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河野広中 (人物叢書 新装版) 単行本 – 2009/4/1
長井 純市
(著)
- 本の長さ279ページ
- 言語日本語
- 出版社吉川弘文館
- 発売日2009/4/1
- ISBN-104642052518
- ISBN-13978-4642052511
登録情報
- 出版社 : 吉川弘文館 (2009/4/1)
- 発売日 : 2009/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 279ページ
- ISBN-10 : 4642052518
- ISBN-13 : 978-4642052511
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,065,077位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 148,747位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
河野広中の生涯を、バランス良く纏めて一冊にした本。先行する河野広中関連書籍の誤りなども指摘してあり参考となる。良書と言えよう。
2009年12月20日に日本でレビュー済み
「天皇陛下万歳!自由万歳!立憲国民万歳!」
帯が刺激的であるが、自由民権運動の主軸を顕わしている言葉といっても過言ではない。三春藩出身の河野が、戊辰戦争から明治維新、そして自由民権運動と挫折を乗り越えようとする。その過程で「ナショナリズム」と「自由民権」がどのように合流していくのかが興味深い。
自由民権運動について、マル経歴史学者の述べている革命とは程遠く、はじめに「日本」ありきから始まっている事に注目すべきであろう。福島事件の発端である会津三方道路建設が一方で人民弾圧とも言われ、もう一方では地域発展の傾向もあった事を示唆しており、注目すべきであろう。今まで自由民権を弾圧してきた三島通庸に関しても、現在は評価も変わりつつある。そして、旧会津藩士族が急速に保守化し、三島と迎合してきたのはなぜか?又、一度は挫折した自由民権運動が、国会開設により河野広中も再び台頭してきたのは何故か?国事犯であった河野や旧会津藩士であった柴四朗らと福島を代表する国会議員となった事も合わせて考えると、明治政府が藩閥政府だけであったのかもう一度考えるべきではないのではないか?
余談であるが、会津研究家であった故宮崎十三八は、自由民権運動をして左派の捏造と言い切ったそうである。会津による自由民権運動史というものを察して知る言動ではある。
帯が刺激的であるが、自由民権運動の主軸を顕わしている言葉といっても過言ではない。三春藩出身の河野が、戊辰戦争から明治維新、そして自由民権運動と挫折を乗り越えようとする。その過程で「ナショナリズム」と「自由民権」がどのように合流していくのかが興味深い。
自由民権運動について、マル経歴史学者の述べている革命とは程遠く、はじめに「日本」ありきから始まっている事に注目すべきであろう。福島事件の発端である会津三方道路建設が一方で人民弾圧とも言われ、もう一方では地域発展の傾向もあった事を示唆しており、注目すべきであろう。今まで自由民権を弾圧してきた三島通庸に関しても、現在は評価も変わりつつある。そして、旧会津藩士族が急速に保守化し、三島と迎合してきたのはなぜか?又、一度は挫折した自由民権運動が、国会開設により河野広中も再び台頭してきたのは何故か?国事犯であった河野や旧会津藩士であった柴四朗らと福島を代表する国会議員となった事も合わせて考えると、明治政府が藩閥政府だけであったのかもう一度考えるべきではないのではないか?
余談であるが、会津研究家であった故宮崎十三八は、自由民権運動をして左派の捏造と言い切ったそうである。会津による自由民権運動史というものを察して知る言動ではある。