集団錯誤」の定訳より「集団論的誤謬」としたほうがより明解であるように思える。