松下電工の変革を学びたくて購入。
変換期にあった社内を、
社内資料を使用して執筆されてるので、
ただの論評ではないところが、
役に立ちました。
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松下電器の経営改革 (一橋大学日本企業研究センター研究叢書 2) 単行本 – 2007/12/25
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購入オプションとあわせ買い
2000年代初頭の深刻な業績不振から鮮やかに回復した松下電器産業。同社の抜本的な経営改革を詳述し,その意味を経営学の知見から読み解く。確固たる成功モデルを築き上げた企業が,環境の激変にいかに対応したのか。21世紀の日本企業を考えるのに格好の書。
- ISBN-104641163103
- ISBN-13978-4641163102
- 出版社有斐閣
- 発売日2007/12/25
- 言語日本語
- 本の長さ350ページ
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登録情報
- 出版社 : 有斐閣 (2007/12/25)
- 発売日 : 2007/12/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 350ページ
- ISBN-10 : 4641163103
- ISBN-13 : 978-4641163102
- Amazon 売れ筋ランキング: - 260,396位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 339位企業革新
- - 17,452位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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伊丹 敬之 (いたみ ひろゆき)
一橋大学 名誉教授
1945年生まれ、1967年一橋大学商学部卒業、
1972年カーネギー・メロン大学経営大学院博士 課程修了。
1975年、1982年スタンフォード大学ビジネススクール客員准教授。
1978年、1982年日経図書文化賞受賞。
2005年紫綬褒章受章、2009年宮中講書始の儀 進講者。
2017年9月~2023年9月、国際大学学長。
2023年文化功労者。
IT戦略本部など政府関係委員を多数歴任し、東芝 社外取締役など数社の社外役員も歴任。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
間違いなく、経営学に関する近年では最高の書籍。
経営者とは何か、経営とは何か、改革とは何か。そのすべてが書かれている。
「大きく強い思いを持ち、改革を一気に進める。しかしながら人間的配慮は決して忘れない」
改革の断行の中で、社員へのセーフティネット的な配慮を同時に進めたことに「松下電器らしさ」を感じた。
どこかの国の内閣、政府にツメの垢でも飲ませたいくらい。
眠れる獅子ともいえた松下電器(パナソニック)が、遂に目を覚ました感じがひしひしと
伝わってくる。
中村社長のようなトップを出せるか、出せないか。企業の死命はそこにかかっている。
このようなトップを20年にひとり出せれば、その企業は間違いなく生存していくのではないか。そんなことを考えながら、細部の叙述をかみ締めるように読んだ。
凡百の経営学、戦略論を読むより、本書の一読をお勧めする。
経営者とは何か、経営とは何か、改革とは何か。そのすべてが書かれている。
「大きく強い思いを持ち、改革を一気に進める。しかしながら人間的配慮は決して忘れない」
改革の断行の中で、社員へのセーフティネット的な配慮を同時に進めたことに「松下電器らしさ」を感じた。
どこかの国の内閣、政府にツメの垢でも飲ませたいくらい。
眠れる獅子ともいえた松下電器(パナソニック)が、遂に目を覚ました感じがひしひしと
伝わってくる。
中村社長のようなトップを出せるか、出せないか。企業の死命はそこにかかっている。
このようなトップを20年にひとり出せれば、その企業は間違いなく生存していくのではないか。そんなことを考えながら、細部の叙述をかみ締めるように読んだ。
凡百の経営学、戦略論を読むより、本書の一読をお勧めする。
2015年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
松下電器の経営改革をそれぞれの責任者に対するインタビューと文献調査により、事細かに記している。松下の文化が垣間見える一冊。
2007年12月29日に日本でレビュー済み
細々とした批評は無用。
文句なく、ここ数年来の名著。
こういった骨太の書籍が数多く出版
されることを願ってやまない。
文句なく、ここ数年来の名著。
こういった骨太の書籍が数多く出版
されることを願ってやまない。
2017年6月23日に日本でレビュー済み
松下電器については創業家の資産管理会社である松下興産の破綻処理から中村社長の妥協を許さない厳しい姿勢に興味を持ってこの本を読んだ。
8章までは学術書らしく客観的で冷静な分析が続く。改革の成功は、まだ体力のあるうちに着手されたこと、改革の手法、進め方は経営の王道というべきオーソドックスなものであることが要因だと思った。
9章以降は中村社長を中心に人の面を解いていく。中村社長が松下電器の理念に魂を込めて向き合う姿は、宗教改革者が聖書やキリストに向き合う姿のようだ。文章にも中村社長の熱が乗り移ったためか、学術的な分析をしつつも異様なまでの迫力を持ってくる。
クール・ヘッドと情熱が結合したときに最良の経営が生まれることを実感させられる。
8章までは学術書らしく客観的で冷静な分析が続く。改革の成功は、まだ体力のあるうちに着手されたこと、改革の手法、進め方は経営の王道というべきオーソドックスなものであることが要因だと思った。
9章以降は中村社長を中心に人の面を解いていく。中村社長が松下電器の理念に魂を込めて向き合う姿は、宗教改革者が聖書やキリストに向き合う姿のようだ。文章にも中村社長の熱が乗り移ったためか、学術的な分析をしつつも異様なまでの迫力を持ってくる。
クール・ヘッドと情熱が結合したときに最良の経営が生まれることを実感させられる。
2014年3月3日に日本でレビュー済み
この本の良いと思われる点と、良くないと思われる点を述べたい。
まず良い点としては、とにかくおもしろい。ストーリーがきちんとしていて、論理の説得力があり、適度に説明の図表が入っている。考察が深い。さすが一橋の商学研究科という内容である。質の高いルポというか、歴史的な風雪に耐えられる記述だと思われる。雇用、営業、IT、理念などについて事例分析のお手本とも言える内容で、読んでゾクゾクした。
しかしながら、良くない点としては、「組織論」しか考察されていないことが挙げられる。ご存知のように、組織の改革だけでは企業は成長しない。松下の場合、V商品と呼ばれる改革時に投入した製品が売上に貢献したとされるが、本書にはV商品の分析がない。本書を読んだ人は組織改革こそ松下の成功のカギと捉えてしまうかもしれない。私の読みだと、1600億円にも上るリストラと、V商品を安い値段で売ったことが、松下のV字回復(当時)の理由に思える。それは、この本に出てくる図表から推察できた。
V商品は画期的な商品ではなかったが、他社より多少は性能が良くて安かったために売れたのだと思う。それで、著者たちは松下がV字回復したと思い込んだのだと思う。しかし松下は継続して回復路線に乗った訳ではなかったので、著者たちが回復したと執筆した翌2008年には、再び大赤字を記録している。
本書がこうした分析に終わった理由としては、組織論に強い学者たちが組織論のみで松下の経営改革の成功を理由づけたためと思われる(繰り返すが、製品や市場の分析がない)。例えば、松下の苦境は環境変化の影響が大きかったとも書かれているが、逆に言えば、環境悪化を吹き飛ばすような、強い競争力を持つ製品が出ていなかったからだとも言える。
ということで、イノベーション(ここでは製品のインパクトを指す)が起きていないところの松下の経営改革を成功と結論づけたことが、本書の分析が偏っているところかなと思う。
繰り替えすが、高い水準で良い本だと思うが、一部、分析が落ちているのではないかと指摘しただけである。本書の価値を貶めるものではない。
まず良い点としては、とにかくおもしろい。ストーリーがきちんとしていて、論理の説得力があり、適度に説明の図表が入っている。考察が深い。さすが一橋の商学研究科という内容である。質の高いルポというか、歴史的な風雪に耐えられる記述だと思われる。雇用、営業、IT、理念などについて事例分析のお手本とも言える内容で、読んでゾクゾクした。
しかしながら、良くない点としては、「組織論」しか考察されていないことが挙げられる。ご存知のように、組織の改革だけでは企業は成長しない。松下の場合、V商品と呼ばれる改革時に投入した製品が売上に貢献したとされるが、本書にはV商品の分析がない。本書を読んだ人は組織改革こそ松下の成功のカギと捉えてしまうかもしれない。私の読みだと、1600億円にも上るリストラと、V商品を安い値段で売ったことが、松下のV字回復(当時)の理由に思える。それは、この本に出てくる図表から推察できた。
V商品は画期的な商品ではなかったが、他社より多少は性能が良くて安かったために売れたのだと思う。それで、著者たちは松下がV字回復したと思い込んだのだと思う。しかし松下は継続して回復路線に乗った訳ではなかったので、著者たちが回復したと執筆した翌2008年には、再び大赤字を記録している。
本書がこうした分析に終わった理由としては、組織論に強い学者たちが組織論のみで松下の経営改革の成功を理由づけたためと思われる(繰り返すが、製品や市場の分析がない)。例えば、松下の苦境は環境変化の影響が大きかったとも書かれているが、逆に言えば、環境悪化を吹き飛ばすような、強い競争力を持つ製品が出ていなかったからだとも言える。
ということで、イノベーション(ここでは製品のインパクトを指す)が起きていないところの松下の経営改革を成功と結論づけたことが、本書の分析が偏っているところかなと思う。
繰り替えすが、高い水準で良い本だと思うが、一部、分析が落ちているのではないかと指摘しただけである。本書の価値を貶めるものではない。
2009年2月14日に日本でレビュー済み
日本史上最もタフなV字回復の一つだったのではないかと思われる松下電器の中村改革を、冷静にロジカルに学術的に解体した良書です。
特に、雇用構造、事業構造、家電流通3つの改革が勉強になりました。
おそらく2009年以降、本書を読むことで苦境を乗り切るヒントが得られる経営者は多いのではないだろうか。
また、改革の成功要因として、
・改革リーダーの個人的リーダーシップ
・改革案の内容(コンテンツ)がうまく組み合わされていてその内う
容の各要素の間の相互作用によってある意味で自然にエネルギーが生み出される。
・改革のプロセスのステップの踏み方
という3つが挙げられていた点も非常に再現性が高いだろうと思った。
何度も読みたい良書です。
特に、雇用構造、事業構造、家電流通3つの改革が勉強になりました。
おそらく2009年以降、本書を読むことで苦境を乗り切るヒントが得られる経営者は多いのではないだろうか。
また、改革の成功要因として、
・改革リーダーの個人的リーダーシップ
・改革案の内容(コンテンツ)がうまく組み合わされていてその内う
容の各要素の間の相互作用によってある意味で自然にエネルギーが生み出される。
・改革のプロセスのステップの踏み方
という3つが挙げられていた点も非常に再現性が高いだろうと思った。
何度も読みたい良書です。
2009年9月6日に日本でレビュー済み
中村社長のもと、松下電器がどのように経営改革を行ったか一橋大学の研究者たちによる分析。
松下電器の改革を営業、IT、人事、財務、理念などいくつかの切り口から分析していて、経営幹部のインタビューなども引用しており、日本企業分析の研究書であるのだが、非常に面白く読める。
特に松下電器の早期退職勧奨において「中学卒の社員が早期退職奨励の退職金を多くもらい、感激して、松下に入ってよかった」といって辞められたエピソードなどには驚かされた。
世界最大級の家電メーカーとして、この技術革新とグローバルな競争の激しい業界でよく長期間に渡ってリーダーを務めることができるなと感心させされる。その特異点たる理由が本書によって説明されている。
また、本書を作成するにあたって同社がかなり協力していることがわかった。一橋大学の企業幹部対象のMBAコースなどにも同社の方が受講されておられ、著者も中村社長と懇意であることから、このような本ができたのだろう。その点で大学ビジネススクールでの研究・教育はこのような形で進められるとよいのだなと思った。
松下電器の改革を営業、IT、人事、財務、理念などいくつかの切り口から分析していて、経営幹部のインタビューなども引用しており、日本企業分析の研究書であるのだが、非常に面白く読める。
特に松下電器の早期退職勧奨において「中学卒の社員が早期退職奨励の退職金を多くもらい、感激して、松下に入ってよかった」といって辞められたエピソードなどには驚かされた。
世界最大級の家電メーカーとして、この技術革新とグローバルな競争の激しい業界でよく長期間に渡ってリーダーを務めることができるなと感心させされる。その特異点たる理由が本書によって説明されている。
また、本書を作成するにあたって同社がかなり協力していることがわかった。一橋大学の企業幹部対象のMBAコースなどにも同社の方が受講されておられ、著者も中村社長と懇意であることから、このような本ができたのだろう。その点で大学ビジネススクールでの研究・教育はこのような形で進められるとよいのだなと思った。