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独禁法講義 第4版 単行本 – 2009/4/1
白石 忠志
(著)
- 本の長さ290ページ
- 言語日本語
- 出版社有斐閣
- 発売日2009/4/1
- ISBN-10464114401X
- ISBN-13978-4641144019
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登録情報
- 出版社 : 有斐閣 (2009/4/1)
- 発売日 : 2009/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 290ページ
- ISBN-10 : 464114401X
- ISBN-13 : 978-4641144019
- Amazon 売れ筋ランキング: - 814,974位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 21,174位社会・政治の法律
- - 49,694位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年9月9日に日本でレビュー済み
同じく白石忠志教授による著書で、同じく有斐閣から『
独占禁止法 第3版
』という本が出ていますが、別の本です。章立ては似ています。『独占禁止法』のはしがきで著者が、この『独禁法講義』との異同について説明しています。『独占禁止法』は大量の情報を体系的に収録するもの、この『独禁法講義』は具体例や図表を交えながら概観するもの、という役割分担だそうです。
2001年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一般に「私的独占」「不当な取引制限」「不公正な取引方法」と条文に即して三段階で説明される書物が多い中、各条文のエッセンス(行為要件・弊害要件)をきちんと抽出して整理し直したものであり、その一点だけでも非常に優れた書物である。ただそれゆえに、通説的な理解の限界、一般的な整理方法等も頭に入れてから読む方が、より納得度が高いのではないかと思われる。とっつきの良さ、という意味では入門書としてももちろん有効だが、従来の一般書に躓いた方、また海外の独禁法との比較などに興味を持たれている方は是非一読をおすすめする。なお、星が4つ止まりなのは、筆者が書中にも表明している、詳細な体系書の発刊を期待してのことである。
2008年8月25日に日本でレビュー済み
良い点:
・語り口の平易さは他に類をみない。
・図を使用し、分かりやすさに努めている。
・分厚くないのでさっと読み通せる。
問題点:
・独禁法の構造の整理の仕方自体が、著者独自のものであるので、通説的見解を知るには向かないかもしれない。
・同様の理由から、(平易だが)初学者が手に取るのはお勧めできない。独禁法を一通り学んだ人が、頭の中を整理するために読むにはいい。初学者はやはり有斐閣アルマの『ベーシック経済法』がいい。
・不公正な取引方法の目次が、一般指定の項数ではなく、なぜか「2条9項1号、2条9項2号…」と独禁法の条文になっている。あくまで法律はこっち(独禁法)だから、ということなのかもしれないが、わかりにくい。
・語り口の平易さは他に類をみない。
・図を使用し、分かりやすさに努めている。
・分厚くないのでさっと読み通せる。
問題点:
・独禁法の構造の整理の仕方自体が、著者独自のものであるので、通説的見解を知るには向かないかもしれない。
・同様の理由から、(平易だが)初学者が手に取るのはお勧めできない。独禁法を一通り学んだ人が、頭の中を整理するために読むにはいい。初学者はやはり有斐閣アルマの『ベーシック経済法』がいい。
・不公正な取引方法の目次が、一般指定の項数ではなく、なぜか「2条9項1号、2条9項2号…」と独禁法の条文になっている。あくまで法律はこっち(独禁法)だから、ということなのかもしれないが、わかりにくい。
2005年7月26日に日本でレビュー済み
仕事で独禁法案件に出会ったとき、
どの本をみても、誰にきいても、
ちっとも納得できませんでした。
でも、後輩に紹介されたこの本を読んで、
まさに目から鱗が落ちる思いで、
何度も読み返しました。
カルテルや各種の不公正取引方法など、
いわゆるMECEでない法律の内容を、
競争停止や他者排除といった概念で
ロジカルに整理し、
何がどうしていけないのか、クリアにされています。
「私的独占」がどういう存在なのかも理解できました。
少ない情報で多くの問題を説明できるという点で、
実務にも役立つ、独禁法がわからないとおもう人ほど、
一度は目を通すべき本だとおもいます。
2005/7/26現在で、改正法を反映した
第三版がでているのでご注意を。
どの本をみても、誰にきいても、
ちっとも納得できませんでした。
でも、後輩に紹介されたこの本を読んで、
まさに目から鱗が落ちる思いで、
何度も読み返しました。
カルテルや各種の不公正取引方法など、
いわゆるMECEでない法律の内容を、
競争停止や他者排除といった概念で
ロジカルに整理し、
何がどうしていけないのか、クリアにされています。
「私的独占」がどういう存在なのかも理解できました。
少ない情報で多くの問題を説明できるという点で、
実務にも役立つ、独禁法がわからないとおもう人ほど、
一度は目を通すべき本だとおもいます。
2005/7/26現在で、改正法を反映した
第三版がでているのでご注意を。
2008年12月20日に日本でレビュー済み
白石先生のHPによれば、来年3月頃に第4版を刊行予定とのことです。
購入予定の方はご注意を。
購入予定の方はご注意を。
2001年10月13日に日本でレビュー済み
平易な表現で分かりやすく、ボリュームの割に触れられている点も多く、独禁法の全体像を掴むには最適だと思います。ただ、引き合いに出される事例がシンプルで、実際の審判決があまり引用されておらず、支持している学説や考え方の理由付けが淡白で、法律構成については他書による補充が必要であることなど、若干の物足りなさは感じるが、それでも初めて独禁法を学ぶ方やあくまでも教養として読まれる方には、本書は最適だと思います。
2005年10月27日に日本でレビュー済み
画期的な教科書である。なぜ画期的かというと、これまで独禁法典の各違反類型ごとに散逸していた違反要件に関する議論を総合し、「独禁法総論」とでも呼ぶべき分野を提示したからである。刑法各論しかなかったところに独自に刑法総論の体系を構築したようなもの、と言えばいかに画期的なことか分かってもらえるだろうか。他の教科書を読んでサッパリ分からなかったという人も、本書を読めば霧が晴れたように競争政策の体系が理解できるだろう。
これまで盛んに議論されてきた論点を「意味がない」とバッサリ切り捨てていたり、従来の議論の不明晰さに対する苛立ちが行間に読み取れたりするので、独禁法のインナーサークルに属する人には必ずしも面白くないかもしれないが、外側から競争政策の世界を覗いてみたいという人には最適である。
なお、第2版から第3版への改訂に伴い、構成が大きく変更された。第2版では、「競争停止」「他者排除」「優越的地位濫用」という著者が考える反競争的行為の3つのモデルに沿って解説していたのに対し、第3版では「不公正な取引方法」「不当な取引制限」「私的独占」という独禁法典の掲げる3大違反類型に沿って解説している。どちらの方法も一長一短あるので、可能であれば、第2版と第3版の両方を入手して併読すると理解が深まるだろう。
これまで盛んに議論されてきた論点を「意味がない」とバッサリ切り捨てていたり、従来の議論の不明晰さに対する苛立ちが行間に読み取れたりするので、独禁法のインナーサークルに属する人には必ずしも面白くないかもしれないが、外側から競争政策の世界を覗いてみたいという人には最適である。
なお、第2版から第3版への改訂に伴い、構成が大きく変更された。第2版では、「競争停止」「他者排除」「優越的地位濫用」という著者が考える反競争的行為の3つのモデルに沿って解説していたのに対し、第3版では「不公正な取引方法」「不当な取引制限」「私的独占」という独禁法典の掲げる3大違反類型に沿って解説している。どちらの方法も一長一短あるので、可能であれば、第2版と第3版の両方を入手して併読すると理解が深まるだろう。
2005年7月11日に日本でレビュー済み
独禁法の世界で独自の学説を展開する白石教授のテキスト第三版。第二版も初版とはかなり内容が変わっていたが,この第三版も殆ど「別の本」といった趣がある。
白石教授の著作の長所である,文章の(少なくとも表面的な)平易さ,分かりやすさ,切り口の新鮮さは健在。また,平成18年1月4日に施行予定の改正独禁法に最初に対応したテキストである点も長所といえる。
初版,第二版は,白石説以外の学説や審判決例にはあまり触れていなかったが,今回は従来よりこれらについての記述がやや増えている。とはいえ,司法試験や実務に十分な情報量とは言い難い(もともと,そういう本ではない)。また,特に通説など他説の紹介については,(誤りではないとしても)誤解を招くまとめ方が散見し,上を目指す初学者は却って混乱する懸念もある。
とはいえ,読みやすいことは間違いなく,教養として独禁法のイメージを掴みたい読者には好適だろう。ただ,この本の内容の多くが白石教授の1人説であることは知っておいてよい。したがって,中級以上を目指す人は,この本だけに頼るのは危険であり,通説・実務の厳密な理解はほかで補う必要があるだろう。個人的には,入門書として読むのではなく,有斐閣アルマ『ベーシック経済法』などから入って基本を押さえた上で,示唆を得るために読むのが最適だと考える。
白石教授の著作の長所である,文章の(少なくとも表面的な)平易さ,分かりやすさ,切り口の新鮮さは健在。また,平成18年1月4日に施行予定の改正独禁法に最初に対応したテキストである点も長所といえる。
初版,第二版は,白石説以外の学説や審判決例にはあまり触れていなかったが,今回は従来よりこれらについての記述がやや増えている。とはいえ,司法試験や実務に十分な情報量とは言い難い(もともと,そういう本ではない)。また,特に通説など他説の紹介については,(誤りではないとしても)誤解を招くまとめ方が散見し,上を目指す初学者は却って混乱する懸念もある。
とはいえ,読みやすいことは間違いなく,教養として独禁法のイメージを掴みたい読者には好適だろう。ただ,この本の内容の多くが白石教授の1人説であることは知っておいてよい。したがって,中級以上を目指す人は,この本だけに頼るのは危険であり,通説・実務の厳密な理解はほかで補う必要があるだろう。個人的には,入門書として読むのではなく,有斐閣アルマ『ベーシック経済法』などから入って基本を押さえた上で,示唆を得るために読むのが最適だと考える。