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現代組織学説の偉人たち 単行本 – 2003/7/4
- 本の長さ347ページ
- 言語日本語
- 出版社有斐閣
- 発売日2003/7/4
- ISBN-104641161844
- ISBN-13978-4641161849
商品の説明
商品説明
とりあげられているのは、総勢50人以上。その学説を一人ひとり紹介しているので、まさに網羅的な本だ。ウェーバーやバーナードやドラッカーやサイモンなど、日本で有名な人もとりあげられている一方、一般にはほとんど知られていない論者もとりあげられている。記述は1人数ページ。ただし、人により長短がある。
一人ひとりの解説の内容は、手早い入門書というには本格的なもので、注意して読むと信頼性の高い学説紹介だ。著名な論者でも、実は原著を読んだ人は少ないかも知れず、そういう読者には便利な本だ。学説だけではなく、生い立ちや職歴に触れた簡単な記述も含まれているから、どういう人物だったかを知ることもできる。
一般に組織論のなかには、アカデミックなものから実務的なものまで、さまざまな学説がある。学問上の背景を見ても、経営学的な論者もいれば、心理学、社会学、経済学、政治学など、多様なバックグラウンドの論者がいる。本書ではそういうさまざまな論者がとりあげられているが、中ではどちらかというと組織社会学を基盤とした論者が多い。
ただし、本書の印象を率直に言えば、全体に実務家向きというより、かなり研究者向きの本だ。まったくの初学者には難しいのではないか。
本書の不満を1つだけ言えば、日本の組織論者がひとりも載っていない点だ。「Z理論」で有名な日系人のウィリアム・オオウチが例外といえば例外だが、オオウチ以外にも、日本に足場をおき日本の組織を観察した組織論をいくつか取り上げてほしかった。最後に、翻訳は正確で読みやすい。丁寧な仕事である。(榊原清則)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 有斐閣 (2003/7/4)
- 発売日 : 2003/7/4
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 347ページ
- ISBN-10 : 4641161844
- ISBN-13 : 978-4641161849
- Amazon 売れ筋ランキング: - 732,556位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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- - 2,844位マネジメント・人材管理
- - 28,154位社会学 (本)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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・監修者が訳文で心意気を披露しているが、残念ながら訳文の出来がひどい。不可解な和訳熟語を説明もナシに使っている箇所が多い。うまい日本語がないとそのまま載せている(ミンツバーグの箇所など)。結果、当人の学説について読む前にそれなりの知識がないと何を言っているのか理解困難。
・イギリスだからか、選択者に偏りが感じられる。特に著者とその一連のグループ。自分は他の本では出会ったことがなかった。
・個人表記があまりに一般的な用例と離れている。独自性を出すところではなく、発音があっていようといまいと長い物に巻かれるべきところ。辞書としての機能が損なわれている。
以上、初心者がこの本を手に取ったら、本来はダイナミックであるべきこの分野に魅力が感じられないまま忌避することになってしまうのではないかと心配になる。そして、この分野をそこそこ勉強したつもりの自分でも、この本を楽しく読むことはできなかった。
翻訳者は前立腺ガンとのことだが幸福を祈りたい。
しかし、一人の研究者に対して3ページそこそこで書いてあるという、かなり無理をしているため、これを読んで勉強したと思ってはいけない。むしろ、この本から自分が研究したい内容を探し出す目次のように使うべきである。