地獄のオニの子「ブン」はいわゆる鬼っ子、まだ角も生えず、ちっとも鬼らしくならない鬼だ。そのブンがひょんなことから、事故で死んでしまった人間の男の子の体にもぐりこんでしまい、その子、ブンタロウとして暮すことになってしまった。人間の体を借りてブンは考える「鬼らしい鬼って何?人間らしい人間って?よい子になるってどういうこと?」ただ一人の理解者、お手伝いのオアキさんに守られて、やがてブンは立派な鬼として地獄に帰っていく。
小学校にあがってすぐ、比較的はやい時期にこの本を読んで、僕は泣いてしまいました。何に感動したのか、何故悲しくなったのか今ははっきり覚えていませんが、なんどもなんどもくり返し読んだことを覚えています。この機会にもう一度読んで、そのわけをさぐってみようかな。長新太さん描く、地獄図絵も秀逸。
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オニの子・ブン (フォア文庫 愛蔵版) 単行本 – 1994/1/1
山中恒
(著)
- 本の長さ178ページ
- 言語日本語
- 出版社理論社
- 発売日1994/1/1
- ISBN-104652073992
- ISBN-13978-4652073995
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
ブンはオニの子です。ジゴクのオニの世界に生まれたブンは、ちっともオニらしくなく、はみだし者でした。人間界に飛びこんだブンは、自分の道を自分できりひらいていくことの大切さを知ります…。
登録情報
- 出版社 : 理論社 (1994/1/1)
- 発売日 : 1994/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 178ページ
- ISBN-10 : 4652073992
- ISBN-13 : 978-4652073995
- カスタマーレビュー:
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