特徴
・ストラクチャーがさっくりと書いてある。
・制度趣旨などは割としっかり書いてある。この点では説明不足は見当たらない。
・かなり短い。全270p程度。幅一センチちょい。フォントも小さくない。
・この分量で会社更生法〜特別調停〜破産法etc.で網羅性が高い。
・です、ますの講義調。
・論点的なところは「争いがあるけど、この頃はこういう解釈が一般的になっている」というような説明で流して、一応2行くらいで判例が書いてある。
・諸外国の倒産処理スキームも一通り紹介されている。分量も各2pくらいで、一般的な比較法的知識を多少知っておく、というくらいのつもりで読み切れる。
・脚注やフォントを落とした大量の説明、などはない。
感想
・ローに入学する前の人が、破産関係の法律を条文を読みながらさらうのにはうってつけ。つまづくようなところはないと思われる。
・この分量でこの網羅性はすごいの一言。他の本ではあり得ない速さで確認ができる。神田先生の会社法に似ている。ただし脚注等のぎっしりした説明はない。
まとめ
・つかいかたさえ間違わなければ大変使える。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥2,767¥2,767 税込
発送元: Amazon 販売者: WHITE STONE HAPPY AUNT
¥2,767¥2,767 税込
発送元: Amazon
販売者: WHITE STONE HAPPY AUNT
¥1¥1 税込
配送料 ¥320 6月9日-11日にお届け
発送元: ネットオフ 販売者: ネットオフ
¥1¥1 税込
配送料 ¥320 6月9日-11日にお届け
発送元: ネットオフ
販売者: ネットオフ
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
倒産処理法入門 (第3版) 単行本 – 2008/12/3
山本 和彦
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥2,767","priceAmount":2767.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"2,767","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"K5njxyTvCo2%2Fm%2FyWfRXmAUI4JbYPsVOfTlLFVj1ou%2BWrVnhbFP52evj0qZwHU4tTyGSByh3RFChFkLaC2OhYGkz8ysSaJ4%2BPSwJ33qB6DgD%2FwhdvCtTUZlvd3qg6zlTeCD2um4mOMIrKmcUg6sFfdx3veiBrxEk60fKnKs%2BtfTQajXyn5zMXmhmPNvVkRgM4","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥1","priceAmount":1.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"K5njxyTvCo2%2Fm%2FyWfRXmAUI4JbYPsVOfjG%2FNKm9aHfK6WT7VWi2byHUu6G1jK4G%2BxFRTiYvlssbAhZmqCv4ZmJIvA4VbfIOpaNm4i%2BCSNZc7ydsBgtWlSGg204p1xwGxJHG6PvZn3Ndo%2Bia6FadBvu03s6z3VY4BzJHpjlU5%2FosbK9pXshK0Mw%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
●倒産処理の全体像がここに
現在の倒産処理には,様々な手法が用いられている。本書は,破産・民事再生・会社更生を中心に置きながら,金融機関の破綻処理,倒産ADR,国際倒産,さらには私的整理にも言及した。旧版以降の動向等について詳細な記述と判例・統計等のデータも充実。
現在の倒産処理には,様々な手法が用いられている。本書は,破産・民事再生・会社更生を中心に置きながら,金融機関の破綻処理,倒産ADR,国際倒産,さらには私的整理にも言及した。旧版以降の動向等について詳細な記述と判例・統計等のデータも充実。
- ISBN-104641135347
- ISBN-13978-4641135345
- 版第3
- 出版社有斐閣
- 発売日2008/12/3
- 言語日本語
- 本の長さ296ページ
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 有斐閣; 第3版 (2008/12/3)
- 発売日 : 2008/12/3
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 296ページ
- ISBN-10 : 4641135347
- ISBN-13 : 978-4641135345
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中5つ
5つのうち5つ
2グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年6月21日に日本でレビュー済み
学者が書いた倒産法の入門書である。
本書は、倒産法といえば多くの人が思い浮かべる破産法、民事再生法、会社更生法、特別清算手続きのみならず、私的整理や特定調停、事業再生ADR等も網羅したものである。また、法人の倒産のみならず、個人の再生や国際倒産、金融機関の破綻処理についても説明が加えられており、法律を学ぶ学生等には倒産法全体を理解する観点から非常によくまとまった書物といえる。実務でどのように運用されているかについての言及もある。
しかし、倒産法を適用した場合の税務処理についての言及が少ないのは残念であった。倒産法制に関する税務は、ほぼ毎年改正が行われている分野であり、本書で取り扱うのは少し困難であったのかもしれない。また、本書は2008年に執筆されているため、DIP型の民事再生手続き(管財人を選任しないで債務者自身が主体となって追行する倒産手続)と対比し、会社更生法を管理型の手続きとして説明がなされている。しかし、2009年からはDIP型の会社更生手続きが実務では開始されている。本書改訂版では会社更生手続きにおいてDIP型が認められる要件等の記載が充実されることを期待する。また、改訂版では国際倒産の記述でリーマン・ブラーズの処理についての説明がなされることも望まれる。(2011/4/14)
本書は、倒産法といえば多くの人が思い浮かべる破産法、民事再生法、会社更生法、特別清算手続きのみならず、私的整理や特定調停、事業再生ADR等も網羅したものである。また、法人の倒産のみならず、個人の再生や国際倒産、金融機関の破綻処理についても説明が加えられており、法律を学ぶ学生等には倒産法全体を理解する観点から非常によくまとまった書物といえる。実務でどのように運用されているかについての言及もある。
しかし、倒産法を適用した場合の税務処理についての言及が少ないのは残念であった。倒産法制に関する税務は、ほぼ毎年改正が行われている分野であり、本書で取り扱うのは少し困難であったのかもしれない。また、本書は2008年に執筆されているため、DIP型の民事再生手続き(管財人を選任しないで債務者自身が主体となって追行する倒産手続)と対比し、会社更生法を管理型の手続きとして説明がなされている。しかし、2009年からはDIP型の会社更生手続きが実務では開始されている。本書改訂版では会社更生手続きにおいてDIP型が認められる要件等の記載が充実されることを期待する。また、改訂版では国際倒産の記述でリーマン・ブラーズの処理についての説明がなされることも望まれる。(2011/4/14)