寄りかからず
などで、有名な茨木のりこさんのいくつかの詩集から、
編者の方が選ばれた詩。
詩を書いた作家は、
詩集というかたちの全部が作品なのだろう。
茨木さんの詩集を何冊かよんだが、
それが完成品なのだろうな、と思う。
こどもも読める詩集、
詳しくないと思っている読者でも手にとって読める詩集、
茨木のりこさんという作家の詩を楽しめる詩集
ということで、わたしは、好きだ。
はじめに心に残ったのが、
みずうみ
・・いい！
詩集のいいところは、
すぐにひびいてくるところ。
どのページを開いても、
安心して読める。
静かな気持ちになれる。
または、慰められ留。
または、しんみりと味わえる。
何冊か知人に贈った。
子ども達も、何かの時にわたしの本棚から手にとっているらしい。
かわいらしい表紙に自然に手に取る方も、
かわいらしい装丁で、手に取りずらい方も、
ぜひ、本棚に。
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