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薬と日本人 (歴史文化ライブラリー 67) 単行本 – 1999/4/1

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商品の説明

メディア掲載レビューほか

ドイツ医学が導入された日本での薬学の誕生と挫折の歴史,21世紀の薬学の役割を分析。医療従事者向け
1869年,相良知安の要請でドイツ医学が導入された。1871年,ドイツのミュレル,ホフマンの来日により,これまでの蘭方,英国医学,日本従来の漢方医学を統一し,ドイツ流医学システムを取り入れようとした。近代医学を推進するためにも医薬分業,そして薬学の必要性を唱え,薬剤師の役割を明確化するものであった。

1873年,日本初の薬事に関する法,「薬剤取調之法」,翌年には「医制」が制定。その後も相次いで「日本薬局方(1886年)」の公布,その薬局方を実効性のあるものにするための「薬律(1889年)」が制定されたが,附則第43条をめぐる議会などの抵抗で,明瞭な医学分業制度は消えた。しかし,医師一人による患者の診断,薬剤処方というシステムが日本従来の漢方医学に乗せ,我が国独自の医療体制が整えられるきっかけとなったのは確かである。

そして1996年,「薬剤師法」が制定され,医薬分業体制が日本でもやっと本格化するようになった。ようやく薬剤師が医療の場にて重要な役割が与えられるようになった。

そのほか,本書では文明開花が医学に与えた衝撃や,16世紀の南蛮医学伝来の意義,杉田玄白が訳した「解体新書」にまつわるエピソード,シーボルトが残した処方せんから現在に至るまでの医薬品の歴史についても触れている。 (ブックレビュー社)
(Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)
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ブックレビュー社

内容(「MARC」データベースより)

日本の近代医学は、ドイツ医学の導入と共に誕生し発展を遂げた。しかし導入された薬学が、長い間医療現場への参加を許されなかったのはなぜか、その経緯と経過から、今後の医療と薬学のあるべき姿を探る。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 吉川弘文館 (1999/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1999/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 231ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4642054677
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4642054676
  • カスタマーレビュー:
    3.0 5つ星のうち3.0 1個の評価

著者について

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山崎 幹夫
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上位レビュー、対象国: 日本

2015年3月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の近代から現代に移行する間の薬にまつわる事柄が述べられており、個々のエピソードが興味を盛り上げ、日本の薬が種々の歴史的背景を持つことが良く伝わる。しかし読後、私には現在の「日本人と薬」、「日本の薬学」の閉塞的な状態が強く浮かび上がってきた。