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スター・ガール 単行本 – 2001/4/1
- 本の長さ313ページ
- 言語日本語
- 出版社理論社
- 発売日2001/4/1
- ISBN-104652071973
- ISBN-13978-4652071977
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商品の説明
商品説明
主人公レオの学校に転校してきた彼女は、生徒の誕生日に歌を歌ってあげたり、土砂降りの雨の中で踊りつづけたりと、その突拍子もない行動でたちまち人気者になる。しかし、チアリーダーに誘われた彼女は、バスケットの試合で相手チームへも声援をおくり、学校中の生徒から無視されてしまうことに。そんな彼女から、ある日カードを受け取ったレオ。そこには「アイ・ラブ・ユー」の文字が書かれていた…。
「スターガール」に引かれながらも、枠にはまらないその強い個性をもてあましてしまうレオ。一方で、「ふつう」になろうと努力する「スターガール」。2人の物語は、いつしか不器用でもどかしい思いを繰り返した子ども時代の恋へと読者を誘ってくれる。圧巻は「スターガール」が、まるで「ハーメルンの笛吹き男」のように100組以上のカップルを従えて「ウサギのダンス」を踊るラストシーン。エネルギーに満ち、それでいてはかない若き日の恋を象徴したこの場面は、名画を見ているように幻想的だ。(中島正敏)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 理論社 (2001/4/1)
- 発売日 : 2001/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 313ページ
- ISBN-10 : 4652071973
- ISBN-13 : 978-4652071977
- Amazon 売れ筋ランキング: - 304,233位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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なにか読んでみたいと思っているひとにはお勧めの一冊です!!!
スターガールがスターガールであり続けることは、実はぼくがぼくらしくあることでもあった。
大人になって出会っていれば、みんなという曖昧なものよりも確かで大事なものが
何か分かったのに。
あるサイトで「スターガール」いいよぉ!
って言われた一言と表紙のシンプルさで読むことを決めた。
話の中盤、ぷっとにやけることが何度か…
また中盤、レオがスターガールと一緒にいる日々に吸い込まれた。
しかしスターガールからスーザンに変わったときにレオの気持ちがいやだった。
わたしはスターガールはスターガールでいて欲しかったから。
しかしスターガールに戻ったときあたしは嬉しかったがレオは違った。
なんで…なんで…って気持ちが胸いっぱいわいた。
また一番最後のスターガールが去ったあとの日々…最後の10頁は涙涙涙....
1行1行進むにつれて涙が溢れる…
スターガールがレオに対する思い、レオのそのごの行動に涙涙..
わたしはスターガールがその後どうなったか気になるが、それは読むひとの想像に任せる。私はただ心からいい本って思った。
自分らしさ、スターガールのように素直で優しく自分らしさをわすれない素敵な女の子になりたい。
表紙とタイトルに惹かれて買ったんだけど、正直、その時はまったくおもしろいと思えなかった。スターガールの性格の奇抜さにも、レオの嘘っぽいところにも、他の生徒の意地悪さにも、物語のラストにも、いちいち意味が分からなかった。何でこうなの?アメリカの話だから?って。それでその時は他の本を買えばよかったなぁって、本棚の奥のほうにしまって終わりで。
だけどこの前久しぶりだしって、何の気なしに読んでみたら、びっくりした。こんな本だったんだ、って。初めて読んだときは全然分からなかったことが、よく分かった。分かったっていうか、納得できたっていうのかな。どうしようもないことはあるんだって、今は知ってるから。
だからこの本は、年齢をおいて読み返すと、面白いと思う。感じることが、いちいち変わると思うから。
私は中1〜3まで不登校で、それは学校が嫌になったからだった。みんなに合わせなきゃいけない。それがたとえ悪いことでも。誰かを傷つけても。というのが本当に嫌だった。かといって、私はスターガールになれるわけもなく、ずっと一人でいた。きっと私は自分が何だか分からなくなってしまってたんだと思う。周りの価値観に、なろうとして。
スターガールは、ずっと学校に行ってなかった女の子。彼女は、初めから、周りの価値観に合わせなかった。彼女は、スターガールっていうのを演じていたんだと思う。彼女は自由に見えるし、すごくタフだ。本当は、みんなが「こうなりたい。こうでありたい」と思っている事を実際に行動してる。でも、だからこそみんな彼女に嫉妬する。そして彼女は、傷ついてないように見える。でも実は、スターガールだって普通の子。
それに気づいた時、私は驚いた。今まで知ってたキャラはみんな"底から"明るい人だけだったから。それは違う。真実じゃない。スターガールは、人間らしくて、そこがこの本を好きな理由だ。だって、スターガールが居そうな気がするから!
つまり、誰だって傷つく、その人が笑顔であっても。っていうのを知れたのはこの本のおかげ。人の目は気にせず、悲しくても笑顔で、人を楽しくする人。スターガールに、なぜ多くの人はなれないんだろう?スターガールはレオのために、自分を捨てることさえ出来るのに。
本の帯に<切ないストーリー>と書いてあったので心配だったが、結末はハッピーエンドだと私は信じているし、読んでる途中は結構泣いたけれど、読み終わってすごくハッピーになれた。今、私は不登校じゃない。昔の私みたいな状態の人にも、読んでほしいと思う本。読んだらなんか、爽やかな気分になった。
彼女の行動一つ一つは他人と異なる物で、人に不思議な印象を与え、
周りはもてはやしたり、存在を否定したり、とにかく戸惑います。
それは、彼女に何処か羨ましい気持ちがあり、それを否定したい自分
の葛藤の現れだと思います。
この本を読むと、今の自分に自身が持てるような気がします。
愛する気持ち、いとおしい気持ち、相手の為に誠心誠意尽す気持ち、
こんなに素敵な女の子はスターガールしか居ないはず。。。